2023 ツアー・オブ・ブリテン第2ステージ　第1ステージの再現なるか?

第1ステージからJumbo-Vismaは他チームを圧倒。

すでにJumbo-Vismaで契約更新が決まったオラフ・コーイがワウト・ファンアールトのリードアウトを受けて勝利している。

 

ワウト・ファンアールトも、そのあと踏みなおして2位に入る所が凄い。サム・ベネットはスプリントの本職なのにやられてしまうのだから恐れ入る。

第2ステージも同じパターンとなるか。

 

第2ステージ     レクサム～レクサム  109.9km

 

スタートは、ウェールズ北部のレクサム。8年ぶりにツアー・オブ・ブリテンのルートスケジュールに復帰している。

第2ステージの長さはわずか109.9km。スタート後、選手たちは時計回りにチェシャーに向かう。その後ウェールズに戻り、3級山岳エイトンへの登りを越えてジョンズタウンの中間スプリントに進む。

最後の登りも丘のようなものなので、距離も短いしJumbo-Vismaはスプリントに持ち込むはず。

 

1. 3級山岳　エイトン　 1.4km・2.9%
2. スプリントポイント　ジョンズタウン

 

スタート前

オラフ・コーイはリーダージャージ。多分、このステージはキープでは。

 

 

昨日逃げに乗った、TDT-Unibet Cycling Teamのハリー・タンフィールドは先頭に並んでいる。ワウト・ファンアールトは、ポイント賞ジャージ着用。

 

INEOS Grenadiersのトム・ピドコックは最後尾。Israel – Premier Techのステューブン・ウィリアムズと話をしている。

 

ニュートラルスタート。

 

Uno-X Pro Cycling Teamのラスムス・ティレルは先頭で走っている。

 

さあ、オフィシャルスタート。

 

まずは、TDT-Unibet Cycling Teamのアブラム・ストックマンがアタック。

TDT-Unibet Cycling Teamは、来年プロチームとなるが、Jumbo-Visma Development Teamで走るオーウェン・ゲライン(Owen Geleijn)と合意を結んだとされている。

 

さらに二人がジョイン。

 

4人の逃げ

3人が追いついて4人の逃げが完成。

1. Jacob Scott(Bolton Equities Black Spoke)
2. カラム・オーミストン　Global 6 Cycling 
3. Finn Crockett(Saint Piran)
4. アブラム・ストックマン TDT-Unibet Cycling Team

 

Movistar Teamのフェルナンド・ガビリアが落車。

 

集団はJumbo-Vismaが引く。先頭はヨス・ファンエムデン。

 

Movistar Teamのフェルナンド・ガビリアは、落車から集団復帰。

 

残り89.5kmで41秒差。トム・ピドコックのパワーデータが出ているけど、時速45km/hで走っている様子。

 

あれ、まだフェルナンド・ガビリアは集団に追いついてなかった。右手を治療して貰っていた。

 

ワウト・ファンアールトは、前のほうで走っている。残り65.5kmで44秒差。全くタイム差は与えない。

 

逃げに乗っているGlobal 6 Cyclingのカラム・オーミストンは2023ツール・ド・ルワンダ第5ステージで勝利している。

 

私が見ている時には、ヨス・ファンエムデン以外が先頭を引いている所を見たことがない。

38歳で今年で引退となるが、2023オランダ選手権個人タイムトライヤルで優勝しており、力の衰えは感じさせない。

 

ステファン・クライスヴァイクがヨス・ファンエムデンと先頭交代。308wで引いている。2019ツール・ド・フランス総合3位。

2023ツール出場の予定だったけれど、クリテリウム・ドーフィネの落車が響いてしまった。

 

残り26.6kmで20秒差。完全にコントロールされている。

 

後方から一人追ってきている。

 

