EF Education-Nippoのクラシックハンター、アルベルト・ベッティオルがチームと更に2年の契約延長となった。
ジロ・デ・イタリアでも、何度も逃げを見せていた。そしてついに、最長ステージの第18ステージで、レミ・カヴァニャ、ニコラス・ロッシュを振り切って独走勝利をあげた。
これはしびれましたねえ~。後方ではサガンが「逃げるんじゃねえ」と回りを脅して(言ってないけど)逃げを成立させてましたね。
2か月シーズンインが遅れる
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アルベルト・ベッティオルと言えば、何と言っても2019年のロンド・ファン・フラーンデレンの勝利が思い起こされる。
フィニッシュまで17kmを残したオウデ・クワレモントでアタックを仕掛けて優勝。
これが彼にとってのワールドツアーレースでの初勝利となる。だが、クラッシックにおける実力は本物で、2019 E3 BinckBank Classicでも4位に入っている。
この独走力は、これまでのレースでも遺憾なく発揮されている。
だが、今年のアルベルト・ベッティオルはシーズンインが大きく遅れた。実は、昨年末から調子が悪く不調が続いていた。
その不調の原因は、慢性潰瘍性大腸炎だった。生命を脅かすものではなく、治療できるものだが、2か月ほど、シーズンインが遅れてしまう。
その後、ロンド・ファン・フラーンデレンの時には風邪を引いており万全ではなかった。ようやくジロの最中に調子が上がってきたという感じか。
チームでツールの勝利を目指す
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27歳となったアルベルト・ベッティオルは,確固たる目標を念頭に置いている。
まだ、より多くのレースに勝ちたいし、グランツールで優勝したい。
2019年のツール・ド・フランスではリゴベルト・ウランと共に戦い勝利に近かった。チームはそれを行うことが出来ると思うし、チームが大きなグランドツアーで勝利を得ることが出来るように自分自身戦おうと思う。
これから最盛期を迎えてくるので、更に勝利は望めるはずだ。
チームが自分を信頼してくれるので、留まることに決めたという。Nippoがタイトルスボンサーに入ったので、しばらくはチームは安泰だと思いますけどね。
アルベルト・ベッティオルが乗るCannondale SystemSix EVOについてはこちらで紹介してます。
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