チームイネオスのミハウ・クフィアトコフスキは2020年当初のレーススケジュールではサントス・ツアーダウンアンダーから出場することになっていた。
だが、ダウンアンダーのスタートリストに彼の名前はない。当初12月中の落車が原因だというニュースだけあったのだが、詳細はわからず。
すでにミハウ・クフィアトコフスキはボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナで開幕レースを走っている。
12月のクラッシュの原因
事故で大腿四頭筋を痛めたので2週間リハビリを余儀なくされた。幸いなことに、1月にはトレーニングに戻れたから良かった。
残念ながら、ツアーダウンアンダーはパスしなければならなかったが、グランカナリアでトレーニングすることが出来たのでOKかな。
シーズンの残りの部分に影響しないことを願っている。
バレンシアでシーズンをスタートし、続いてブエルタ・アオ・アルガルヴェ、ストラーデビアンケ、その他のクラシックに出場する予定だ。
スクーターと事故して大腿四頭筋を痛めていたとしたら、結構なケガなはず。しかも、2週間もリハビリとなると症状もひどかったのだろう。
ホント後に影響が出ないと良いですが。
Long day out with @kwiato 😎🚴🏻♂️🚴🏻♂️💨 #cycling #grancanaria #trainingcamp pic.twitter.com/KcprJNhb7e
— Chris Froome (@chrisfroome) January 24, 2020
これで何故オーストラリアにいなくてカナリア島にいたのか、納得がいきました。クリス・フルームと一緒にトレーニングしていた訳ですね。
ツール・ド・フランスではキーマンとなる
昨年のミハウ・クフィアトコフスキは前半は良かったが、ツール・ド・フランスは絶不調。ツール後もディフェンディングチャンピオンである自国のポーランドツアーもキャンセルするくらい調子が悪かった。
これは長年のレースによる疲労が原因。走りすぎたらキッチリと休養も取らなければならない。
シーズン後半のほとんどの重要レースを回避し、リフレッシュしたことで心も身体も回復したようだ。
ミハウ・クフィアトコフスキは2020ツール・ド・フランスに再び出場する。今年の彼の走りは違うはず。
彼が出場することでツールのメンバーは更に強化される。
これにパヴェル・シヴァコフもアシストとして出場するという情報もある。リチャル・カラパスはジロも出場するので山岳でのアシスト。
ミハウ・クフィアトコフスキは平地でも山岳でもアシスト出来る。あとは平地も引っ張れるアシストが入ればバッチリだろう。
Team Jumbo-Vismaに対抗するには、ミカウ・クウィアトコウスキーのコンデションが重要だ。山岳でエースが丸裸にならないようにしなければならない。
昨年までスーパーアシストをしていたワウト・プールスはいない。確実に山岳でエースをアシスト出来るライダーとしてミハウ・クフィアトコフスキの足は欠かせないのだ。
コメント