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リエージュ~バストーニュ~リエージュの勝者は誰? ゴールでまさかの~

海外情報
photo Liège-Bastogne-Liège
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今年の3番目のモニュメントとなるリエージュ~バストーニュ~リエージュが無事に開催。

今回は、世界チャンピオンとなったジュリアン・アラフィリップのレインボージャージのお披露目のレースとなる。

果たして、世界チャンピオンを着ての1戦目で勝てるだろうか?

 

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One day race » Liège › Liège (257k)

https://www.liege-bastogne-liege.be/en/stage-1

コースマップ photo liege-bastogne

いつもならば、春のクラシックの終わりに開催されるがコロナによりこの時期となった。

5つのモニュメントの中で最も古く、ベルギーのアルデンヌ地方で行われる3つの春のクラシックの1つ。とにかく小刻みなアップダウンを繰り返す257kmにも及ぶコース。

上のコースマップを見てもわかるように11か所の登りがある。最後まで残るのは足のあるパンチャーだ。

 

逃げは9人

photo cyclingstreamストリーミングより 以下同様

逃げは9人。集団とのタイム差はそれほど離してくれない。

 

道路標識にぶつかったグレッグ・ファンアーヴェルマート(CCC Team)とジェイ・マッカーシー(BORA)がリタイヤとなってしまう。

 

更に、集団では落車が起こってしまい、ジュリアン・アラフィリップや、マルク・ヒルシも巻き込まれる。

 

逃げ集団は人数を減らして走っていたが、残り70km余りで更に二人が捕まる。

 

ジュリアン・アラフィリップはバイク交換。なんと新しいカスタムペイントバイクは早くも壊れたのか?

 

 

最後まで逃げているのは二人

  1. ミハエル・シャー(SCHÄR Michael)CCC Team
  2. ジーノ・マーダー(MÄDER Gino)NTT Pro cycling)

ミハエル・シャーはTTスペシャリスト。ツール・ド・フランスでも何度も逃げにのっていた。

このすぐ後に、ジーノ・マーダーは切れてミハエル・シャー単独となる。

 

集団はトレックが先頭を固めて走る。これはリッチー・ポートのためだ。

 

ミハエル・シャーは再びタイム差を広げる。それにしても彼のバイクは身体に対して小さいように見える。特に低いポジションにするとTTバイクのようにも見えてしまう。

集団との間には4人が捕まらないで走っている。

 

逃げていたミハエル・シャーも残り36キロで集団に飲み込まれる。

 

集団先頭にジュリアン・アラフィリップが上がって、アタックのタイミングを伺う。だが、真後ろにマルク・ヒルシがいてはかけられないか?

 

散発的なアタックはかかるが決まらない。ジュリアン・アラフィリップも何度か揺さぶりをかけるが集団はまだ多くいる。

 

ここでトム・デュムランが登りで先頭に立つ。この引きは強烈で集団後方では人数がどんどん減っていく。

 

それをかわしたジュリアン・アラフィリップがアタック!

 

だが、頂上手前でマルク・ヒルシに追いつかれる。そして集団は5人となる。

  1. ジュリアン・アラフィリップ
  2. プリモシュ・ログリッチ
  3. タデイ・ポガチャル
  4. マルク・ヒルシ
  5. ミハウ・クフィアトコフスキ

なんか、どこかで見たようなメンバー構成だ。

 

 

ここでマルク・ヒルシがアタック。これによりミハウ・クフィアトコフスキは切れてしまう。

 

登りで遅れたマチュー・ファンデルプールが第2集団を引く。一度は14秒までつめるがトム・デュムランに先頭交代を邪魔されて、またタイム差が22秒まで広がる。

 

4人は逃げを決定的にするために先頭交代を繰り返してゴールに向かう。

 

後ろの集団からは、マテイ・モホリッチが単独で追いついてくる。成り行き上、マテイ・モホリッチ先頭でスプリントにはいるが~。

なんとジュリアン・アラフリツプが先頭で走っていたのに斜行してしまう。あやうくマルク・ヒルシが落車しそうに。

 

ジュリアン・アラフィリップは手を上げてゴール!

しかし、手を上げるのが速かった~。なんとプリモシュ・ログリッチに抜かれてしまう。しかも、進路妨害で集団最後尾の5位に転落。

 

あ~、アラフリツプはアルカンシエルの呪いにかかってしまうかもしれない。逆にプリモシュ・ログリッチはトム・デュムランの引きを完全に生かして勝つことが出来た。

しかも、最後まであきらめなかったからこそだ。ツールでは逆転を食らったが、モニュメント獲得で大逆転勝利だ!

 

こちらはハイライト

 

こちらはラスト1kmからの動画

 

リザルト

Rnk Rider Team Time
1 Roglič Primož Team Jumbo-Visma 6:32:02
2 Hirschi Marc Team Sunweb ,,
3 Pogačar Tadej UAE-Team Emirates ,,
4 Mohorič Matej Bahrain – McLaren ,,
5 Alaphilippe Julian Deceuninck – Quick Step ,,
6 van der Poel Mathieu Alpecin-Fenix 0:14
7 Woods Michael EF Pro Cycling ,,
8 Benoot Tiesj Team Sunweb ,,
9 Barguil Warren Team Arkéa Samsic ,,
10 Kwiatkowski Michał INEOS Grenadiers ,,

最終的に、ジュリアン・アラフィリップは斜行したことで先頭集団の最後尾に降格。5位となっている。

 

 

 

 

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