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シクロクロスワールドカップ2023-2024第7戦ナミュール トム・ピドコックの2戦目は?

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labwebmasterによるPixabayからの画像
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女子は、膝をケガしている世界王者フェム・ファンエンペルが昨日の2023-2024 X²Oバドカマートロフェー第3戦ヘーレンタルスで勝利したが、風邪の症状と疲労のために欠場。

男子は、昨日の2023-2024 X²Oバドカマートロフェー第3戦ヘーレンタルスに続いて、トム・ピドコックが出場する。

決戦の地は、ナミュール城塞だ。

 

女子のランキング

1.  セイリン・アラマバード – 195 ポイント
2.  ルシンダ・ブランド 135ポイント
3.  マノン・バッカー 133ポイント
4. インゲ・ファンデルヘイデン – 111ポイント
5. レオニー・ベントフェルト – 102ポイント

 

男子ランキング

1. エリ・イーゼルビット– 208ポイント
2. ピム・ロンハール 153ポイント
3. ラース・ファンデルハール– 151 ポイント
4. ヨリス・ニューウェンハイス 142ポイント
5. ローレンス・スウィーク 134ポイント

 

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第7戦ナミュール

コースマップ photo uci

 

ナミュール城の頂上には橋と、登りのループがある。人工的なブリッジがある以外は、自然の地形を使って高低差のあるコースを生み出している。

スタートから石畳の登りとなるので、心拍数はマックスとなる。グランプリ・ド・ワロニーのゴールでも使われる登り坂だ。

 

女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

フェム・ファンエンペルが欠場したことで、開かれたレースとなる。

 

ワールドカップリーダーのセイリン・アラマバードは勝利が得られるか。

 

スタートダッシュは、マリン・シュライバーがトップ。

 

マリン・シュライバーの後ろの、サラ・カサソラが前に出そう。

 

サラ・カサソラがトップに立つ。

 

なんと、パック・ピーテルスは失速。

 

段差でチェーンが外れてしまった。

 

ここで、セイリン・アラマバードがサラ・カサソラを抜いてトップに。

 

セイリン・アラマバードがリードを奪う。

 

2位以下は混戦。インゲ・ファンデルヘイデンが先頭。下りだが、みんなバランスを取るために片足を外している。

 

パック・ピーテルスが下りでトップに立ち2位で、前のセイリンを追う。

 

残り5周

パック・ピーテルスが14秒差で2位通過。ルシンダ・ブランド、インゲ・ファンデルヘイデンと続く。

 

ドローンがセイリン・アラマバードを追う。これもUCIからルール化されそうで、5mは離れて撮影しないといけないようだ。

 

セイリン・アラマバードは好調だ。リードを広げる。

 

パック・ピーテルスが下りでバランスを崩す。3位はルシンダ・ブランド。

 

パック・ピーテルスがシューズが故障なのか見ている。

 

この間にルシンダ・ブランドが前に。

 

残り4周

セイリン・アラマバードは快調に飛ばす。

 

ルシンダ・ブランドは21秒。パック・ピーテルスは22秒遅れで通過。

 

2人がパックとなってセイリンを追うが果たして追いつくのか。

 

パック・ピーテルスは、登りでルシンダ・ブランドを引き離した。

 

ここの下りは相当難しそう。

 

4位はインゲ・ファンデルヘイデン、5位はシリン・ファンアンローイ。

 

残り3周

セイリン・アラマバードは、残り2周で18秒のリード。

 

2位争いは、最後まで続きそうだ。

 

セイリン・アラマバードは、バイク交換。

 

登りでルシンダ・ブランドが仕掛ける。

 

下り前にルシンダ・ブランドが前に出た。下りは、ルシンダ・ブランドが速い。

 

ルシンダ・ブランドがリードを奪う。

 

残り2周

セイリン・アラマバードは、残り2周に。ルシンダ・ブランドに17秒の差を付けている。

 

5位で走っていたシリン・ファンアンローイが下りが落車。遅れてしまう。

 

パック・ピーテルスは、ルシンダ・ブランドから9秒遅れに。

 

セイリン・アラマバードは、ミスなく走り続けている。

 

ルシンダ・ブランドは、完全にパック・ピーテルスを引き離した。

 

残り1周

セイリン・アラマバードは、追いつかれることなくラスト1周に。

 

2位を走るルシンダ・ブランドは34秒引き離された。

 

3位で走るパック・ピーテルスは9秒差でルシンダ・ブランドを追う。

 

パック・ピーテルスが追いついてきたか。

 

パック・ピーテルスが猛追だ。

 

セイリン・アラマバードは、1周目から独走で勝利!

