第4回目となるUCIグラベル世界選手権。前回優勝のマチュー・ファンデルプールは疲れのためにシーズンは終了している。
注目は、イル・ロンバルディアに続いて連続出場となるQ36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコック。
ビーク~マーストリヒト 180.9km

コースプロフィールマップ photo ucigravel2025
今年の世界グラベル選手権は、アムステルゴールドレースで知られるオランダのリンブルフ州で開催。
ベークのスタート地点からマーストリヒトのゴール地点までの間、ライダーたちは砂利道、森林の小道、田舎道、そして難しい登り坂が混在する道を走ることになる。
年齢区分に応じて1回以上走る50kmの周回コースを設計。 決勝は、平均勾配8%の1kmの砂利道であるブロンスダルウェグで決まる可能性が高い。
3人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
先頭は4人。フロリアン・フェルメルシュが残り125kmでアタックして抜け出している。
ニルス・ポリッツがパンクで遅れて先頭は3人に。
- フロリアン・フェルメルシュ ベルギー
- フロリス・ファン・トリヒト ベルギー
- フリッツ・ビースターボス オランダ
残り50km。36秒とわずかなタイム差で逃げ続けている。
メイン集団は13人。こちらにトム・ピドコック、グレッグ・ファンアーヴェルマート、トーン・アールツ、ジャンニ・フェルメルシュ、ティム・ウェレンス、ニルス・ボリッツがいる。
マテイ・モホリッチは、40秒差で先頭を追っている。
トム・ピドコックがティモ・キーリッヒと共に集団から抜け出している。
先頭は二人となった。
- フロリアン・フェルメルシュ ベルギー
- フリッツ・ビースターボス オランダ
マテイ・モホリッチは50秒差に。
フロリアン・フェルメルシュは、今度こそ優勝となるか。
追走にいたフロリス・ファン・トリヒトが落車。
残り22km。追走は1分5秒と離れている。
トム・ピドコックがティム・ウェレンスに張りつかれて上がってきている。
フロリアン・フェルメルシュが登りでアタック!
ついにフロリアン・フェルメルシュが単独に。
残り11km。ベルギー勢は追わない。スロベニアのマテイ・モホリッチと英国のトム・ピドコックが追いつかなければ決まりか。すでにもっともきつい登りは越えている。
フロリアン・フェルメルシュは残り1kmのゲートに。
フロリアン・フェルメルシュは、ゴールエリアに。
これまで2位が2回。ついに勝利だ。
フロリアン・フェルメルシュは、脚だよと。
そしてColnagoを掲げる。やりたかったんでしょうね。
大けががあったけれど、ようやく日の目を見た感じだ。
2位はBEAT Cycling Clubのフリッツ・ビースターボス。
マテイ・モホリッチは2度目の王者とはならず。
トム・ピドコックは6位に。世界王者の栄冠はまた来年以降となる。
リザルト
優勝したフロリアン・フェルメルシュ
信じられないよ。まだ実感がわかない。この感情はこのレースのせいだけではなく、長いカムバックの終わりのように感じる。困難な2年間を経て、ようやく再び勝利することができた。このような形でシーズンを締めくくることができるのは素晴らしいことだ。
スタートは慌ただしく、わずか10キロでパンクしてしまった。幸いなことに、その20キロ後には集団に戻ることができた。それからアタックするいい瞬間があったので、それを狙ったんだ。今日は集団をほとんど見ず、ほとんど追走かアタックしかしなかった。離されたとき、フィニッシュへの道はひとつしかないと思った。
正直言って、ほとんど情報がなかった。時々、コースの横を時間差で通過していく人たちがいたけど、誰が僕らの後ろを走っているのかは知らなかった。
時々後ろを見て誰かが走っているのが見えたらわかる程度だった。でも、だから自分のことに集中することが特に重要で、そうしていたんだ。
2位 BEAT Cycling Clubのフリッツ・ビースターボス
かなりうまくいったよ。2週間前にNKグラベルで走ったときはとてもうまくいったけど、今回はかなりスムーズだった。
ステップアップしたようだ。強いとは思っていたけど、まさか表彰台に上がれるとは思っていなかった。特に第1ラウンドは全員でのレースで緊張した。でも、4人が離れてからは、ガス欠になり、できるだけ長く走り続けることになった。
ニルス・ポリッツとフロリス・ファン・トリヒトが先頭で脱落するのを見た。勝とうと思ったのだろうか?
2人になったとき、ほんの少しだけね。でも、彼がアタックしたとき、僕にも何も残されていなかったんだ。
ツアー・オブ・オランダは火曜日から始まる。これで調子がいいことが確認できたし、そこでそれを見せられるといいね。その後、オフシーズンに入るよ。
長い間マウンテンバイクをやっていて、その中身を見てみたんだけど、去年はとにかくサイクリングに切り替えて、うまくいっているよ、ははは。
副業でグラベルを楽しんでいるけど、やっぱりサイクリングが中心なんだ。フルタイムのサイクリストではなく、副業としてスポーツ・マーケティングを勉強しているが、仕事はしていない。
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