1990年には宇都宮で世界選手権ロードが行われた。
その後、1992年からジャパンカップが開催されている。今年はワールドチームが6チーム。プロチームが3チーム。日本チームの活躍が見られるか。
過去の優勝者
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2024 ニールソン・ポーレス
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2023 ルイ・コスタ
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2022 ニールソン・ポーレス
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2019 バウケ・モレマ
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2018 ロベルト・パワー
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2017 マルコ・カノーラ
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2016 ダヴィデ・ヴィッレッラ
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2015 バウケ・モレマ
宇都宮~宇都宮 144.2km

コースプロフィールマップ photo japancup
レースは宇都宮市より少し東にある宇都宮市森林公園サーキットで開催。
1周10.3kmの周回を14周。前日のクリテリウムを見ても激しいレースとなるのは間違いない。
- 山岳ポイント 3周
- 山岳ポイント 6周
- 山岳ポイント 9周
- 山岳ポイント 12周
注目のライダーは
- EF Education – EasyPost アレックス・ボーダン、ジェームス・ショー、留目 夕陽、ゲオルク・シュタインハウザー
- Bahrain – Victorious レニー・マルティネス、トースタイン・トレーエン
- Cofidis サイモン・カー、ヨン・イサギレ
- Intermarché – Wanty ルイ・バール、ロレンツォ・ロタ
- Lidl – Trek マティアス・ヴァチェク、パトリック・コンラット
- Team Jayco AlUla マイケル・マシューズ、クーン・ボウマン、マウロ・シュミット
- Israel – Premier Tech サイモン・クラーク、ライリー・シーハン
- Team Solution Tech – Vini Fantini 新城幸也、ヴァレリオ・コンティ
- Tudor Pro Cycling Team
スタート
雨でなくて良かった。先頭に新城幸也も並んでいる。
さあ、スタート。このコースに出場したことのある後輩がいうには最初から死んでしまうと。
あ~、1周目の登りから全開。日本人選手が逃げに乗るパターンは難しそう。
逃げにLidl – Trekのジョナサン・ミランも乗った。
この5人でタイム差が離れたら、日本人が上位に入る可能性はゼロとなる。完走するのも難しくなりそう。
2回目の山岳ポイント通過。Team Jayco AlUlaのフェリックス・エンゲルハルトが追いついている。先頭は6人。
残り12周
集団まで1分30秒差。
猛烈なペースで走っている。先頭は7人に。JCL Team UKYOのシモーネ・ラッカーニが追いついている。
残り11周
集団は1分5秒差で通過。これは前を捕まえるのか。
残り105km。23秒となった。
残り10周
残り10周。もう集団が後ろ。
ジョナサン・ミランの先頭グループは登りで捕まっている。
Intermarché – Wantyのルカ・ヴァン・ボーベンが単独の逃げ。
残り63.2km。まだルカ・ヴァン・ボーベンが逃げている。単独なので集団も問題なし。
ルカ・ヴァン・ボーベンが山岳ポイント獲得。
Israel – Premier Techのライリー・シーハンがアタック。
ルカ・ヴァン・ボーベンがまだ逃げている。
追走がルカ・ヴァン・ボーベンを捕まえたか。
先頭は合流。17人に。
残り35km。
Israel – Premier Techが前を固めている。
残り2周
Bahrain Victoriousのレニー・マルティネスがいる。
まだ、アタックがかからない。
レニー・マルティネスが攻撃。後ろはEF Education-EasyPostのアレックス・ボーダン。
3人が抜け出すか。
先頭は5人まで戻った。
Israel – Premier Techのライリー・シーハンが戻ってきた。
6人が先頭集団。
残り1周
残り10kmで勝負がつく。JCL Team UKYOはアレッサンドロ・ファンチェル。
あっと、レニー・マルティネスがアタック!
アレックス・ボーダンが反応。
これはアレックス・ボーダンだけがついていく。
レニー・マルティネスが林道で引き離して上がったきた。
残り4.5kmに。
残り3km。後ろが見えない。
残り900m。
レニー・マルティネスが逃げ切り勝利だ!
レニー・マルティネスが今シーズンの4勝目を日本できめてみせた。
リザルト
優勝したBahrain Victoriousのレニー・マルティネス
この結果にはとても満足している。今日のチームは素晴らしい仕事をしてくれたし、僕のコンディションも良かった。登りはそれほど長くなかったので、早めに仕掛け始めた。
ラスト3周、2周と集団を減らしていき、最終ラップでソロになるタイミングを選んだ。集団でゴールするよりも、単独でゴールする方がいいからね。
シーズン最後のレースで、チームのため、スタッフのため、そして自分のために優勝できて本当にうれしい。シーズンの最後を本当にいい形で締めくくることができたし、冬に向けてのいいモチベーションになった。
それに、日本でレースをすることはあまりないから、このようなユニークな場所で優勝できたことは特に嬉しい。
リザルト
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