ワールドカップリーダーの座をがっちりとキープだ。

 

登りでパック・ピーテルスが追いついた。

 

パック・ピーテルスが、ルシンダ・ブランドの真後ろだ。

 

なんと、パック・ピーテルスが最終コーナーでルシンダ・ブランドを抜いた!

 

パック・ピーテルスがスプリントで藻掻き上げる。ルシンダ・ブランドがまくるか?

 

だが、ルシンダ・ブランドは前に出れない。ハンドルを叩いて悔しがる。パック・ピーテルスが最後に素晴らしい追い上げで、2位を確保した。最初のチェーン落ちがなければ、もう少しセイリンと競っていたかもしれない。

 

リザルト

セイリン・アラマバードのコメント

こんなに長い間、単独でトップを走れるとは思っていなかった。スタート前はかなり緊張したけど、とてもうまくいった。スタート時にパックがチェーンに問題を抱えていて、ルシンダが少し遅れているのが見えた。

だから全開で行くことにした。ここで一度勝ちたいと思っていたんだ。何年も挑戦してきたけど、ここで勝ったのは初めてだよ。

ナミュールで明らかに最強であることを証明しましたね。

疲れていた1週間だったから、予想外だった。ダブルウイークエンドを戦えるほど体調が良くなかった。でも、今日はとてもいい感じだった。

3周目で限界に達した。それからは登りを全力で走り、残りのレーンをペース配分していくだけだった。それ以外は技術的なレベルでは問題なかった。

 

2位のパック・ピーテルスのコメント

スタートはとても良かったんだけど、2つ登ったところでチェーンが外れてしまった。その後、一番大きなスプロケットにシフトすることもできなかった。バイクを乗り換えた後、多くのライダーを押しのけて追い抜かなければならなかったんだ。

2周目にルシンダと合流して、2人でセイリンを追いかけることになった。それでストップせざるを得なくなり、また何秒かロスした。クロスで劣勢に立たされたけど、なんとか自分を取り戻すことができた。

最終的に2位となったのは。ゴール前でのスプリントでしたね。

私のファイティング・スピリットは今日も健在だった。最初は勝利を信じていたけれど、セイリンが突然30秒台に入ったんだ。このコースでのミスは起こりやすいが、今日のセイリンは明らかに強かった。

 

3位のルシンダ・ブランドのコメント

私は本当に悔しくてここに立っている。スタートがうまくいくことはないんだけど、今日は少し沈んでしまった。その結果、自分のプレーをするのに時間がかかってしまった。

フリーレーンを確保したときには、すでにセイリンはすでにレーンを離れてましたね。

セイリンは今日はとても調子が良くて、すごく速かった。でも、コースの途中でパック・ピーテルスと私の距離が縮まって、差が縮まった。しかしその後、セイリンは2つ目の光を見つけ、超高速の走りで再び差を広げた。そのとき、彼女はもういないと思った。

最後の2位争いについては?

最後の1周がうまくいかなかった。パックは狙い通り、私のホイールに接触してきた。それでも登りでは1位だったし、2位は譲ってはいけないことだけど、とにかくそうなってしまった。

3位よりは2位の方が良かったし、ピーテルスに先行させる必要はなかった。私の年齢では、もうあってはならないことだ。

 

