ロードバイクの情報を発信しています!

2025 世界選手権エリート男子ロード 世界王者は誰に?

海外情報
UnsplashMichael Muliが撮影した写真
この記事は約15分で読めます。

2025年の世界ロードチャンピオンを決めるレース。アフリカでの初開催の選手権は、高地ということもあり展開が各レース共に異なっている。

100%のコンデションでないと生き残れないのは、これまでのレースを見ても明らかだ。

 

過去の優勝者は

  • 2024   タデイ・ポガチャル
  • 2023 マチュー・ファンデルプール
  • 2022   レムコ・エヴェネプール
  • 2021 ジュリアン・アラフィリップ
  • 2020 ジュリアン・アラフィリップ
  • 2019 マッズ・ピーダスン
  • 2018 アレハンドロ・バルベルデ
  • 2017 ピーター・サガン
  • 2016 ピーター・サガン
  • 2015 ピーター・サガン
  • 2014 ミハウ・クフィアトコフスキ
  • 2013 ルイ・コスタ

 

スポンサーリンク

キガリ~キガリ 267.5km

コースマップ photo ucikigali2025

 

男子エリートは、これまでの各レースと違い途中キガリ山を経由していく。獲得標高は実に5,475m。グランツールでも中々見ない凄い山岳コースとなっている。

 

コースプロフィール photo ucikigali2025

 

15.1kmのローカルサーキットはかわらない。遅れても下りで戻ってこれるのはこれまでのレースで証明されている。しかし、それも中盤までだ。

サーキットには2つの山岳が含まれている。キガリ・ゴルフは石畳の登り。

  1. キガリ・ゴルフ 800m・8.1%
  2. キミフルラコース 1.3km・6.3%

 

9周134kmを走破した地点で、キガリの壁のサーキットに挑む。42.5kmのループコースだ。

  1. ペアジュ峠 1.8km・5.9%
  2. キガリ山 5.9km・6.9%
  3. キガリ・ウォール 400m・11%

 

ローカルラップは15周。あまりにも厳しい。世界選手権はナショナルチームで戦うけれど、一応ワールドチームの人数も掲載。

  1. UAE Emirates XRG  11人
  2. Soudal Quick-Step  10人
  3. Lidl-Trek  10人
  4. Team Jayco AlUla 9人
  5. XDS Astana Team 8人
  6. Tudor Pro Cycling Team 6人
  7. Red Bull-BORA-hansgrohe 5人
  8. INEOS Grenadiers  5人
  9. Intermarché-Wanty  5人
  10. Q36.5 Pro Cycling Team 5人
  11. Team Picnic PostNL 5人
  12. EF Education-EasyPost 5人

UAE Team Emirates – XRGが最も多いのは気になる所。

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

スタート前。ベルギー勢は後ろに。

 

オフィシャルスタート。

 

グレナダのレッド・ウォルターズがアタック。

 

追走が追いつく。ルイ・オリヴェイラがいるぞ。

 

5人がぬけだした。

  1. ルイ・オリヴェイラ ポルトガル
  2. アンダース・フォルダガー (Denmark)
  3. ファビオ・クリステン (Switzerland)
  4. メンノ・ハイジング オランダ
  5. マリウス・マイヤーホーファー ドイツ

 

登りでは早くも先頭が割れてしまう。

 

Franceのジュリアン・ベルナールが追走。

 

残り15周

集団まで1分36秒差で先頭5人が通過。

 

Franceのポール・セイシャスが集団先頭で絞りだす。

 

あららっ、しかしポール・セイシャスの引きでジュリアン・アラフリップが切れてしまう。

 

補給していたトム・ピドコックが抜いていく。ジュリアン・アラフリップは3人目のリタイヤとなってしまった。

 

スペインのラウル・ガルシア・ピエルナが追走に。

 

残り14周

先頭が通過。

 

レムコ・エヴェネプールは、集団に。追走にはヴィクトール・カンペナールツがチェックで入っていたが集団に戻っている。

 

ルワンダのエリック・マニザバヨが集団からアタック。

 

残り13周

追走しているスペインのラウル・ガルシア・ピエルナが追いつきそうだ。

 

あっと下りで落車。

 

ベルギーのイラン・ファンワイルダーが落車している。

 

スペインのマルク・ソレルも厳しそうだ。

 

イラン・ファンワイルダーは走り出したけれど無理だ。マルク・ソレルはリタイヤ。

 

イラン・ファンワイルダーは、まだ走る。

 

残り11周

先頭は現在7人。

  1. ルイ・オリヴェイラ ポルトガル
  2. アンダース・フォルダガー (Denmark)
  3. ファビオ・クリステン (Switzerland)
  4. メンノ・ハイジング オランダ
  5. マリウス・マイヤーホーファー ドイツ
  6. ジュリアン・ベルナール France
  7. ラウル・ガルシア・ピエルナ スペイン

 

タデイ・ポガチャルが止まっている。

 

すぐにマテイ・モホリッチとドメン・ノヴァクが引いて集団復帰を目指す。

 

残り166.5km。ベルギーとスロベニアが引いて2分27秒差。

 

