Total Direct Energieは、イタリアのスプリンターであるニコロ・ボニファツィオの2年の契約延長を発表。
そして、ニコロ・ボニファツィオの兄であるレオナルド・ポニファツィオ(Sangemini-Trevigiani – MG.Kvis)とジョフレ・スープ(Cofidis)の二人の移籍を発表した。
彼ら二人の移籍は、ニコロ・ボニファツィオのスプリントトレインを強化するためだ。
ニコロ・ボニファツィオ
Il est temps de vous annoncer la prolongation de notre sprinteur @Bonifazio_993 ⚡️✍️ Une excellente nouvelle pour le Team !
— Team Total Direct Energie (@TDE_ProCycling) November 18, 2019
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ニコロ・ボニファツィオは2013年Lampre – Meridaでワールドツアーデビュー。この時まだ彼は19歳という若さ。
3年Lampre – Meridaで走ったあとに2016年からTrek – Segafredoに1年在籍。ブエルタ・ア・エスバーニャでグランツールデビューを果たすが第7ステージで落車リタイヤしている。
2017年からBahrain Meridaに2年在籍。2018ジロ・デ・イタリアにも出場するがベスト3が3回と勝利まであと一歩だった。
2019年シーズン、ニコロ・ボニファツィオはTotal Direct Energieに移籍しシーズン6勝。
シーズン最初のLa Tropicale Amissa Bongo第1ステージから優勝。7ステージ中3勝をあげる活躍で総合優勝まで獲得した。
ツール・ド・フランスの最終ステージでは3位。スプリンターズ世界選手権ともいわれる最大ステージでの3位は彼の才能を表していると言っても良いだろう。
彼の今シーズンの活躍は契約を2シーズン延長することにつながった。
チームとしてもプロコンチネンタルチームでのUCI獲得ポイント1位を死守するためにニコロ・ボニファツィオの存在は必要なのだ。
レオナルド・ポニファツィオ
レオナルド・ポニファツィオは、ニコロ・ボニファツィオの2歳違いの兄で28歳。
2018にはNippo – Vini Fantiniで走っており、Tour du Loir et Cher E Provost (2.2)第1ステージで優勝。
2019年シーズンは、コンチネンタルチームのSangemini – Trevigiani – MG.Kvisで走っていた。
兄の移籍は、弟のスプリントトレインを強化することにある。
ジョフレ・スープ
過去4シーズンをコフィディスで過ごしたフランス人のライダー、ジョセフ・スープ。
ジョセフ・スープの役割は、チームのエーススプリンターであるナセル・ブアニを助けることだった。だが、ナセル・ブアニは思うように成績があがらずグランツールへの出場もかなわずジョセフ・スープのアシストの機会も制限された。
最終的にナセル・ブアニはアルケア・サムシックに移籍。ジョセフ・スープも新たな挑戦をするために、グランツールでニコロ・ボニファツィオのアシストをしたいと考えている。
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