2024 コッピ・エ・バルタリ第2ステージ インターバルサーキットを制したライダーは?

第1ステージでは、Tudor Pro Cycling Teamのマルコ・ブレンナーが見事な逃げ切り。

今日からTudor Pro Cycling Teamが集団コントロールとなる。注目はJCL Team UKYOも集団の前方に出てくるのかだ。

総合2位のマルチェッリ・マッテオは、キャリア6勝だけどスプリンター。ちょっと総合上位を守るのは難しい。

 

第2ステージ  リッチョーネ～ソリアーノ・アル・ルビコーネ　156.5km

 

コッピ・エ・バルタリには、明確なクイーンステージがない。あえて言うならば、この第2ステージがそうだろう。

5ステージ中、唯一の登りゴールのステージだ。短いながら6%を越える勾配の登りを何度も上る。しかも、最後は石畳の登り。最後は少人数でのゴールとなりそうだ。

 

1. 2級山岳　Sogliano al Rubicone 　4.7km・4.3%
2. 2級山岳　Sogliano al Rubicone 　4.7km・4.3%
3. 2級山岳　Sogliano al Rubicone 　4.7km・4.3%

 

スタート前

今日はJCL Team UKYOは逃げに誰か乗るだろうか。

 

リーダージャージは、Tudor Pro Cycling Teamのマルコ・ブレンナー。

 

 

VF Group – Bardiani CSF – Faizanèのマヌエーレ・タロッチはポイント賞ジャージ。

 

ニュートラルスタート。

 

8人の逃げ

8人が逃げていた。

1. レナート・レインズ (Bingoal WB)
2. マヌエーレ・タロッチ (VF Group – Bardiani CSF – Faizanè)
3. カールフレドリク・ハーゲン (Q36.5 Pro Cycling Team)
4. マティス・ロンデル (Tudor Pro Cycling Team)
5. Giosuè Epis (Arkéa – B&B Hôtels)
6. Nicolò Garibbo (Team Technipes #inEmiliaRomagna)
7. Davide Bauce (Mg.K Vis – Colors for Peace)
8. Armando Ruiz Acuña (GW Erco Shimano)

 

すでに先頭は人数を減らしている。3人だけだ。

1. レナート・レインズ (Bingoal WB)
2. マヌエーレ・タロッチ (VF Group – Bardiani CSF – Faizanè)
3. Nicolò Garibbo (Team Technipes #inEmiliaRomagna)

 

残り30.2kmでQ36.5 Pro Cycling Teamののカールフレドリク・ハーゲンら2人が追いつき先頭は5人に。

 

集団はUAE Team Emiratesがコントロール。

 

集団は6秒しか離れていない。

 

逃げは、残り29.1kmで捕まった。

 

Team Visma | Lease a Bikeが集団を引き延ばす。

 

Team Visma | Lease a Bikeのヨハネス・シュトーネ＝ミテットがアタック。

 

残り26.2km。どこまで逃げれるか。

 

残り25.9km。大きなリードは奪えていない。

 

残り25.1kmで6秒差。

 

残り24.8kmでヨハネス・シュトーネ＝ミテットは捕まってしまう。

 

集団の絞り込みがおこなれている。

 

二人が少し抜け出している。

1. PELLIZZARI Giulio(VF Group – Bardiani CSF – Faizanè)
2. PESCADOR Diego(PESCADOR Diego)

 

残り1周

集団もすぐ後ろだ。

 

タイム差が出ない。

 

2人は後続に捕まる。

 

だが、これが逃げとなる。

1. PELLIZZARI Giulio(VF Group – Bardiani CSF – Faizanè)
2. PESCADOR Diego(PESCADOR Diego)
3.  OSORIO Alejandro (GW Erco Shimano)
4.  FANCELLU Alessandro (Q36.5 Pro Cycling Team)
5.  HUISING Menno (Team Visma | Lease a Bike)
6.  REICHENBACH Sébastien (Tudor Pro Cycling Team)
7.  DE VRIES Hartthijs (TDT – Unibet Cycling Team)
8.  WIDAR Jarno (Lotto Dstny)

 

だけど、これも捕まってしまう。

 

今度は、JCL Team UKYOのジョヴァンニ・ロナルディが二人で逃げにでる。

1. ジョヴァンニ・ロナルディ  Team UKYO
2. Edgar David Cadena(Petrolike)

 

先頭に、TDT – Unibet Cycling Teamのハートハイス・デ・フリースが追いつく。

 

下りで、ハートハイス・デ・フリースが二人をちぎってしまった。

 

カメラの調子が良くないのか、電波が届かないのか時折映像がフニッシュラインに切り替わる。

 

集団も後ろに見えている。

 

残り8.2kmで34秒まで開く。

 

残り6.7km。集団からも追撃がかかる。

 

残り5.4kmで20秒差。UAE Team Emiratesが先頭に立って追っている。

 

残り3.9kmで集団は後ろに迫ってくる。最大42秒あったリードは9秒。

 

残り3.8kmで捕まった。

 

残り3.6km。これはスプリントとなりそう。

 

最後のソリアーノの登りだ。

 

UAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシがセットアップされている。

 

残り2.1km。UAE Team Emiratesが先頭。

 

残り1.7km。

 

残り1.5kmでEF Education-EasyPostのアーチー・ライアンがアタック!

 

Team Jayco AlUlaのダヴィデ・デ・プレットが反応。

 

後ろから、JCL Team UKYOのジョヴァンニ・ロナルディが追走している。

 

3人が抜け出したか。

 

先頭は二人に。二人とも2024年からワールドチーム入りした新人だ。

1. アーチー・ライアン　EF Education-EasyPost
2. ダヴィデ・デ・プレット　Team Jayco AlUla

 

集団はUAE Team Emiratesを先頭に追ってくる。

 

これは逃げきったか。

 

もうゴール前の石畳の登りだ。

 

もうゴールまで200mを切っている。ゴールすればプロ初勝利となるぞ。

 

後ろから、UAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシがきているぞ。

 

あ～、ディエゴ・ウリッシが二人を追い抜いていく!

 

ディエゴ・ウリッシがリードしてゴールへ。

 

 

これはディエゴ・ウリッシがうまく追い込んだ。

 

ディエゴ・ウリッシが勝利のガッツポーズだ!

 

ディエゴ・ウリッシは、見事にチームの期待に応えてみせた。距離があったので、届かないかと思っていたけれど。

 

ディエゴ・ウリッシは、今シーズンの初勝利だ。2位はTeam Jayco AlUlaのダヴィデ・デ・プレット、3位にはEF Education-EasyPostのアーチー・ライアンが入っている。

総合は、3人が順位のままにジャンプアップした。

 

リザルト

Thanks to the victory, @DiegoUlissi is now the new leader of the @coppiebartali 🇮🇹. The veteran has obtained at least one success per season since he turned pro (2010).

Congratulations, Diego! 👏 #WeAreUAE #UAETeamEmirates #CoppieBartali pic.twitter.com/Ld5Vi3Yw4m

— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) March 20, 2024

 

ディエゴ・ウリッシのコメント(チーム公式サイトより)

勝利はいつも大きな感動を与えてくれる。シーズン前半は、オマーンとミラノ・トリノで良い結果を得ることができた。病気も克服しなければならなかったが、コッピ・エ・バルタリにはいい形で到着できた。

今日はレース終盤まであまり良い感覚がなかったが、最後の上りで脚がとても良くなった。チームメイトにはおめでとうと言いたい。彼らの多くは我々の育成チームの若い選手たちだが、今日は素晴らしい形で僕をサポートしてくれた。

 

リザルト第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