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タデイ・ポガチャルは世界選手権の準備万端 6時間でFTP450 TSSは390と人間を凌駕

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Photo credit: Sum_of_Marc on Visualhunt
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2024 ツール・ド・フランスで、3度目の制覇をしたタデイ・ポガチャルは2週間の完全休養のあと、シーズン後半に向けた準備を開始している。

まず、プロサイクリストが見せないパワーの値を今回はInstagramで堂々と開示している。

タデイ・ポガチャルは、モナコからフランスとイタリア国境に向かってベスパのバイクペーサーで6時間20分走っている。しかし、まあ、その内容が凄すぎる。

 

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FTPは415Wと推定

 
 
 
 
 
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タデイ・ポガチャルは、STRAVAにはパワーデーターを公開していない。だが、今回はInstagramの動画の中でメーターの値を見せてくれている。

STRAVAの投稿をみると、友人のTeam Jayco AlUlaのマイケル・マシューズも一部一緒に走っていた様子。

メーターの表示で驚くべき数値は以下のTSS 390という値。

 

 

トレーニングをガチでやっている人ならば信じられない数値のはず。

TSSは簡単にいうと、走ったことでどれだけ身体にストレスがかかったかを表す指標。

TSSが150未満ならば、翌日も疲労が残らず走れる。300から450もあると、ライド後数日間は疲労が残る可能性が高いと言われている。

390ならレースペースだ。動画ではインターバルしている感じだし。

タデイ・ポガチャルは、9月13日にはカナダでグランプリ・シクリスト・ド・ケベックを走り、2日後にグランプリ・サイクリスト・ド・モントリオールを走る。

疲れが残らないのだろうか。人一倍、疲労回復能力が高いと言われているので関係ないのかもしれない。まあ、そうとしか考えられない。この星の人とは思えない….。

 

 

また、上記の計算式により、タデイ・ポガチャルは6時間20分の走行でFTPは415Wだったと計算されている。

タデイ・ポガチャルの体重は65kgなので、1kgあたりのワット数は約6.5W/kgとなる。

タデイ・ポガチャルのSTRAVAの投稿を信じるならば、ここ最近は週に2回しか乗っていない。ただ5時間以上は1回で乗っているんだけど。

この値を見る限り、タデイ・ポガチャルは世界選手権もベストな状態で出てくるのは間違いない。誰が、太刀打ちできるのだろうか。

ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、世界選手権を同一年で制覇するトリプルクラウンを達成する偉業を達成するかもしれない。

 

 

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