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2025 ベネトクラシック  イタリア最後のレースは誰が制した?

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Photo credit: derpunk on VisualHunt.com
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元プロライダーのフィリッポ・ボッツアートが開催するライドザドリームライドと呼ばれるレースシリーズの一つ、ベネトクラッシック。Veneto Classic(1.Pro)

将来的にワールドツアーサーキットの一部となることを目指しており、昨年からプロレースに昇格している。

ジャコモ・ニッツォーロが優勝した2020イタリア選手権のコースを部分的にたどる。

欧州で、今シーズン最後のプロレースであり、誰が勝つのか注目される。

 

過去の優勝者

  • 2024  マグナス・コルトニールセン
  • 2023   ダヴィデ・フォルモロ
  • 2022  マルク・ヒルシ
  • 2021  サムエーレ・バティステッラ

 

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ソアーヴェ~ノデルグラッパ  197km

コースプロフィール photo venetoclassic

 

最初に、ラ・ロジーナの登り(2.6km・6.3%)を伴うローカルサーキットを2周する。

次にラ ティサの壁の5周回、次のローカルサーキットには、330mのパヴェの登りが用意されている。そして、最後に1.3kmのグラベルの登りディーゼル・ファームもある。簡単なスプリンターステージを目指したコース設定ではない。

 

  1. 山岳 Monteviale (1.8 km à 6.2%)
  2. スプリントポイント Nove
  3. 山岳 ラ・ロジーナ (2.6 km・6.3%)
  4. 山岳 ラ・ロジーナ (2.6 km・6.3%)
  5. 山岳 ラ・ロジーナ (2.6 km・6.3%)
  6. 山岳 ラ・ロジーナ (2.6 km・6.3%)
  7. 山岳 ラ・ロジーナ (2.6 km・6.3%)
  8. 山岳 ディーゼル・ファーム 1.2km・10.0% グラベル
  9. 山岳 コントラ ソアルダ  0.4km・10.3%

 

注目のライダーは

  • Uno-X Mobility  ヨナス・アブラハムセン、ヨハネス・クルセット、オーデネ・ホルター
  • Team Jayco AlUla フィリッポ・コンカ、フィリッポ・ザナ
  • Q36.5 Pro Cycling Team ジャンルーカ・ブランビッラ、ファビオ・クリステン
  • Alpecin – Deceuninck スタン・ファントリヒト、クサンドロ・ムーリッセ
  • Cofidis アレクサンデル・アランブル、ディラン・トゥーンズ、バンジャマン・トマ
  • Groupama – FDJ ロマン・グレゴワール、オリヴェエ・ルガック
  • XDS Astana Team クリスティアン・スカローニ、クレモン・シャンプッサン、フィリッポ・コンカ、ディエゴ・ウリッシ
  • UAE Team Emirates – XRG アレッサンド・コーヴィ、アントニオ・モルガド、パヴェル・シヴァコフ、パブロ・トーレス、ティム・ウェレンス、フロリアン・フェルメルシュ
  • Lotto ジェンノ・ベルクモエス
  • Tudor Pro Cycling Team マルク・ヒルシ

ディフェンディングチャンピオンのUno-X Mobilityのマグナス・コルトニールセンは、原因不明の不調に襲われている。いつ回復するのかわからない。

 

スタート

こちらもホイールセレモニー。

 

3人がおくられる。ジミー・ヤンセンスは惜しい日もあったけれど、プロでの勝利は得られなかった。

  • ジャンルーカ・ブランビッラ Q36.5 Pro Cycling Team
  • アレッサンドロ・デマルキ Decathlon AG2R La Mondiale Team
  • ジミー・ヤンセンス Alpecin-Deceuninck

 

残り50.9km。19人が逃げていたが、Alpecin-Deceuninckのスタン・ファントリヒトが落車して人数を減らしている。

 

こちらは切れた追走4人。

 

先頭にはグラベル世界王者となったUAE Team Emirates – XRGのフロリアン・フェルメルシュがいる。

 

