レムコ・エヴェネプールはキガリ山の3km手前の穴でバイクのサドルが2センチ下がるというアクシデントが発生。
ポジションが変われば当然、身体に受ける負担も違う。頂上手前1kmで痙攣となりレムコは後退してしまった。
問題は一度交換したバイクをまた交換したことだ。これについてレムコの従弟でありメカニックのダリオ・クロエック(Dario Kloeck) が答えている。
必要ない交換
Was this the moment that cost Remco #Evenepoel🇧🇪 Gold🥇at the #UCIKigali2025? The frustration said it all!! #Kigali2025 pic.twitter.com/oHlQCdte8o
— Richard Kwizera (@Muzungu4) September 28, 2025
レムコ・エヴェネプールは、上記動画のようにバイクを乗り換えた。ただ、この時にサポートカーを待った時間が42秒。
まず、この待った判断が正しかったのかということだ。通常はサポトカーがそばにきてから交換するのがセオリーのはず。
レムコとしては身体に影響があり、これ以上走れないと判断したからだが、この後のバイク交換が必要だったのかという疑問がメカニックから出ている。
チームメカニックのダリオ・クレックはこう証言している。
「2台目の自転車には何の問題もなかった。サドルの高さは他の自転車と同じだった。彼のバイクを3回計測した。
サドルの高さも2台目と同じだった。何が悪かったのかは後で詳しく分かるが、主にフラストレーションが原因だったと思う。彼は無駄に多くの時間を無駄にした。」
多分だけど、違ったポジションで乗っていると正解のポジションに乗っても違うと身体が判断してしまうのでは。次のバイク交換は必要なかったということになる。
タデイ・ポガチャルとレムコのゴールでのタイム差は1分28秒。仮に42秒を引くと46秒差。2度の追走がなければ、もう少し違っていたはず。
まあ、サドルが穴による衝撃で下がったことが最大の問題だった訳だけど。あと、トイレの問題もあった。今回はサーキットがほとんどだったので、仮設トイレが用意されていた。つまり1周待たないといけなかった訳だ。
我慢するのも大変だったのでは。
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