3月22日からスペインのステージレース、ボルタ・ア・カタルーニャが開幕する。
第2ステージで個人タイムトライヤルもあるが、山岳クライマーが実力を発揮するステージが多い。
Israel Start-Up Nationは、クリス・フルームをエースナンバーに据えてメンバーを組んでいる。
今回は、ダン・マーティン、マイケル・ウッズ、ダリル・インピーにフルームとカルテットがそろい踏みだ。
Israel Start-Up Nationのメンバー
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マイケル・ウッズは気管支炎、ダン・マーティンは体調不良で、ティレーノ〜アドリアティコ は出場辞退していたが、無事に復帰となっている。
ダン・マーティンは、2013年に総合優勝しており、山岳コースは彼に適している。そして、マイケル・ウッズはツール・デ・アルプ第2ステージですでに勝利。
総合優勝はチームメイトのメカトラでアシストを失って逃がしているけど、コンデションは良いはずだ。
マイケル・ウッズは今年はカーポンニュートラルを宣言している。
レースでも再生可能なボトルを利用したり、プラスチック製品を使わないなど。レース移動の際の車両とサポートカー、キッチントラックとバスによって生成された排出量の分担金も支払うそうだ。
今回のカタルーニャでは、ステージ優勝を狙っている。総合はダン・マーティンが狙っていくだろう。
3人は高度キャンプから
ダリル・インピーもRoyal Bernard Drome Classicのワンデイレースで、2位となっており調子をあげてきている。
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ダリル・インピーは、ロードキャプテンとしてチームをまとめる。レース前にテネリフェ島で高度キャンプをフルーム、アレクサンダー・カタフォードと3人で行っており山岳ステージに備えて準備は万端だ。
一方、プロトン最高の年俸を稼ぎ出すクリス・フルームはボルタ・ア・カタルーニャには7回出場しており、トップ10には2回入っている。
フルームはチームのプレリリースで
このレースを、レースのフィットネスに向けて足をさらに押し上げる機会として利用する。
スペインの道路でレースをするのが大好きで、山で自分がどのように進歩したかをテストするのを楽しみにしている。
と述べており、またもアシストとして走るようだ。
まあ、大けがからの復帰というのは年齢を重ねるほどに時間がかかる。フルームの場合には、この時期には例年アシストとして走っているので、通常だと言えばその通りなんですけどね。
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