UAE Team Emirates – XRGのパヴェル・シヴァコフが集団から抜け出して追っている。追いつくだろうか。すでに3分以上の差がある。

 

山岳 ラ・ロジーナ (2.6 km・6.3%)

先頭集団はUno-X Mobilityのフレドリック・ドゥバースネスを先頭にあがる。

 

先頭は11人。残り39.9km。Uno-X Mobilityのサカリアス・コラー・ローランドもおり二人先頭集団に送り込んだ。

 

先頭にはXDS Astana Teamからディエゴ・ウリッシ。Alpecin-Deceuninckからクサンドロ・ムーリッセ、Cofidisからディラン・トゥーンズが乗っている。

 

こちらは集団。UAE Team Emirates – XRGのティム・ウェレンスが動き出した。XDS Astana Teamのクリスティアン・スカローニ、Lottoのジェンノ・ベルクモエス、Tudor Pro Cycling Teamのマルク・ヒルシなどエースナンバーが揃っている。ただ、タイム差があいているので追いつくのか。

 

残り33.2kmで1分59秒。アシストがいないのでエース集団が追いつくのはかなり厳しい。

 

また、ティム・ウェレンスが攻めている。

 

山岳 ラ・ロジーナ (2.6 km・6.3%)

これが最後のロジーナの登りだ。

 

残り26km。追走とは1分1秒、集団とは1分56秒と変わっていない。これは逃げ切りか。

 

集団はティム・ウェレンス、ロマン・グレゴワール、マルク・ヒルシ、ジェンノ・ベルクモエスなどいるが追いつかない。アシストがいないエースばかりなので協調性がない感じ。

 

ティム・ウェレンスが集団から抜け出した。

 

ティム・ウェレンスにAlpecin-Deceuninckのラムセス・デブルインが張り付いている。

 

ティム・ウェレンスは、残り17.4kmで1分18秒差まで迫ってきた。

 

残り16.4kmで先頭は5人に絞られた。

  1. ディエゴ・ウリッシ XDS Astana Team
  2. フロリアン・フェルメルシュ UAE Team Emirates – XRG
  3. フレドリック・ドゥバースネス Uno-X Mobility 
  4. ダヴィデ・デ・プレット Team Jayco AlUla
  5. クサンドロ・ムーリッセ Alpecin-Deceuninck

 

また、Q36.5 Pro Cycling Teamのニコラス・ズコウスキーとBurgos Burpellet BHのエリック・アントニオ・ファグネスが追いついた。

 

残り10.4km。ティム・ウェレンスとは1分25秒差と広がっているのでこの先頭から勝者が出るのは間違いない。

 

Team Jayco AlUlaのダヴィデ・デ・プレットが先頭で登る。

 

ディエゴ・ウリッシがきている。

 

最後尾はUno-X Mobilityのフレドリック・ドゥバースネス。

 

山岳 ディーゼル・ファーム 1.2km・10.0% グラベル

ディエゴ・ウリッシが追いついた。

 

ディエゴ・ウリッシが単独となった。

 

残り8.5km。ディエゴ・ウリッシがゴールまで行くのか。このままいくとプロ50勝目となるけど。

 

あらら、ディエゴ・ウリッシが滑ってオーバーラン。脚をついてしまう。

 

これでディエゴ・ウリッシは追いつかれてしまった。

 

フロリアン・フェルメルシュが少し離れて追っている。

 

あっとAlpecin-Deceuninckのクサンドロ・ムーリッセがパンクだ~。これは痛い。

 

下りで、フロリアン・フェルメルシュとサカリアス・コラー・ローランド、Groupama – FDJのロレンツォ・ジェルマーニが追いついた。

 

山岳 コントラ ソアルダ  0.4km・10.3%

Cofidisのディラン・トゥーンズは追いつかない。登りが始まってしまった。

 

登りでUno-X Mobilityのサカリアス・コラー・ローランドが飛ばす。

 

