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半年チーム・レースなし「自分が何をしているのか分からなかった」デレク・ジーが語る苦悩とLidl-Trekでの復活

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Image credit: chan
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Israel – Premier Techとの契約を途中解除して、ようやくLidl-Trekとの契約に至ったデレク・ジー。

 

2025年6月28日のカナダ選手権ロードで優勝してから、ずっとレースにも出ていない状態。コーチもチームもない状態でどうやって精神、肉体的な面を維持していたのか。

自分自身がコーチをしていたんだけど、正直に言うと自分が何をしているのか分かっていなかった、と。

耐えがたい状態をクリアーしたデレク・ジーが苦悩の時間を語っている。

 

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「自分自身がコーチだった」苦悩の日々

 

2026年シーズン、Lidl-Trekのジャージを身にまとい、ジロ・デ・イタリアに向けて全速力で準備を進めるデレク・ジー=ウェスト(旧名:デレク・ジー)。

結婚して奥さんの名前を入れているけど、ここではデレク・ジーで書いていきます。

しかし、その輝かしい再スタートの裏には、Israel – Premier Techとの契約終了後、半年間も所属チームが見つからないという暗闇の期間があった。

 

昨年はまさにジェットコースターのような一年でしたね。今はかなりホッとしているのでは?

とてつもなく(Massively)、安堵しているよ。ええ、間違いなく奇妙な一年だったから、集団に戻って、またレースができることに心から安心している。

 

契約交渉の真っ只中だったため、当時の状況については多くを語れませんでした。ジロで総合4位、ナショナル選手権優勝と最高の滑り出しだったのに、突然すべてが止まってしまった。何があったのですか?

多くの理由から、実際に話せることはあまりないんだ。あまり深入りしたくないというのもあるし、新しいチームやスポンサーへの敬意として、今はただ未来に目を向けたいと思っている。

間違いなく大変な状況だったが、シーズン後半にレースから離れていたことが、復帰にあたって大きな損失にならないことを願っている。

 

ブエルタも、地元カナダのGPも、世界選手権も走れなかった。半年間のブランクの影響は?

大きな問題にはならないと期待している。12月のチームキャンプに参加してテストを行ったんだけど、数値などの全てが去年の12月と同じレベルにあるようだった。

だから、フィジカルな面では何も失っていないと感じている。

 

以前のチームではグランツールでの絶対的なエースでしたが、Lidl-Trekにはフアン・アユソーやジュリオ・チッコーネといった強力なリーダーたちがいます。役割はどう変わりますか?

非常に興味深いことになるだろうね。会話からも感じるが、このチームはものすごく野心的だ。 トップチームの選手層の厚さを見れば、戦略的に複数のリーダーを持つことは重要だ。

複数のGC(総合)ライダーがいれば、チームはより多くのレースで主導権を握れるから、とても楽しみにしている。

 

今シーズンの目標はやはりジロ・デ・イタリアでしょうか?

ええ、ジロは間違いなく僕のお気に入りだ。僕の心の中で特別な場所を占めているし、あのレースが大好きなんだ。

今年はジロに戻る計画だ。マッズ・ピーダスンやジョナサン・ミランといった世界最高のスプリンターがいるので、これまでとは全く違うアプローチになるだろうけど、戻ることにワクワクしている。

 

シーズンのスケジュールは?

今はトレーニングキャンプをこなして、2月のヴォルタ・アン・アルガルヴェで始動する予定なんだ。その次はたぶんカタルーニャだね。

ツール・ド・フランスに出る可能性は低い。アユソーやマッズ・ピーダスンが行くことになっているから。その代わり、ナショナル選手権のタイトル防衛には戻るつもりだ。

 

ところで、あなたの新しいナショナルチャンピオンジャージのデザインがSNSで「地味すぎる」などと話題になっていますが、見ましたか?

(笑)ええ、見たよ! 実は面白いことに、あれは以前からあるデザインなんだ。ホルムグレン姉妹も着ていたんだけど、彼女たちはいつも世界王者やパンアメリカン王者のジャージを着て勝ってしまうから、目にする機会がなかっただけなんだよ。

確かに「カナダ!」と叫ぶような派手さはないけど、今年の白いバイクのデザインには合っていると思うよ。

 

イザベラ・ホルムグレンと、妹のアヴァ・ホルムグレンはシクロクロスでも活躍している。

 

最後に、ご結婚(ルビー・ウェスト選手と)おめでとうございます。

ありがとうございます。少し寒かったけど、素晴らしい一日だった。

 

半年もレースから遠ざかったのは本当に残念。キャリア絶頂の時期に出れず、契約などの問題ばかり。かなり精神的にも辛かったはず。

ジロ・デ・イタリアでは、ジュリオ・チッコーネとダブルエース体制。スプリントはジョナサン・ミラン。ステージではティボー・ネイスが狙っていくか。

まずは、半年走れなかったデレク・ジーの上りでのアタックに期待したいところ。

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