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Alpecin – Deceuninck 40 0:51:57
2
 PIETERSE Puck
Fenix-Deceuninck 30 0:17
3
 BRAND Lucinda
Baloise Trek Lions 25 0:19
4
 CASASOLA Sara
FAS Airport Services – Guerciotti 22 2:15
5
 VAN DER HEIJDEN Inge
Crelan – Corendon 20 2:29
6
 SCHREIBER Marie
  19 2:38
7
 WORST Annemarie
Cyclocross Reds 18 2:46
8
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Bingoal 17 3:01
9
 VERDONSCHOT Laura
De Ceuster – Bonache 16 3:25
10
 CLAUZEL Hélène
AS Bike Racing 15 3:26
11
 VAS Kata Blanka
  14 3:31
12
 KAY Anna
Cyclocross Reds 13 3:38
13
 BAKKER Manon
Crelan – Corendon 12 3:53
14
 VAN ANROOIJ Shirin
Baloise Trek Lions 11 4:13
15
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Bingoal 10 4:38
16
 MCGILL Sidney
  9 4:48
17
 VAN ALPHEN Aniek
Cyclocross Reds 8 4:49
18
 CORVI Valentina
  7 4:52
19
 ONESTI Olivia
Van Rysel CX Racing Team 6 5:10
20
 DE SCHEPPER Lore
  5 5:58
21
 KRAHL Judith
Heizomat Radteam p/b Kloster Kitchen 4 6:16
22
 BARONI Francesca
Hubo – Remotive 3 6:33
23
 FOUQUENET Amandine
  2 6:43
24
 PEETERS Jinse
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT 1 6:44
25
 GALLEZOT Electa
Sebmotobikes CX Team   6:46
26
 BACKSTEDT Zoe
    7:00
27
 CRABBÉ Kiona
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT   7:11
28
 BROUWERS Julie
Circus – Reuz – Technord   8:01
29
 ESTERMANN Rebekka
    +1 laps
30
 KOPECKY Julia
    +1 laps

 

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男子エリート

エリート男子のスタート。

 

さあ、誰がトップに立つか。

 

トップは、ゲルベン・カイパースだ。

 

ゲルベン・カイパースが快走。

 

だが、なんとゲルベン・カイパースはチェーン落ちしてしまう。勿体ない。

 

これでトップはピム・ロンハールに。ピドコックは、6番手まで上がってきた。

 

ヨリス・ニューウェンハイスも上がってきた。

 

残り7周

ヨリス・ニューウェンハイス、ライアン・カンプ、ピム・ロンハールと続く。

 

3人の後ろに、エリ・イーゼルビットがいる。

 

トム・ピドコックが4番手に上がった。

 

ピドコックが前の3人に追いつく。

 

4人のパックに、エリ・イーゼルビットも追いつきそうだ。

 

エリ・イーゼルビットが追いついて、5人のパックとなる。

 

ライアン・カンプが登りで滑ってしまう。

 

あららっ、ピドコックが7位まで落ちている。

 

ピドコックはパンクしてしまった。

 

残り6周

ピム・ロンハールとヨリス・ニューウェンハイスの二人が通過。

 

ワールドカップリーダーのエリ・イーゼルビットが下りで派手に落車。

 

ピム・ロンハールとヨリス・ニューウェンハイスのチームメイト同士のトップは速い。

 

ピドコックは4番手まで上がってきた。トップと15秒差。

 

ピドコックが登りで3番手に上がる。

 

残り5周

ピム・ロンハールが少しリードしてトップ通過。

 

ピム・ロンハールがヨリス・ニューウェンハイスを4秒リード。

 

ビドコックが、もうヨリス・ニューウェンハイスを捕らえた。2位だ。

 

ピム・ロンハールをピドコックが捕らえるか。

 

残り4周

ピドコックは6秒差まで近づいてきた。

 

さあ、ピム・ロンハールはピドコックの猛追をかわせるか。

 

ピドコックの姿が大きくなる。

 

さあ、どこでピドコックは追いつくか。

 

おっとライアン・カンプが落車。エリ・イーゼルビットに抜かれる。

 

もうタイム差は3秒だ。

 

残り3周

ピドコックは3秒差で通過。

 

どこで追いつくだろうか。

 

さあ、ほぼ追いついた。ヨリス・ニューウェンハイスは16秒離れており、トップ争いは二人に絞られた。

 

ピドコックは降りて走る。

 

残り2周

ピドコックは後ろで溜めているようだ。

 

さあ、ピドコックが前に出た。

 

ピドコックはせめている。

 

ピドコックが引き離し始めた。

 

ピム・ロンハールは8秒引き離された。

 

ピドコックは、2戦目で勝利となるか。

 

残り1周

ピドコックはピム・ロンハールを9秒引き離した。

 

しかし、ピドコックの追い上げのスピードは凄い。

 

ピム・ロンハールは、17秒離された。勝負あった。

 

トム・ピドコックはシーズン2戦目で早くも勝利。ワールドカップの常連ライダーを打ち破っての勝利は実力を感じさせる。

 

ピム・ロンハールを拍手してから、お辞儀をしてゴール。終始独走していたけれど、ピドコックに追いつかれては仕方ない。

 

ヨリス・ニューウェンハイスは、3位を確保。確実に順位を上げていく。

 