おっと、Groupama – FDJのロレンツォ・ジェルマーニがアタックだ。

 

あ~、これは決まるのか。

 

ロレンツォ・ジェルマーニが引き離した。

 

ディエゴ・ウリッシは遅れたが、フロリアン・フェルメルシュとサカリアス・コラー・ローランドが追ってきている。下りなので追いつくだろう。

 

やはり追いつく。これは3人のスプリントか。牽制しているとスプリント力のあるディエゴ・ウリッシが追いつく。

 

残り1kmのゲートをくぐった。

 

牽制している。

 

ディエゴ・ウリッシが追いついてきた。

 

最後の登りでサカリアス・コラー・ローランドがアタック!

 

残り200mを切ってサカリアス・コラー・ローランドが先頭。フロリアン・フェルメルシュはまくれるか。

 

登りがきつい。

 

サカリアス・コラー・ローランドが一度後方を確認。少し離れている。

 

フロリアン・フェルメルシュがまくれない。

 

サカリアス・コラー・ローランドが勝利だ~!

 

なんと、これがプロ初勝利となった。2024年に開発チームから昇格した24歳のノルウェー人だ。チームはこれで23勝目。200UCIポイントを獲得して、Cofidisを突き放した。

 

2位はフロリアン・フェルメルシュ、もし勝っていたら不滅のチーム96勝目となっていた。3位はプロ50勝目を逃したディエゴ・ウリッシ。グラベルでのオーバーランがなければ、もう少しリードしていたかも。

 

リザルト

優勝したUno-X Mobilityのサカリアス・コラー・ローランド

 

Rnk Rider Team UCI Time
1  Løland Sakarias Koller 

 
 
Uno-X Mobility 200 4:04:37
2  Vermeersch Florian 

 
 
UAE Team Emirates – XRG 150 ,,
3  Ulissi Diego 

 
 
XDS Astana Team 125 ,,
4  Germani Lorenzo 

 
 
Groupama – FDJ 100 0:11
5  De Pretto Davide 

 
 
Team Jayco AlUla 85 0:21
6  Teuns Dylan 

 
 
Cofidis 70 0:38
7  Dversnes Fredrik 

 
 
Uno-X Mobility 60 0:43
8  Fagúndez Eric Antonio 

 
 
Burgos Burpellet BH 50 ,,
9  Wellens Tim

 
UAE Team Emirates – XRG 40 0:59
10  Debruyne Ramses

 
Alpecin – Deceuninck 35 ,,
11  Zukowsky Nickolas

 
Q36.5 Pro Cycling Team 30 1:21
12  Hirschi Marc

 
Tudor Pro Cycling Team 25 1:33
13  Velasco Simone

 
XDS Astana Team 20 ,,
14  Meurisse Xandro 

 
 
Alpecin – Deceuninck 15 ,,
15  Piganzoli Davide

 
Team Polti VisitMalta 10 ,,
16  Scaroni Christian

 
XDS Astana Team 5 ,,
17  Aranburu Alex

 
Cofidis 5 ,,
18  Grégoire Romain

 
Groupama – FDJ 5 ,,
19  Negrente Mattia 

 
 
XDS Astana Team 5 ,,
20  Zana Filippo

 
Team Jayco AlUla 5 ,,
21  Champoussin Clément

 
XDS Astana Team 5 1:37
22  Conci Nicola

 
XDS Astana Team 5 1:59
23  Gogl Michael

 
Alpecin – Deceuninck 5 2:01
24  Abrahamsen Jonas

 
Uno-X Mobility 5 ,,
25  Thomas Benjamin

 
Cofidis 5 ,,
26  Scalco Matteo

 
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 5 2:08
27  Eriksson Lucas

 
Tudor Pro Cycling Team 5 ,,
28  Vergallito Luca

 
Alpecin – Deceuninck 5 2:11
29  Berckmoes Jenno

 
Lotto 5 2:21
30  Kulset Johannes

 
Uno-X Mobility 5 2:25

 

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