Specializedから、全く新しいチューブレスタイヤを発表。
名前は、Specialized Turbo RapidAir。
すでに、Deceuninck Quick-Stepのライダーが春先から使用。
- ローリング抵抗が小さいこと
- グリップが良い
- しなやかな乗り心地
ツール・ド・フランスでも8人のライダーのうち5人が使用しているという。
Specialized Turbo RapidAirチューブレスロードタイヤ
Rest day=fun day.#TDF2019
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) 2019年7月22日
Photo: @GettySport pic.twitter.com/lG586aNgZg
Decuninck Quick-Stepのファビオ・ヤコブセンが、ツアー・オブ・カルフォルニアの第4ステージでSpecialized Turbo RapidAirのプロトタイプを使用して優勝。
今では彼のチームメイトの多くが使用している様子。 2019年のツールでは、8人のライダーのうち5人が新しいチューブレスタイヤで走っている。
ジュリアン・アラフィリップが使っているかどうかは確認出来ていない。確認しようにも、ラベルと外観だけではわからないですよね。
トップレベルのロードチューブレスタイヤの開発は遅すぎる。
既に、プロマウンテンバイクではチューブレスが主流となっている。基本的に10年以上前にエリートMTBチューブラーの市場は消えているのだ。
これまでのロードチューブレスタイヤは全てではないが、硬くて重い加硫構造で作られているのも原因。
SW Tuobo Allround Tubularと比較
pecializedは、同社のSW Tuobo Allround Tubularとの比較表を出している。
Specializedは、新しいTurbo RapidAirを 我々のプロが今まで使用してきた最高のハンドリング、スムーズなライディング、そして最速のローリングタイヤ と呼んでいる。
多くのチューブレスタイヤは、ロードチューブレスに必要な気密構造と強度を得るために、ブチル含浸織物の多くの重なり合う層を使用してる。
スペシャライズドは、Turbo RapidAirチューブレスタイヤは、柔軟性を高めるためにトレッドの接触パッチの下には、2つのファブリック層としている。これは、特許出願中の構造となっている。
また、タイヤが曲がって形状に戻るときのヒステリシスが少ないために、転がり抵抗でも、チューブラーを上回る性能がある。
Turbo RapidAirタイヤは、コーナリング中に安定したサポートを提供するためにサイドウォールが厚くなり、耐摩耗性が向上する。
このタイヤは、チューブレスセットアップを容易にするために、チューブレス対応のリムに簡単にスナップする為に、チューブレス特有のビードも特徴としている。
スペシャライズドは、RapidAirシーラントは、チューブラーの「ランフラット」機能に対抗するために開発された。
価格と出荷時期
スペシャライズドは、新しいサイズのチューブレスタイヤについて、どのサイズが利用可能なのか、価格はいくらかかるかなど、まだ詳細を明らかにしていない。
しかし、2019年秋には、発売することを確約している。
軽いし性能も良いとなると、これは注目のタイヤとなりそうですね。
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