留目 夕陽が集団から切れてしまった。

 

残り7周

集団は1分35秒差で通過。ベルギーはティシュ・ベノートが欠場。イラン・ファンワイルダーが落車でリタイヤと人数が減っている。

 

先頭は4人に。キガリ・ゴルフコースを走るといよいよキガリ山に向かう。

  1. ルイ・オリヴェイラ ポルトガル
  2. アンダース・フォルダガー (Denmark)
  3. メンノ・ハイジング オランダ
  4. ジュリアン・ベルナール France

 

先頭から切れた4人が捕まる。

 

キガリ山

ベルギーのフロリアン・フェルメルシュが外れていく。

 

先頭はキガリ山を越えられるか。

 

あらっ、先頭からルイ・オリヴェイラが切れた。

 

先頭はジュリアン・ベルナール単独に。普段は集団の先頭を引く仕事だが今日は逃げだ。

 

ドメン・ノヴァク先頭。ポガチャルは2番手。

 

先頭は50人ほどか。

 

ドメン・ノヴァクが外れてタデイ・ポガチャルが先頭。レムコが2番手。

 

あ~、レムコが下がっていく。2番手はフアン・アユソー。

 

フアン・アユソー、アイザック・デルトロと続く。

 

レムコはどんどん下がっていく。

 

逃げていたジュリアン・ベルナールが捕まる。

 

なんとタデイ・ポガチャルとフアン・アユソーの二人に。

 

レムコは下がる一方。

 

タデイ・ポガチャルとフアン・アユソーが2人で抜け出す。

 

フアン・アユソーが下りで飛ばす。

 

アイザック・デルトロが後ろからすっ飛んできている。

 

アイザック・デルトロが飛ばすとフアン・アユソーが切れた。

 

フアン・アユソーは後続に追い付かれそう。

 

30秒ほど遅れてバラバラと小集団がきた。

 

アイザック・デルトロとタデイ・ポガチャルが2人でランデブー。残り約100kmあるので後続を待つかな。

 

追走は13人だけど48秒に開く。

 

2人は会話。このままいく気なのか。追走にはプリモッシュ・ログリッチがいる。

 

2人対大集団に。

 

レムコは第3集団から第2集団に。ベルギーはシアン・エイテブルックス、クイントン・ヘルマンスが残っている。

 

レムコはサドルを叩いている。何の問題が?

 

あっと、アイザック・デルトロが遅れる。

 

タデイ・ポガチャルはアイザック・デルトロを引く。

 

レムコはサポートを呼んでいる。サドルを指さしていた。

 

レムコはShimanoのサポートカーに早くどけと。

 

脚で地面をけり上げた。

 

かなりのタイムロス。

 

残り5周

タイム差は38秒に。

 

タデイ・ポガチャルは、アイザック・デルトロに声をかけておいていく。

 

アイザック・デルトロが遅れた。タデイ・ポガチャルは単独で66km走らないといけない。

 

追走は3人に。

  1. ベン・ヒーリー アイルランド
  2. ミッケルフレーリク・ホノレ Denmark
  3. パヴェル・シヴァコフ France

 

アイザック・デルトロは追走グループに入る。

 

タデイ・ポガチャルはタイム差を58秒に広げる。

 

ヘルメットはTrentaでしたね。

 

レムコが追走の先頭に立って追う。トム・ピドコックとジェイ・ヒンドリーも加わっている。

 

残り4周

一人でもタイム差が落ちないのが強みのポガチャル。このまま最後までいくのだろうか。

 

追走は5人。

  1. レムコ・エヴェネプール ベルギー
  2. マティアス・スケルモースイェンセン Denmark
  3. トム・ピドコック 英国
  4. ジェイ・ヒンドリー オーストラリア
  5. ベン・ヒーリー アイルランド

 

フアン・アユソーとポール・セイシャスが第3集団。タイム差は1分18秒。

 

残り51.4km。タイム差は1分と全く変わらない。

 

第3集団にパヴェル・シヴァコフが加わる。このままいくと19歳のポール・セイシャスはトップ10入りとなるがどうか。

 

残り3周

追走からジェイ・ヒンドリー、そしてトム・ピドコックも切れた。ただ、トム・ピドコックは下りで追いつくはず。

 

あ~、トム・ピドコックは追いつかない。レムコグループから25秒遅れた。

 

残り2周

3人は1分18秒離れた。

 

残り23.4km。表彰台の争いとなる。

 

あっと、レムコがアタック!

