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2024 ツール・ド・フランス獲得賞金トップチームと個人のランキングは?

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2024 ツール・ド・フランスの獲得賞金額が発表された。

第1週は、ビニヤム・ギルマイが活躍したIntermarché – Wantyがトップ。第2週までのトップは、UAE Team Emiratesだった。

 

第3週の結果も誰もが予想のつく形となっている。

 

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個人獲得賞金ランキング

 

上記は過去4年の結果だけど、総合優勝すると50万ユーロ貰えるので、チームトップは決まってくる。当然の結果だけど今年はタデイ・ポガチャルが6勝と勝ちすぎて賞金額も突出している。

 

  1. タデイ・ポガチャル: 621,180ユーロ(約1億300万円)
  2. ヨナス・ヴィンゲゴー: 250,400(約4,150万円)
  3. レムコ・エヴェネプール: 166,870(約2,770万円)
  4. ビニヤム・ギルマイ: 84,100ユーロ(約1,400万円)
  5. ジョアン・アルメイダ: 78,760ユーロ(約1,380万円)
  6. リチャル・カラパス: 71,730ユーロ(約1,200万円)
  7. ジャスパー・フィリップセン: 65,500ユーロ(約1,080万円)
  8. ミケル・ランダ: 55,510ユーロ(約900万円)
  9. マッテオ・ヨルゲルソン: 33,880ユーロ(約560万円)
  10. カルロス・ロドリゲス: 31,740ユーロ(約530万円)

 

総合で上位に走ると賞金が多いのも当然。ビニヤム・ギルマイとジャスパー・フィリップセンは3勝ずつしているので多いですね。

 

チーム獲得賞金ランキング

 

チームトップはUAE Team Emiratesで1憶3,300万円。総合2位となったヨナス・ヴィンゲゴー率いるTeam Visma | Lease a Bikeだけど、半分以下というのがねえ~。

プリモッシュ・ログリッチがリタイヤしたRed Bull-BORA-hansgroheが16,710ユーロで270万円くらいしかなく、最低の獲得額に。

これは悲しい。しかも、プリモッシュ・ログリッチは骨折も判明しており、ブエルタ・ア・エスパーニャもあやしい。

 

各賞の獲得賞金額

実に様々な賞がある。毎日のステージ優勝者にもあり、各賞ジャージの着用でも賞金が出る。

 

総合優勝

総合優勝から10位までの賞金額は以下の通り。

  1. 500,000ユーロ(約8,300万円)
  2. 200,000ユーロ(約3,320万円)
  3. 100,000ユーロ(約1,660万円)
  4. 70,000ユーロ
  5. 50,000ユーロ
  6. 23,000ユーロ
  7. 11,500ユーロ
  8. 7,600ユーロ
  9. 4,500ユーロ
  10. 3,800ユーロ

20位~160位:1000ユーロ

また、初日から最終日前日の区間毎に、マイヨ・ジョーヌを着用していれば、350ユーロが支給される。

 

ステージ優勝

ステージ毎に優勝者には賞金が出る。

  1. 11,000ユーロ(約180万円)
  2. 5,500ユーロ
  3. 2,800ユーロ
  4. 1,500
  5. 830
  6. 780
  7. 730
  8. 670
  9. 650
  10. 600
  11. 540
  12. 470
  13. 440
  14. 340
  15. 300ユーロ(約5万円)

20位まで賞金が出るので、ツールに出る選手はゴールでも手を抜かない。

 

ポイント賞

  1. 1,500ユーロ
  2. 1,000ユーロ
  3. 500ユーロ

初日から最終日前日の区間毎にポイント順位1位には300ユーロが支給。

 

総合ポイント賞

総合ポイント賞は、1位から8位までの選手が賞金対象。

  1. 25,000ユーロ(約415万円)
  2. 15,000ユーロ
  3. 10,000ユーロ
  4. 4,000ユーロ
  5. 3,500ユーロ
  6. 3,000ユーロ
  7. 2,500ユーロ
  8. 2,000ユーロ

 

山岳賞

超級ポイント

  1. 800ユーロ
  2. 450ユーロ
  3. 300ユーロ

1級

  1. 650ユーロ
  2. 400ユーロ
  3. 150ユーロ

2級

  1. 500ユーロ
  2. 250ユーロ

3級

  1. 300ユーロ

4級

  1. 200ユーロ

初日から最終日前日の区間毎に山岳順位1位に300ユーロが支給。総合山岳賞の賞金額は25,000ユーロで、以下すべてポイント賞と同一。

 

新人賞

25歳以下の新人の中で順位が一番上の者に与えられるのが新人賞。

各ステージのリザルトで1位の新人には500ユーロ、初日から最終日前日の区間毎の総合首位の新人には300ユーロが支給。

総合新人賞の賞金

  1. 20,000ユーロ
  2. 15,000ユーロ
  3. 10,000ユーロ
  4. 5,000ユーロ

 

チーム賞

これらの毎日の時間がすべて合計されてチーム全体の分類が形成され、レース終了時の上位5チームに賞金が贈られる。

  1. 50,000ユーロ
  2. 30,000
  3. 20,000
  4. 12,000
  5. 8,000

 

敢闘賞

タイムトライヤルと最終ステージを除いたステージでのもっとも勇敢だったライダーに2,000ユーロが送られる。

レースの終わりには、総合敢闘賞(スーパーコンバティフアワード)20,000ユーロも送られる。

 

不思議なのは、主催者側の儲けは増えているのに、総合優勝しても全く賞金額は増えていない。そろそろ、あげてもよい頃なのでは。

21日間、灼熱の暑さの中を走ってのプロスポーツとしては、少ない賞金だ。

 

コメント

  1. 鈍足太郎 より:

    ツール3週間お疲れ様でした。
    ポガチャル強かったですね。
    ポガチャルファンとしては今年の復活嬉しいです。
    トリプルの達成を望んでいます。

    それにしても確かに賞金は少ないですね。まあチームの給与や個別のスポンサーとの契約金の方がかなり高そうですし。。。
    ワールドチームの選手はレースの賞金よりはそちらの方での収入がメインだとは思います。

    ネットの記事で見ましたが、2020年でツールの収益って20~30%程度で10億~30億円程度の利益だと推測ではありますが書いてありましたね。
    ツール単体で見ると儲かっていますが、ASO主催レースだとツールとパリ~ルーベ以外は赤字という記事も見た事あります。
    賞金の金額も納得できるようなできないような、、、ただポガチャルやマチュー、ワウトのような選手が今後も誕生するような環境は維持してもらいですね。

    • ちゃん より:

      ASO全体でみるとツールとパリ~ルーベ以外は赤字なんですね。まあ、注目度が違いますからね。それならば、おいそれと賞金金額は上げられないのか。

      ただ、何十年も一緒なのは走っている選手は少し可哀そう。タデイ・ポガチャルのようなスーパースターの活躍でスポンサーなどが増えると良いのですが。

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