Q36.5 Pro Cycling Teamは2026年の移籍で獲得する選手を次々と発表。トム・ピドコックのためのチーム作りは続く。
- エディ・ダンバー Team Jayco AlUla
- フレッド・ライト Bahrain Victorious
そして時間がないのでかけないかもしれないので以下の選手の加入もお知らせ。まだ発表はない。
- クリス・ハーパー Team Jayco AlUla
- トーマス・グロッグ Team Visma | Lease a Bike
- クイントン・ヘルマンス Alpecin-Deceuninck
- クサンドロ・ムーリッセ Alpecin-Deceuninck
- ブレント・ファンムール Lotto
エディ・ダンバー 2027年までの2年契約
Eddie Dunbar joins Q36.5 Pro Cycling Team!
Top-10 at the Giro. Stage wins at the Vuelta.
Now ready to race sharp with us from 2026.
Welcome, Eddie!
Read More ->https://t.co/G3rd2rUZKl pic.twitter.com/r3cIpHlP4y— Q36.5 Pro Cycling Team (@Q36_5ProCycling) August 18, 2025
エディ・ダンバーは、2018年Aqua Blue Sportの解散に伴いTeam SKYに移籍。優秀なクライマーとして将来を期待されていたが、2022年まで勝利に届くことはなかった。
エディ・ダンバーは落車による骨折が多い。2020ティレーノ〜アドリアティコ第3ステージでは鎖骨骨折。
2021年にはコロナでブエルタ・ア・ブルゴス、ブエルタ・ア・エスパーニャの初出場もなくなってしまった。
エディ・ダンバーの初勝利は、2022コッピ・エ・バルタリ総合優勝。さらに、2022 ツール・ド・ハンガリーでも総合優勝を決めている。
いずれも強力なINEOS Grenadiersのメンバーの後押しがあったのも忘れてはいけない。
総合優勝はしたけれど、どちらもステージ優勝はなく2位止まりだ。ツール・ド・ハンガリーの第5ステージの2位はゴール前で逆転されて非常に惜しかったけれど。
INEOS Grenadiersでは、グランドツアーの出場は2019ジロ・デ・イタリア総合22位でフニッシュした1回だけ。
2023年にTeam Jayco AlUlaに移籍。開幕戦の2023ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第1ステージで落車して手首を骨折している。
2023 ジロ・デ・イタリアに間に合い総合7位。2024年はUAEツアーの落車で手首骨折。
2024 ジロ・デ・イタリアでは第3ステージを落車でスタートできなかったが、2024 アイルランド個人タイムトライヤル王者に。
2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージでグランドツアーで初勝利。
さらに第20ステージでキャリア5勝目。ブエルタのクイーンステージを制するという素晴らしい結果を残している。総合順位も13位から11位に押し上げてフニッシュしている。
2025 ツール・ド・フランスに初出場。だが、第8ステージをスタートすることはなかった。
エディ・ダンバーのコメント
Q36.5 Pro Cycling Teamは明らかに上り調子のチームだ。彼らはレースで本当に競争力があり、たとえ勝てなくても挑戦し、一丸となって走ることで良いレースの雰囲気を作り出している。
イネオス時代からよく知っているカート・ボガーツが加入したとき、私の興味はさらにかき立てられた。彼の仕事ぶりを知っているからね。ダグラス・ライターとも、チームの状況や期待について話をした。トムには明確なリーダーがいる。
グランツールは僕に合っている。3週間のレースでの仕事量はよく吸収できる。これまでにも自分の能力を垣間見ることはできたが、転倒や病気のせいで、まだ自分のポテンシャルをフルに発揮できていない。
それは今後2年間の課題だ。チームはすでにいくつかのビッグレースをこなしてきた。レースに勝つのは決して簡単なことではないが、チャンスがあれば、そのチャンスをものにする準備はできている。
フレッド・ライト 2028年までの3年契
Fred Wright joins Q36.5 Pro Cycling Team!
Top-10 at Paris-Roubaix. Top-10 at Flanders.
An engine built for the cobbles and a future with us through 2028.Read More : https://t.co/CGoMB84WXQ
— Q36.5 Pro Cycling Team (@Q36_5ProCycling) August 19, 2025
2019年にCCC Temaのテスト生だったフレッド・ライト。2021英国選手権ロードでは、最後の逃げに入っておりINEOS Grenadiersのベン・スウィフトに破れて2位。
2022ツール・ド・フランスでは3回逃げにのり、第13ステージではマッズ・ピーダスンに破れて2位。これは仕方ない。
フレッド・ライトの2022年シーズンは勝利に肉薄したシーズンだった。
- ロンド・ファン・フラーンデレン 7位
- ツール・ド・フランス第10ステージ 9位
- ツール・ド・フランス第13ステージ 2位
- ツール・ド・フランス第20ステージTT 8位
- コモンウェルスゲームTT 2位
- コモンウェルスゲームロード 5位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージ 3位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ 8位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ 4位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ 4位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ 2位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ第21ステージ 7位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ ポイント賞2位
プロ初勝利は、2023 英国選手権ロード。完走20人という厳しいレースを制している。
ただ、その後2年間フレッド・ライトの勝利はない。クライマーでもスプリンターでもない場合には、逃げて勝つしかない。小集団となった場合にスプリント力があれば勝利できるけれど、難しい課題だ。
フレッド・ライトのコメント
これまでのキャリアのすべてをBahrain Victoriousの一員として過ごしてきたが、チームやここで得たすべての機会を貶めることなく、6年ぶりに新たな環境に身を置く時が来た。
Q36.5 Pro Cycling Teamは僕に合っていると思う。トム・ピドコックやマーク・ドノヴァンとは以前から知り合いだし、彼らが将来に向けて作っているグループはすでになじみのあるものだと感じている。
パリ~ルーベやロンド・ファン・フラーンデレンのようなレースが大好きだった。13歳のとき、VCLでフランダース・スポーティヴをやるためにベルギーに行ったんだ。トム・ボーネンが優勝し、何千人もの熱狂的なベルギー人ファンのスピリットを感じたのはとてもクールだった。
当時は、ロード・サイクリングは南ロンドンの子供にとって最も論理的な選択ではなかったので、自分がそのようなレースに参加するとは思っていなかった。
その後、オリンピックのチーム・パシュートの出場権を獲得することを目標に、トラック競技に打ち込んでいたからだ。
コーチが私にプロになる資質があると言ったとき、最初は迷ったが、コインがひっくり返り、ロード・サイクリングに目標を定めた。
2023 英国選手権ロードの思い出は最高の思い出だ。優勝に結びつかなかった瞬間や思い出のほうが大切だ。当然、また勝ちたいし、新しい環境、新鮮な集中力、新しいアイデア、新しい人たちが、その目標を達成する手助けをしてくれると思っている。
多くのレースでチャンスがあるし、何年も同じようなレーススケジュールをこなしてきたので、新しいレースを発見するのも楽しみだ。私はチーム作りのためにここにいるが、チームはすでに素晴らしい軌道に乗っている。野心はあるし、これからも成長し続けるだろう。
オンラインとオフラインのルック&フィール、スタッフ、そしてもちろんウェア。知識という点では、すでに最高レベルにある。Q36.5ブランドの人たちにも何人か会ったよ。
キットは毎日着るものだから、その裏にいる人たちを知り、彼らの情熱や支持するものを見ることは刺激になる。
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