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Hutchinsonから、8,000km走れる安価でコストパフォーマンスの良いHutchinson Challenger登場

機材情報
Image credit: Hutchinson
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Hutchinsonから、トレーニング、エンデュランスライド、フォンド用タイヤとしてHutchinson Challengerが発売された。

Challengerは、長寿命、快適性、安全性を最優先している。グリップ力と耐久性に優れた新しいコンパウンドと、パンク防止用の高密度ファイバーが採用されている。

Hutchinsonによると、ロードバイクタイヤの構造は、安全性とグリップのためにトレッドパターンとゴムのグレインがあり、一年中使用できるように最適化されているという。

通常タイヤの走行距離と言えば、長くても4,000km程度だと思っていたけど、8,000kmも持つというから驚きだ。

 

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Hutchinson Challenger

Image credit: Road Bike Connection

 

Hutchinsonは、Challengerのタイヤに新しいバイコンパウンドを採用。これは、タイヤの中心部に硬いコンパウンド、外側の端に柔らかいコンパウンドを組み合わせたもの。

タイヤ中央の硬いゴムは、切り傷や摩耗に強いと言われている。

エッジ部分の柔らかいゴムは、ドライ路面や濡れた路面での「コーナリング時の優れたグリップ力」のためにある。

このタイヤには、他にもグリップを高めるための特徴が2つある。

  • タイヤの側面には溝があり、コーナリング時や濡れたターマックでのグリップをさらに高める。
  • タイヤ全体には、軽いくぼみのような「グレイン」があり、安全性とグリップ力を高める。

 

Image credit: Road Bike Connection

 

ラバーの下には、66 TPIのケーシングがある。

Hutchinsonによると、これは保護と性能の良い組み合わせを提供するとのこと。

 

TPIとは

Thread Per Inch(スレッド パー インチ)」の略で、ケーシングの1インチ(2.54cm)あたりの繊維の総数を表している。

TPIが高いタイヤ

柔軟性が高く、しなやか。グリップ力が上がる。転がり抵抗は低くなるが耐久性は低くなる。

TPIが低いタイヤ

繊維が太く、剛性が高い。タイヤの変形が少ない。

 

ケーシングは重量にも貢献する。Challengerの重量は、700x25mmで255g、700x30mmで320gとされている。

 

パンク防止

Image credit: Hutchinson

 

ChallengerにはHutchinsonの強化技術が採用されている。これは、タイヤのケーシングに高密度ファイバーの保護帯を通すもので、耐パンク性を高めるという。

チャレンジャーのゴムは他のタイヤに比べて厚く、パンクに対する保護性能をさらに高めているとのこと。

700x30mmのタイヤのトレッド厚は4.45mm、700x25mmのタイヤのトレッド厚は3.9mmとなっている。

Hutchinsonによると、この厚いトレッドはチャレンジャーの潜在的な走行距離を伸ばすのに役立ち、8,000kmまでの走行テストを行っている。

8,000km乗ろうと思ったら、月に1,000kmで8か月。サンデーライダーならば、1年以上持ちそうだ。

 

Hutchinson Challenger spec

Image credit: Hutchinson

 

Hutchinson Challengerタイヤは、現在3つのサイズが用意されている。

700x25mmと700x30mmは、ブラックのみ。700x28mmサイズは、ブラックとタン・ウォールの2色から選択できる。

Challengerは現在、クリンチャータイヤとしてのみ利用可能。

Hutchinsonによると、このタイヤは、フランスブランドの新しいチューブレス技術により、2023年にはチューブレスタイヤとして利用できるようになるとのこと。

 

  • 対応サイズ  : 700x25mm、700x28mm、700x30mm
  • 表示重量:255g(700x25mm)、300g(700x28mm)、320g(700x30mm)
  • ケーシング  :  66 TPI
  • カラー:ブラック(700x28mmはタンもあり)
  • 価格:4,950円

なんでも高くなっているので、これはコストに対する対策としては有効ですね。

 

Hutchinsonは、フランスのブランドだけど、日本ではポディウムで扱っている。

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