今年のツール・ド・フランスもファンとの接触の事故が発生している。
まずは、Soudal – Quick Stepのヤン・ヒルトがスタート前にサインして、チームバスに戻っている時に、バリアを飛び越えてきたファンと接触。前歯を3本折っている。
ヨナス・ヴィンゲゴーもスマホに
Yeahh, we don’t need a stage ruined because of a basic photo taken on a phone#TDF2024 pic.twitter.com/z8OupXvXUN
— Mathew Mitchell (@MatMitchell30) July 3, 2024
ゴール手前16kmで、スプリンターチームがスピードをあげている時のことだ。
問題の観客は、完全に道路の中に入っている。路側帯の中ではあるけれど、集団が道一杯に広がって走ってくるのだから、道路外でみないといけない。
ヨナス・ヴィンゲゴーは、前だったのでなんなく避けている。しかし、後ろを走るマッテオ・ヨルゲルソンは、頭を下げる事態に。
後ろを走る、Lotto Dstnyのライダー達も同じだ。撮影していた観客は、危険に気づいて避けている。非常に危ない場面だった。
第2ステージではスマホにぶつかる
🙏 Rispettate i corridori, per favore!
🙏 Please respect the riders, stay away from the road!
🙏 Respectez les coureurs, restez bien en dehors de la route !#TDF2024 pic.twitter.com/tw4eOo70Z9
— Tour de France™ (@LeTour) June 30, 2024
上記は第2ステージでのこと。撮影していた女性のスマホがEF Education-EasyPostのライダーのヘルメットに当たっている。
落車していたら、高速で走る集団で大惨事になっていたのは間違いない。
昨年のツール・ド・フランス第15ステージでは、セップ・クスがスマホで頭を殴られている。これもスマホで乗り出して撮影していたためだ。
2021年ツール・ド・フランスの開幕レースでは、Jumbo-Vismaのトニー・マルティンが観客の看板にぶつかって集団は大落車をおこしている。
注意されているけれども、最近はスマホ撮影が増えて更に危険度は増している。ゴールスプリントでもスマホに当たった例は沢山ある。大きな事故が起こらないと良いのだけど。
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