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2025 イル・ロンバルディア レムコ・エヴェネプールは来年にはタデイ・ポガチャルに引退を勧める

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Photo credit: Mia Battaglia photography on VisualHunt
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スタート前には勝つためにきたと言っていたレムコ・エヴェネプール。

 

だが、パッソ・ディ・ガンダで、ラファウ・マイカ、ジェイ・ヴァインが猛烈に引き、集団は粉砕。残り5人となったところでジェイ・ヴァインがタデイ・ポガチャルに合図。

タデイ・ポガチャルがアタックをかけたが、レムコ・エヴェネプールは反応できなかった。結局ゴールでは1分48秒の差がついていた。昨年の3分16秒と比べると改善されたとも言える。最後の登りで脚をつくアクシデントがなければ、もう少しタイム差少なかったはず。

レムコ・エヴェネプールのインタビューを見てみよう。

 

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1、2年で引退を~

日本語字幕でみると内容がわかる

 

上記のインタビューの冒頭でラスト3kmでモトバイクに阻まれたという話があった。これが後ろのTudor Pro Cycling Teamのマイケル・ストーラーとタイム差が近かったら問題になっていたはず。

 

 

15%の急こう配で前を阻まれると走ることは困難だ。大事にならなくて良かった。脚をついたので上記写真左の二人がレムコの背中を押して助けていた。

 

全体を通して今日の走りは?

うん、かなり良かった。ゴールまで一人で逃げ切る選手を除いてはね。僕たちはマティア・カッタネオ、ピーター・セリー、他の全員が一日を通してアシストしてくれた。

だから、ポジションを心配する必要はなかった。下りでも前にいたからうまくいった。最後から2番目の登りのポジションも本当に良かった。すぐにUAE Team Emirates – XRGの後ろに陣取っていた。

タデイ・ポガチャルの攻撃があった瞬間、その前の数分間が非常にペースが高かったので、反応するのはほとんど不可能だった。だから、僕は自分のリズム、自分のペースで走らないといけなかった。

最終的には、マイケル・ストーラーとクイン・シモンズと一緒にトップを走り切ったけど、下りで彼らを抜くことが出来たんだ。

 

去年と比べてタデイ・ポガチャルとの差を縮めましたね。

はい、その通りですね。少し違っていたが、ある時点で同じギャップを保っていた。同じタイム差だったというは事実だ。結局、この2か月ほどのレースの出来には満足している。

9月の初めからしかレースに出ていなかったので、1か月半くらいだ。だから、このチームでシーズンとキャリアを終えることができてただただ嬉しいよ。

 

ポガチャルは、ほかのレースで走るべきでしたか?

1年か2年後にポガチャルに辞めてもらうべきかも(笑。

いや、彼のレベルを目指して努力するのはいいモチベーションだよ。ここ数週間、常にそのために戦い続けてきた。冬には彼に近づけるように努力するつもりだ。

 

今朝も本当に集中してましたね。レース中に何か感情が沸き上がってきましたか?

ええ、大丈夫でした。私のこのチームのリーダーであり、このチームのために沢山の勝利をおさめることができて、とても幸せで誇りに思っている。

今朝言ったようにあと1回、最大限のチャンスを与えるつもりだったし、またそれが出来たと思う。私は最後まで戦い続ける男であり、同じことをした。

チームメイトにもそう言った。すべてがうまくいったので満足している。この7年間は一生忘れられない思い出になると思う。でも、今は新しいことを始める時期だと思う。

 

昨年末の交通事故に始まり、シーズンインは遅れ、ツール・ド・フランス前にはベルギー選手権の落車で肋骨を痛め途中リタイヤ。

それでも世界選手権個人タイムトライヤルでは三連覇。ロードでも2位となり、ヨーロッパ選手権タイムトライヤルのタイトルも獲得した。

あとは、タデイ・ポガチャルという偉大なライダーとの差を縮めることだけだ。

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