リザルト

トム・ピドコックのコメント

とても簡単なことではなかったが、この勝利に満足することができる。前回のナミュールから学んだ。明らかに、このクロスでは最後の1周がすべてだ。ここでスタートが速すぎると、しばらくしてミスを犯す。だから、待って、待って、待つしかなかった。

しかし、スタートからハードワークでしたね。

一時は頑張ろうと思ったんだけど、不運なことにそのときパンクしてしまったんだ。もう一度やり直さなければならなかった。だから勝利の確信があったわけではないんだ。このコースではレッドに入るべきじゃないから、簡単じゃないんだ。

最後の2周はうまくいきましたね。

文句のつけようがない。最高のスタートだったし、それも驚きだ。ヘーレンタルスでは、まだクロスバイクにあまり乗っていなかったけれど、テクニックはすでにかなり良かった。でも、基礎はできている。

今シーズンのクロスは今までで一番良かった。これ以上は望めない。最初のクロスは、フィットしているように感じるものだが、レース中はそれ以上速く走れないことが多い。まだ進歩の可能性はある。

 

2位のピム・ロンハールのコメント

マヨルカ島でのトレーニングキャンプの後は、常に競技に十分な実力があるかどうかが問われるものだが、私はすぐに良い気分になった。1周目はヨリスといいペースを保った。自分の方が少し良かったと感じた。だから、トムが来ていたこともあって、頑張るしかなかったんだ。

でも最後の2周はトムがちょっと強すぎた。その後、彼は3周ほど20m以内にとどまった。でもプッシュし続けなければならなかった。

しかし、ピドコックはある時点でロンハールに追いつき、ピンチを感じましたか?

トムには最終ラップで抜かれてしまった。その後、彼はパンクに見舞われ、私もなんとか追いつきたいと思ったが、最後はトムが強すぎた。彼は本当にスーパーマンのように上りを駆け上がっていった。

 

3位のヨリス・ニューウェンハイスのコメント

スーパーな気分ではなかった。かなりいいクロスだった。今シーズンのベストレースではなかったが、まあまあ。表彰台は常に良い結果だ。あまり自己批判もしたくない。今シーズンはすでに優勝している。だからハッピーだよ。

スタートから順調だった。今シーズンはずっと自分のペースで走ることができたが、トムに抜かれたときにすぐに気づいた。自分のペースで走り続けるしかなかった。

トムとピムがずっと前を走っているのを見て、あきらめずに頑張ろうと思った。

 

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 PIDCOCK Tom
INEOS Grenadiers 40 0:59:45
2
 RONHAAR Pim
Baloise Trek Lions 30 0:15
3
 NIEUWENHUIS Joris
Baloise Trek Lions 25 0:33
4
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Bingoal 22 0:52
5
 VANTHOURENHOUT Michael
Pauwels Sauzen – Bingoal 20 1:02
6
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Trek Lions 19 1:08
7
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin – Deceuninck 18 1:30
8
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 17 1:38
9
 MEEUSSEN Witse
Crelan – Corendon 16 1:44
10
 KAMP Ryan
Pauwels Sauzen – Bingoal 15 1:58
11
 VAN KESSEL Corné
Deschacht – Hens – Maes 14 2:40
12
 KUHN Kevin
Circus – Reuz – Technord 13 3:02
13
 MASON Cameron
Cyclocross Reds 12 3:06
14
 AERTS Thijs
Circus – Reuz – Technord 11 3:13
15
 ADAMS Jens
Athletes for Hope 10 3:18
16
 BOROŠ Michael
  9 3:25
17
 BERTOLINI Gioele
FAS Airport Services – Guerciotti 8 3:31
18
 MENUT David
AS Bike Racing 7 3:50
19
 RÜEGG Timon
Heizomat Radteam p/b Kloster Kitchen 6 4:00
20
 MEISEN Marcel
  5 4:05
21
 HENDRIKX Mees
Crelan – Corendon 4 4:47
22
 GODRIE Stan
  3 4:52
23
 DUBAU Joshua
Van Rysel CX Racing Team 2 5:09
24
 REMONDET Valentin
Team CX TPM 1 5:25
25
 WYSEURE Joran
Crelan – Corendon   5:40
26
 CRISPIN Mickaël
    5:57
27
 MOTTIEZ Gilles
    6:07
28
 SOMMER Jan
    6:58
29
 PHILIBERT Aurélien
    7:21
30
 RECULEAU Nicolas
    +1 laps

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