ロードバイクの情報を発信しています!

2025 ツール・ド・フランス第10ステージ 総合で遅れたライダーは?

海外情報
Photo credit: pom'. on VisualHunt
この記事は約3分で読めます。

短いながらも多くの山岳ポイントがあった第10ステージは、集団内でも争いが見られた。

全てを作り出したのはTeam Visma | Lease a Bikeだ。逃げには、サイモン・イェーツとヴィクトール・カンペナールツを送り込み、逃げ切りが確定するとサイモン・イェーツがステージ優勝。

後方ではセップ・クス、マッテオ・ヨルゲルソンが何度もアタックをかけてUAE Team Emirates – XRGを揺さぶった。

この激しい攻撃で落ちたのは総合3位だったArkéa – B&B Hotelsのケヴィン・ヴォークリンだ。

 

スポンサーリンク

ケヴィン・ヴォークリン 全てを捧げた

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Kevin Vauquelin(@kevin_vql)がシェアした投稿

 

ケヴィン・ヴォークリンは、最後から2番目の2級山岳サン・ロベール峠で遅れ始めた。

Team Visma | Lease a Bikeのマッテオ・ヨルゲルソンが猛烈に峠前でペースアップしたからだ。ケヴィン・ヴォークリンにアシストはおらず、ゴールは21位。

レニー・マルティネスが引く形となったタデイ・ポガチャルから49秒遅れでゴール。もうフニッシュラインを越えたところで力尽きてしまうほど、全力で走り切った。

だが、総合では3位から6位に大きく後退。新人賞ジャージも再び、レムコ・エヴェネプールに奪われてしまっている。

 

ケヴィン・ヴォークリンのコメント

この第10ステージは多くのエネルギーを必要とした。 終日ハイテンポだった。 逃げ集団は本当に強かった。 僕たちは本当によく走った。

全力を尽くしたし、後悔はしていない。 今日のように厳しいレースになることは予想していた。 言った通り最後まで戦った。

頑張ってくれたARKEA-B&B HOTELSチーム全員に感謝したい。 またひとつ経験を積むことができた。 明日は休養日なので良いスタートが切れると思う。

 

タデイ・ポガチャルのアタックで追従できたのはヨナス・ヴィンゲゴーだけ。最後はBahrain Victoriousのレニー・マルティネスが2人を引く形となり膠着。

このため、レムコ・エヴェネプールは、ゴールでは6秒遅れにとどめることができている。

UAE Team Emirates – XRGは、早くからパヴェル・シヴァコフが不調でアシスト作業ができなかった。ジョアン・アルメイダもリタイヤしており、かなり厳しい状況に陥っている。

マッテオ・ヨルゲルソンとセップ・クスが交互に攻撃するスタイルは2022 ツール・ド・フランスを思い起こさせるような感じだ。タデイ・ポガチャルを丸裸にする作戦は少しずつ具体的になってきている。

休息日でパヴェル・シヴァコフは回復するのか。次の山岳ステージまでに回復しないとまずいことになりそうだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました