ブエルタ・ア・エスパーニャのスタートリストが徐々に埋まっている。
Team Jumbo-Vismaのスタートリストには、トム・デュムランとプリモシュ・ログリッチの名前が並んでいる。
ツールをほぼ、手中に収めていた彼らは総合2位に終わった。今度こそブエルタで総合優勝を狙う。
Team Jumbo-Vismaのスタートリスト
現在確認されているTeam Jumbo-Vismaのメンバーを見ると。
現在6名がエントリーされている。ロベルト・ヘーシンクとセップ・クスはツールに続いてアシストとしてブエルタに参加する。
トム・デュムランはツール・ド・フランスではプリモシュ・ログリッチのために献身的にアシストした。
そして、リエージュ~バストーニュ~リエージュでもトム・デュムランはログリッチのために登りで先頭を引いて集団を崩壊させる。
この動きで、プリモシュ・ログリッチは最終の逃げグループに入ることに成功。後ろでは、トム・デュムランがマチュー・ファンデルプールの後ろに張り付いて、先頭交代をさせない。
このアシストのおかげで、逃げグループは最後のスプリント勝負が出来、ログリッチはジュリアン・アラフィリップのバンザイゴールの油断のおかげで優勝。
見事な二人の連携によるチームの勝利だった。
トム・デュムランはオランダのテレビチャンネル1Limburgに出演。
ブエルタについて語っている。
ブエルタで自分が良くなれば、彼が僕のために乗ってくれるだろうし、プリモシュがまた良くなれば、ツールと同じシナリオになるだろう。
自分のために乗って、彼が4位になって自分が7位になったら嫌だ。
今は、とてもよく乗っていて、毎週少しずつ良くなってきている。今年でなくても来年にでも、本当にトップの形をもう一度感じたい。
と語っている。
ツールとリエージュで、トム・デュムランは献身的にプリモシュに施した。
「ほどこされたら、ほどこし返せ、恩返しだ。」ということで、プリモシュ・ログリッチもブエルタが始まればトム・デュムランのアシストに回るだろう。
だが、実際には調子の良いほうがリーダーとなるのは間違いない。
トム・デュムランは2017ジロ・デ・イタリア以来のグランドツール制覇が出来るだろうか?
注目してみておきたい。
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