3級山岳　エイトン　 1.4km・2.9%

先頭は3級山岳ポイントを通過。

1. Finn Crockett(Saint Piran)　4ポイント
2. Jacob Scott(Bolton Equities Black Spoke)　3ポイント
3. アブラム・ストックマン TDT-Unibet Cycling Team　2ポイント
4. カラム・オーミストン　Global 6 Cycling 　1ポイント

 

先頭は二人に。タイム差10秒しかない。

1. Finn Crockett(Saint Piran)　
2. アブラム・ストックマン TDT-Unibet Cycling Team

 

スプリントポイント　ジョンズタウン

スプリントポイントも越えた。ただ、集団には泳がされている。

1. アブラム・ストックマン TDT-Unibet Cycling Team　10ポイント
2. Finn Crockett(Saint Piran)　　7ポイント
3. フレドリック・ドゥパーネス　Uno-X Pro Cycling Team　5ポイント
4. パトリック・ペヴィン　Team dsm – firmenich　3ポイント
5. ヨス・ファンエムデン　Jumbo-Visma　1ポイント

 

先頭の二人がようやく捕まる。

 

残り11.7km。ここから登りとなる。

 

残り10.2km。INEOS Grenadiersが先頭に上がってくる。

 

集団牽引していたステファン・クライスヴァイクは集団最後尾に。

 

残り6.2km。頂上を越えた当たり。

 

残り3.6km。Jumbo-VismaとINEOS Grenadiersが先頭。

 

残り2.5kmでBORA – hansgroheが上がってくる。

 

残り1.7kmでもBORA – hansgroheが先頭。4人でトレインを組んでいる。

 

さあ、Jumbo-Vismaが上がってくるか。

 

あっと後方で落車。

 

後続は上手くよけている。

 

落車したのはTeam dsm – firmenichのトビアス・ルンド・アンドレセン。前に上がろうとしたけれど、先頭が右に進路を変更していったので行き場がなくなってしまった。

ぶつかったのはオラフ・コーイ。

 

落車の影響もあり、登り終えて先頭は5人に。エドアルド・アッフィニ、ワウト・ファンアールト、オラフ・コーイの並び。後ろはBORA – hansgroheのダニー・ファンポッペル、サム・ベネット。

 

エドアルド・アッフィニの引きが終わってワウト・ファンアールトにチェンジ。

 

ワウト・ファンアールトが加速してオラフ・コーイを引く。完璧だ。

 

ゴール前でワウト・ファンアールトがオラフ・コーイをリリース。

 

あとは、オラフ・コーイがフルもがきするだけだ。

 

またもオラフ・コーイの勝利。ワウト・ファンアールトも手を上げる。昨日と全く同じ光景。

 

2位はBORA – hansgroheのダニー・ファンポッペル。3位にワウト・ファンアールトが入った。4位はサム・ベネット。

サム・ベネットは、どうにもならないと首を振りながらゴール。第3ステージもスプリントが予測されており、オラフ・コーイのハットトリックとなるかもしれない。

 

リザルト

オラフ・コーイのコメント

日曜日のライドの後、誰もが逃げをコントロールするのか私たちを見た。その日のフライトを計算するために2人のライダーを配置した。

最後の3kmに向けて非常に速く進み、わずかに下り坂になった。探索を終えた後、私たちは最後の 1kmを最初にスタートしなければならないことがわかっていた。私たちはそれに成功した。

その後、ワウトはわずかに傾斜した道を登り始めたが、その後、誰もが苦しんでいることがわかった。その後は全力疾走するだけだった。

今、３連続ゴールを考えているのだろうか？

選手たちは2日間一生懸命走ってきたが、これを続けなければならないとしたら一週間は長くなるだろう。したがって、どのようにアプローチするかについては引き続き議論する。

残り2kmではTeam dsm – firmenichのトビアス・ルンド・アンドレセンと一瞬接触して、その後激しくクラッシュしてましたが。

私たちは左から右に進み、それからフェンス（コーン）のすぐ近くを運転した。そのようなことが起こるのを見るのは決して楽しいことではない。

 

第2ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