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本能で走るジュリアン・アラフリップは数字は重要でない

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Photo credit: dvdbramhall on Visualhunt
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切れのあるアタックで集団から抜け出し、ゴールをさらっていくジュリアン・アラフリップ。

2024年シーズンは、見事にその走りが復活。ジロ・デ・イタリアでは8度の逃げにのり第12ステージで奇跡的な勝利。

最終的にジロ・デ・イタリアの敢闘賞も獲得した。

 

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数字にはこだわらない

 
 
 
 
 
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ジュリアン・アラフリップは、ジロ後もツール・ド・スロバキア第3ステージで優勝。総合2位に。

 

チェコツアー第4ステージでも勝利。

 

直前のクラシカ・サンセバスティアンでも、マルク・ヒルシと逃げて2位。このマルク・ヒルシと共にTudor Pro Cycling Teamに移籍となった。2度の世界王者がプロチームに降臨だ。

 

2度の世界チャンピオンは、なぜファビアン・カンチェラーラのチームに移籍したのか?

自分の気持ちに正直に従ったんだ。自分自身に問いかけたんだ。 そしてそれは、良い体制でサイクリングを楽しむこと。

Tudor Pro Cycling Teamのプロジェクトは、私が望んでいるものと本当にマッチしている。

今のところ、すべてがうまくいっているし、幸せだ。 今がこのステップを踏み出す正しいタイミングだったと確信している。 新たなモチベーションが必要だったんだ。

 

すでに多くのビッグレースで勝利してますが、まだ目標がありますか?

アムステルゴールドレース、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、ロンバルディア、ツールのステージ……。

それらのレースがモチベーションを与えてくれる。そして、ロンド・ファン・フラーンデレンは夢のままだ。私にとってツール・ド・フランスで勝つのは非常に難しい。

それは分かっているが、努力を続けたいと思っている。 ツールで勝つのは難しいけど、挑戦し続けたいんだ。

 

チームを移籍して、走り方は変えていくつもりなの?

ノン、ノン。 古いやり方だ。 10年前と同じやり方で今日もやっている。 何も変えるつもりはない。

今はすべてが数字で語られることが多くなったけど、僕は本能のままにレースをするのが好きなんだ。 それをやめるまで続けるつもりだ。

いろんな記録を更新することはできるけど、一番大事なのは、やっぱりバイクに乗っていてどう感じるか。 そしてもちろん、どんな結果を出すかだ。

時々、レース直後に小さなコンピューターを見ているライダーを見かける。 彼らは完走した距離やレースの結果など気にしていない。

ワット数の記録を更新すれば、それで満足なのだ。 私にとってサイクリングとはそういうものではない。

 

ジュリアン・アラフリップは科学的なアプローチで走りを変える訳ではない。これはかってのヴィンチェンツォ・ニバリにも似ている。アタックのタイミングは自分の本能なのだ。

この走りを続ける限り、自分の求める勝利もあとからついていくはず。Tudor Pro Cycling Teamはジロには招待されるだろうけど、ツール・ド・フランスは難しい。

それは今後のジュリアン・アラフリップ、マルク・ヒルシ、メンバーの走りにかかっている。

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