 

あっという間に二人との差を広げた。

 

2人のタイム差は全く変わらない。

 

残り1周

残り1周でタデイ・ポガチャルはギアを上げている。レムコ・エヴェネプールと1分18秒差に。

 

レムコ・エヴェネプールはペースが落ちているのだろうか。

 

2人はレムコから29秒遅れ。ベン・ヒーリーは登りでアタックかけないとスプリントでは勝てない。

 

残り6.9km。2年連続の世界ロード王者は間違いない。

 

おっと、ベン・ヒーリーのアタックにマティアス・スケルモースイェンセンが遅れた。

 

ベン・ヒーリーは表彰台が見えてきた。

 

タデイ・ポガチャルは、最後のキミフルラの登りに。

 

残り700m。

 

タデイ・ポガチャルはガッツポーズ。無線なしでタイム差をキープ。

 

タデイ・ポガチャルは2年連続の世界王者に。

 

66kmの独走。これはまた殿堂入りの記録達成だ。次はサガンの三連覇に挑むことになる。

 

レムコ・エヴェネプールは2位。キガリ山での遅れが痛かった。それでも2位となった。

 

3位はベン・ヒーリー。EF Education-EasyPostは女子はマグドレーヌ・ヴァリエールが世界王者。男子は表彰台と素晴らしい成績を収めた。

 

4位はマティアス・スケルモースイェンセン。移籍してくるフアン・アユソーよりは優れた記録。

 

レムコ・エヴェネプールはゴール後に長くうつむいたままだった。キガリ山でのトラブルがなければ一緒にいけていたはずだ。結局2度バイクを交換している。これについては別記事で。

 

リザルト

優勝したタデイ・ポガチャル

このコースは、ほとんどこのようなソロのために作られていると思う。キガリ山の後、一緒に走れる小さなグループができることを望んでいたんだ。結局、フアン・アユソーとアイザックとそうなった。

でもあるとき、フアンは苦戦し、アイザックは胃の調子が悪くて苦しんでいた。自分との闘いだったけど、なんとかなったよ。

上りはどんどん厳しくなって、下りもたくさんペダルを踏まなければならなかった。そうなると迷いが出てくるけど、プッシュし続けるしかないんだ。最後の数周は体力がかなり落ちてしまった。

そこで自信を失い始めまたが、最後まで頑張るしかなかった。 本当に素晴らしい一週間だった。本当に楽しい経験だった。

 

3位 ベン・ヒーリー

レムコとタデイと一緒に表彰台に上れたことは特別なことだ。今日はかなり控えめなライディングをした。それが決勝で実を結んだ。

残り3周の時点で、すでに消耗戦だった。明らかにレムコの方が強いと感じた。もう彼についていく意味はなかった。最終ラップ、私はもう1度、全力で追いかけた。かなり深く攻めなければならなかったが、最後にマティアスを降ろすことができた。

 

4位 マティアス・スケルモースイェンセン

戦術は関係なかった。脚力だけだった。シャッフルがあったとしても、それは誰かが速く走ったからだ。以前はもっといいワット数で走ったこともあったけど、標高を考えれば、ベストパフォーマンスのひとつだよ。

ヒーリーが去ったとき、私は完全に力尽きた。もちろん、選手たちにメダルをあげたかったが、それは変わらない。これからもワールドカップがたくさんあることを願っている。まだ25歳なんだから。

 

 

8位 フアン・アユソー

 

10位 トム・ピドコック

今年一番の不愉快なレースだった。今年一番の不快なレースだった。スタート直後は気分が良くなかったが、最終的にはレースに参加できた。

結局、これ以上のことはできなかった。完全に自爆してしまったんだ。本当に恐ろしかった。まだ5人だったときは、まだ何でも可能だと思っていたのに、足が消えてしまった。まあ、すべてを手に入れることはできない。あの高度で、とてもタフだった。

 

11位 プリモッシュ・ログリッチ

 

Rnk Rider Team UCI Time
1  Pogačar Tadej

 
Slovenia 900 6:21:20
2  Evenepoel Remco

 
Belgium 715 1:28
3  Healy Ben

 
Ireland 600 2:16
4  Skjelmose Mattias

 
Denmark 490 2:53
5  Skujiņš Toms

 
Latvia 410 6:41
6  Ciccone Giulio

 
Italy 340 6:47
7  del Toro Isaac

 
Mexico 265 ,,
8  Ayuso Juan

 
Spain 225 ,,
9  Eulálio Afonso

 
Portugal 190 7:06
10  Pidcock Thomas

 
Great Britain 150 9:05
11  Roglič Primož

 
Slovenia 130 ,,
12  Honoré Mikkel Frølich

 
Denmark 105 9:07
13  Seixas Paul

 
France 90 ,,
14  Tejada Harold

 
Colombia 75 ,,
15  Sivakov Pavel

 
France 60 9:47
16  Hindley Jai

 
Australia 50 10:01
17  Bagioli Andrea

 
Italy 45 10:06
18  Hirschi Marc

 
Switzerland 45 ,,
19  Storer Michael

 
Australia 45 10:12
20  Canal Carlos

 
Spain 45 ,,
21  Mollema Bauke

 
Netherlands 45 ,,
22  Garofoli Gianmarco

 
Italy 30 10:16
23  Vermaerke Kevin

 
United States 30 ,,
24  Nych Artem

 
Individual Neutral Athletes 30 ,,
25  Leknessund Andreas

 
Norway 30 10:18
26  Uijtdebroeks Cian

 
Belgium 30 ,,
27  Svestad-Bårdseng Embret

 
Norway 30 10:48
28  Paret-Peintre Valentin

 
France 30 10:59
29  Christen Jan

 
Switzerland 30 11:55
30  Ghebreigzabhier Amanuel

 
Eritrea 30 12:04

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました