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ゲラント・トーマスがツール・ド・フランスの後にもう一つのチャンレジ

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Photo Geraint Thomas instagram
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チームイネオスは、リーダーが一人づつSNSで2020シーズンの目標について語っている。

今回はゲラント・トーマスのビデオメッセージから彼のツール・ド・フランスにかける思いと、2度目のイエロージャージ獲得の最後のチャンレンジになるかもしれないという言葉も聞かれている。

すでに引退後のチャレンジについて語っており、自身のプロロード生活も長くないと感じているのかもしれない。

 

 

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ツールでもう一度結果を出したい

ゲラント・トーマスのビデオメッセージ

トーマスはジロも大切だが、やはりキャリアの中でツール・ド・フランスでもう一度優勝したいと考えたという。

今年のツールは、開始から2、3日ごとに厳しい日があり、その点で異なる。伝統的なフラットな日はなく…エキサイティングだ。

2018年のイギリス国内TTチャンピオンであり、タイムトライヤルスペシャリストのゲラント・トーマスは、今年のツールのタイムトライヤルの距離が少ないと嘆いている。

年々TTの距離が減るのは、TTだけで優勝が決まるのを防ぐ狙いもあるだろう。TTが得意な選手には不利で、山岳に強い選手にはありがたい処置ではある。

山岳に強い選手が勝つ可能性が高いので、アタックもかかりやすく見ているほうは面白いのだが。

 

オリンピックを目指す

Photo Geraint Thomas instagram

トーマスはまた、東京オリンピックを目標としてることを明らかにした。

ツールの最終段階からわずか7日後に東京で行われる個人タイムトライアルとロードレースの両方で、イギリス代表の座を獲得することを目指すと。

 

私がスポーツ全般に夢中になった理由は、部屋で子供の頃オリンピックを観ていたからだ。私は常にその舞台に立ちたいと思っていた。

ツールとオリンピックの間には、このような速いターンアラウンドと時間差もある。理想的には、もう1週間ほしいでしょう。

ジロと別のプログラムが実際にオリンピックに適しているかもしれないが、私はそれをやりたい。何度かツールに出てから、2014年のコモンウェルスゲームのように、木曜日にタイムトライアルをして、日曜日にロードに出たこともある。

まあ、これは単なる考え方だが出来ないことはないだろう。

2014年の場合には、パリからスコットランドのグラスゴーへの移動だった。時差もなく、移動距離も少ない。

ちなみにこの時には、TTは3位。ロードは優勝している。グラスゴーと東京では、距離も移動時間も大きく違うとは思うけど。

 

オリンピックへの日程

ツール・ド・フランスは7月19日に終了し、東京オリンピックは5日後に始まる。

男子ロードレースは7月25日に予定され、タイムトライアルは7月29日に予定されている。ゲラント・トーマスが本気で狙うならはTTのほうがチャンスは多いだろう。

だからこそ、ロードとTTのイギリス代表となることも大切となってくる。

 

今年のほうがコンディションが良い

Photo Geraint Thomas instagram

トーマスは、昨年のツールよりも、今シーズンについて楽観的だと感じていると説明した。

ツールで優勝したことで、彼の人生は変わり、トレーニングは昨年の冬に優先順位リストから押し下げられた。

昨シーズン、ツール・ド・スイスで落車したことで、ツールへの調整の時間もへっていまう。

 

それにもかかわらず、彼はツール・ド・フランスで2位となったが、この冬、彼はより強力な基盤を築いたという。

 

私は間違いなく、去年のこの時期と比べてはるかに気分が良く異なっている。明らかに私はトレーニングをしており、早く始めた。去年の10月と11月には2倍の時間を簡単に過ごした

それはまったく違う。昨年は、レベルに到達するまで楽しかったとは言えない。

私はそのために行かなければならない。それに勝つためには参加しなければならない。

トレーニング自体は、Gが言うように距離も乗れるようになっている。

 

 

それが私をやる気にさせ、外に出て、最高の形でそこに着くためにできる限りのことをする。そしてそこに着いたら自分に出来ることをする。

私が勝てなかったり、表彰台に立たなかったり、トップ10で何もできなかったりした場合、成功はちょうど私の最高の形でそこに到達し、そこから本当に進んでいくでしょう。

トーマスの場合、キャリアのほとんどでドメスティックな役割を演じてきた。彼の心の中の一部にはリーダーとして走りたいという気持ちが抑えられない部分もあるという。

若い時期からリーダーとして走っていた訳ではない。チームは個人的な野心の前にチームの勝利を最優先する。

トーマスは、正直に昨年イネオスの全体的なリーダーになっていなかったことに不満を語っている。タイトルを守るためにチームが支えてくれれば取れたかもしれないからだ。

自然の力によってレース自体の流れが変わったこともあるが、それがこのスポーツであることも理解している。

 

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