世界選手権3連覇をしていたサガン。
さすがに、山岳の厳しいインスブルックのコースでは王者となることは出来ず。
ついに、世界チャンピオンの証であるレインボージャージを脱いでしまうことに。
このたびサガンが新しいジャージを披露してくれましたが、あんまり変わってないように思うのは私だけでしょうか?
レインボージャージとは
フランス語でマイヨ・アルカンシェル(Maillot arc-en-ciel)と呼ばれ、世界自転車選手権で優勝した選手に与えられるジャージ。
マイヨ・アルカンシェルの言葉の意味は
マイヨはフランス語。3つ意味があるけれども、自転車の場合には運動着(ジャージ)のこと。
アルカンシェルもフランス語で虹。緑、黄、黒、赤、青が5大陸を表している
ストライプ(虹=アルカンシエル)が襟と袖にある。
ちなみに英語では「レインボージャージ (Rainbow jersey)」
イタリア語では「マリア・イリダータ (Maglia iridata)」と呼ばれてます。
サガンの新しいジャージ その違いは?
私もよくよく観察したのですが、どうやら違いはお腹まわりのスロバキアの国旗の色だけですね。
サガンは、2018年のスロバキア国内選手権で優勝しているので、これから国内チャンピオンのジャージを着て走ることになります。
ちなみにスロバキアの国旗は白と青と赤なのでその色がジャージにそのまま入ってますね。
ちなみに、こちらは2016年に着用していた世界チャンピオンジャージ。
所属していたティンコフのチーム名が入ってますね。
サガン。この頃は思いっきり長髪。
BORAには国内チャンピオンが一杯いる
サガンの所属するボーラ・ハンスグローエ(BORA- HANSGROHE)
- BORAはシステムキッチン
- HANSGROHEは水洗器具メーカー
チームは2010年に設立されていた。ただ、ティンコフの解散で8人をゲット。
この中にサガンがおり、チームは一気にワールドツアーチームに昇格。
ワールドツアー初年度は33勝を挙げて、グランツールでも全て区間勝利を上げた。
これはクイックステップとチーム・スカイと並んでおり、2017年は素晴らしい成績を上げた。
ここで2017年のチーム紹介の写真ですが、この中だけでも4人もチャンピオンジャージを着ている選手がいます。
左上から順番に
- ドイツ マルクス・ブルグハルト
- オーストラリア グレゴール・ミューンベルガー
- スロバキア ユライ・サガン サガンのお兄ちゃん
さらに、写ってないけどチョコの国内タイムトライヤルチャンピオンのヤン・バルタ。
ラトビア国内タイムトライヤルチャンピオン アレクセイス・サラモティンスと計6人のチャンピオンジャージを着た選手がいた。
もう、BORAのチームジャージを着た選手のほうが少ないくらいチャンピオンだらけ。
そして、2018年も沢山の国内チャンピオンをBORAの選手取りました。
- ポーランド マツィエイ・ボドナル
- スロバキア ペーター・サガン
- ドイツ パスカル・アッカーマン
- オーストリア ルーカス・ペストルベルガー
これだけ、国内チャンピオンがいるチームですから強いはずです。
サガンは2021年までチームと契約
BORAがサガンとの契約延長を急いでいるとは紹介してましたが、まさか世界選手権前に契約延長を発表するとは~
これでチームとしては、万々歳で3年間は安心して運営が出来るというものですね。
サガンにも頑張って貰って、来年のイギリスである世界選手権で良い所を見せて貰いたいです。
少し痩せたら、山も楽になるんでしょうけど、スプリント勝負がサガンの良い所ですから難しい所ですね。
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