ここまでポール・マグニエが3連勝。この秘密は以下でわかる。
第4ステージ 巴馬~金城江 176.8km

コースプロフィール photo tourofguangxi
このステージは山岳のように見えるけれど、獲得標高は2,499m。丘陵ステージといっても良いだろう。公式的にはクイーンステージと言われているそうだ。だが、登りフニッシュでもない。
リーダーのポール・マグニエはジュニア時代には、アルペンクラシックで3位に入っている。もし、残れていればスプリントだ。
- 2級山岳 KOM (4.8 km・6.3%)
- 2級山岳 KOM (5.4 km・4.1%)
- スプリントポイント Donglan
- 2級山岳 KOM (2.7 km・4.7%)
- 3級山岳 KOM (3.8 km・6.3%)
- スプリントポイント Sprint #2
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
ニュートラルスタート。
オフィシャルスタート。
6人の逃げ
6人が逃げている。
- シモン・グリエルミ Arkéa – B&B Hotels
- スタン・デウルフ Decathlon AG2R La Mondiale Team
- マイケル・レナード INEOS Grenadiers
- シモン・グリエルミ Arkéa – B&B Hotels
- ローガン・カリー Cofidis
- ミケル・ヴァルグレン EF Education-EasyPost
2級山岳 KOM (4.8 km・6.3%)
ポイント獲得順位
- シモン・グリエルミ Arkéa – B&B Hotels 8ポイント
- スタン・デウルフ Decathlon AG2R La Mondiale Team 4ポイント
- マイケル・レナード INEOS Grenadiers 2ポイント
シモン・グリエルミがパンク。
2級山岳 KOM (5.4 km・4.1%)
ポイント獲得順位
- シモン・グリエルミ Arkéa – B&B Hotels 8ポイント
- スタン・デウルフ Decathlon AG2R La Mondiale Team 2ポイント
- マイケル・レナード INEOS Grenadiers 2ポイント
スプリントポイント Donglan
ここは INEOS Grenadiersのマイケル・レナードがトップ通過。
ポイント獲得順位
- マイケル・レナード INEOS Grenadiers 6ポイント・3秒
- スタン・デウルフ Decathlon AG2R La Mondiale Team 4ポイント・2秒
- ミケル・ヴァルグレン EF Education-EasyPost 2ポイント・1秒
集団はTeam Picnic PostNL、Soudal – Quick Stepが引いている。タイム差は3分10秒。
2級山岳 KOM (2.7 km・4.7%)
ポイント獲得順位
- スタン・デウルフ Decathlon AG2R La Mondiale Team 3ポイント
- シモン・グリエルミ Arkéa – B&B Hotels 2ポイント
- ローガン・カリー Cofidis 1ポイント
残り42.8kmで2分48秒差。
3級山岳 KOM (3.8 km・6.3%)
ポイント獲得順位は
- スタン・デウルフ Decathlon AG2R La Mondiale Team 3ポイント
- シモン・グリエルミ Arkéa – B&B Hotels 2ポイント
- マイケル・レナード INEOS Grenadiers 1ポイント
残り28.1kmで35秒差となってしまった。スプリントポイントまで粘れるか。
ポール・マグニエは、集団にちゃんといる。これは~。
先頭集団にいたシモン・グリエルミは集団に戻っている。すでに30ポイントで山岳賞トップなので目標達成だ。
シモン・グリエルミは来年の契約はまだない。Arkéa – B&B Hotelsは、ライセンス申請ができていないので消滅の可能性は非常に高い。ここで目立っておかないといけないのだ。
先頭は二人に。
- スタン・デウルフ Decathlon AG2R La Mondiale Team
- マイケル・レナード INEOS Grenadiers
UAE Team Emirates – XRGが集団を引き出した。
ここでマイケル・レナードがあきらめた。
あ~、スタン・デウルフが捕まった。UAE Team Emirates – XRGのヨナタン・ナルバエスがアタックだ。
スプリントポイント Sprint #2
ヨナタン・ナルバエスがトップ通過。
- ヨナタン・ナルバエス UAE Team Emirates – XRG 6ポイント・3秒
- ポール・ダブル Team Picnic PostNL 4ポイント・2秒
- アントン・チャーミグ XDS Astana Team 2ポイント・1秒
最後の攻撃が始まる。
Team Visma | Lease a Bikeのニクラス・ベーレンスだ。
残り6.2kmで8秒差。
集団が真後ろに。
ニクラス・ベーレンスが捕まった。
Groupama – FDJが集団けん引。
先頭はTeam Jayco AlUla。
アシストが外れていく。
Team Jayco AlUlaが先頭。
ポール・マグニエが見えてきた。
ポール・マグニエが最前列に。
左からTeam Picnic PostNLのパベル・ビトナー、ポール・マグニエ、Groupama – FDJのポール・ペンホーエ。Team Jayco AlUlaは誰だろうか。
パベル・ビトナーとポール・マグニエの勝負だ。
皆がハンドルを投げる前に、ポール・マグニエが上体を起こす。
またもポール・マグニエだ~!
ポール・マグニエはステージ4連勝。今シーズンの18勝目。このステージがクイーンステージだったのならば、あとは~。
しかし、明日の第5ステージには、最後に1級山岳がある。3.2kmで7.3%勾配なので、こちらで総合が決まるのでは。短いけれどポール・マグニエが残れるだろうか。
ただ、タイム差は総合2位のヨルディ・メイウスまで26秒差ある。スプリンターは残れなくてもパンチャーならば。思い浮かぶのはあの男だが。
リザルト
優勝したSoudal – Quick Stepのポール・マグニエ
強力な先頭集団をコントロールするのは簡単ではなかった。4日間も逃げ集団を追いかけ続けて、みんな疲れていたからね。でも最終的にはGCチームも助けてくれて、なんとか集団を戻すことができた。チームメートに感謝したい。彼らなしには不可能だっただろう。
今日は遠いところからスタートしなければならなかったけど、最終的には自分の力でやり遂げることができた。長くてハードなスプリントだったけど、それをやり遂げることができて嬉しいよ。スロバキア、クロアチアに続いて、また4勝を挙げることができたのは素晴らしい気分だよ。
第4ステージ リザルト
総合
ポイント賞
山岳賞
新人賞
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