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2022 バロワーズ・ベルギーツアー最終ステージで、イヴ・ランパールトが総合優勝を邪魔して失格!

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Photo credit: tubblesnap on Visualhunt
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バロワーズ・ベルギーツアーは、同タイムで最終ステージを迎えていた。

  • Quick-Step Alpha Vinyl Teamのマウロ・シュミット
  • Lotto Soudalのティム・ウェレンス

二人は、コースにある3回のボーナスタイムがあるスプリントで決着をつけることに。

だが、このスプリントポイント前で、事件が起こってしまう。

 

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スプリントポイント前で

こちらは3回のスプリントの様子

 

 

1回目の中間スプリントでは、ティム・ウェレンスがアルノー・デリーのアシストを受けて1位通過。

これで3秒を獲得し、総合優勝はティム・ウェレンスかと思われた。

 

2回目のスプリント

 

上から、ミケル・モルコフ。その後ろで、イヴ・ランパールトがティム・ウェレンスを執拗に押しているように見える。

ティム・ウェレンスの隣は、マウロ・シュミットだ。結局、このイヴ・ランパールトと接触したことで、ティム・ウェレンスはスプリントに絡めない。

先頭は、フロリアン・セネシャルが1着通過しており、マウロ・シュミットが2位通過して2秒を獲得した。

これで、ティム・ウェレンス3秒。マウロ・シュミット2秒で、3回目のスプリントで二人の決着となる。

 

3回目のスプリントポイント

 

3回目のスプリントで、マウロ・シュミットは1位通過。ティム・ウェレンスは2位通過。これで、二人は同タイムとなった。

この時にも、イブ・ランパールトと接触がありティム・ウェレンスはスプリントに遅れている。

 

結局、イブ・ランパールトはレース後に失格処分に。イヴ・ランパールトの話によると、最初のスプリントポイントではLotto Soudalのライダーに邪魔されたと。

テレビでみると派手に見えるけど、それほど危ないとは思わなかったと言っている。まあ、頭突きをしたりした訳ではないので、故意ではない。

ティム・ウェレンスは、TTで1秒速くマウロ・シュミットより速く走っていれば、総合優勝だった。ただ、後になって言っても仕方ない。

 

ティム・ウェレンスは、冷静にコメント

 

ティム・ウェレンスは、2018ツール・ド・ワロニーでは同タイムで、クイントン・ヘルマンスから優勝を奪っている。

今回、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのクイントン・ヘルマンスは総合3位。ギリギリで勝ったり、負けたりの世界なので、わずかなことでも勝者は変わってしまう。

ティム・ウェレンスは、イヴ・ランパールトが失格になっても嬉しくないと。秒数をくれとインタビューで答えている。

かなり冷静に話しており、大人だなと感じる。

Lotto Soudalは、UCIポイントを熱望しており、1位と2位では50UCIポイントも違う。ティム・ウェレンスは、悔しい思いをしているだろう。

さらに、チーム関係者も同じ思いをしているはず。

 

 

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