アイルランドのアパレルブランドEndura。今シーズンはモビスターとのスポンサー契約を解除している。これはUCIがジャージに空力的な処置をしてはならないと規定したため。
Enduraは、ブランドの取り組みとして大気中の炭素量を削減するために、毎年100万本の木を植えることを発表した。
1 MILLION TREES. EVERY YEAR.
企業としてこれまでも、パッケージを再生利用可能なものにしたり、PTFE(フッ素樹脂)を使用しない。リサイクル可能な素材での製造などグローバル企業として取り組みをしていた。
衣料品製造業として出来る限りの努力をしてきた訳ですね。
そして、最終的には木を植えて気候変動への対処を決定したようだ。
最初のプロジェクトでは、ブランドはモザンビークのマプト湾地域のマングローブの復元を選択。この地域はかつて巨大なマングローブ林と河口に覆われていたが、これらは最近数十年にわたって人間の活動によって破壊されてしまった。
ブランドは、これらの森林システムを修復、植林、保護するために地元のコミュニティと協力し、鳥や哺乳類の絶滅危惧種に生息地を提供し、地元での雇用を提供している。
さらに、スコットランドの故郷に在来種の樹木を植えるために、地元でもプロジェクトに取り組んでいる。
Enduraの共同設立者でブランドディレクターのPamela Barclay氏は、次のように述べている。
それは1つの世界です。したがって、できるだけ早く、安く、保護できる場所ならどこでも木を植えます。これまでも振り返り何かをすることは出来ていたはずだ。
私たちは違いを生む本物に集中する必要がある。気候変動を止めなければ、クリーンアップする世界はありません。
Enduraは、ランカスター大学のビジネスにおけるペントランドサステナビリティセンターと提携できることを誇りに思っていると述べている。
そのメッセージは、地球が直面しているすべての環境の課題のうち、「他を上回る」ものがあり、それが地球気候緊急事態であり、地球温暖化を1.5C以下に保つことは未来に向けて必要なことだとしている。
調査によると、森林再生は、現在利用可能な大気を脱炭素化するための「最良の解決策」の1つと言われている。
コメント