UAE Team Emirates XRGは、サドルメーカーをPrologoからFizikに切り替えた。
世界ロード王者が2025年シーズンからFizikのサドルにのる。もう宣伝効果は抜群だ。
Prologoは多くのタデイ・ポガチャル仕様のサドルを発売していたが、Fizikもポガチャルモデルを出してくるのは間違いないだろう。
Fizikとの提携
この投稿をInstagramで見る
Fizikは、個人の生体認証データに基づいて3Dプリントされたサドルを作成するオーダーメイドのサービスFizik One-to-Oneを2024年6月に開始している。
ライダーがペダルをこいでいる間にサドルの圧力をリアルタイムで記録。そのデータから、最適なサドルの形状と、3D プリントされたパッドの複雑な格子をサドルの上にどのように配置するかを提案することを目指している。
UAE Team Emirates XRGのメンバーは、12月のスペインキャンプでデータを作成。2025年からは自分仕様のカスタム3Dサドルに乗る。
Tadej Pogačar to use custom 3D-printed saddle in 2025 as UAE Team Emirates switches sponsor https://t.co/VVf63dCupf pic.twitter.com/rvX8osUCFJ
— Cycle Sport (@CycleSportMag) January 8, 2025
Fizikをサドルを使う2025年のワールドチームは
- UAE Team Emirates XRG
- Movistar Team
- Decathlon AG2R La Mondiale Team
プロのレースを支えるサドルだ。
Vento Antares Adaptiveの中央部分は、圧力を緩和するためにチャンネルを設けている。
それ以外は、DLS(Carbon® Digital Light Synthesis™ 3D、デジタルライト合成テクノロジー)を使用し、Carbonと共同開発によって作成されている。
DLSと呼ばれる技術は、デジタル紫外線投影、酸素透過性光学系、およびプログラム可能な液体樹脂を使用して、ゾーンクッションを作成する。格子状になっている網目のような形のことだ。
結果は、重量配分の改善によりピーク圧力が60%軽減され、サドル表面全体の快適性が向上している。
タデイ・ポガチャルも自分の走りにあったカスタム3DプリントサドルVento Antares R3 Adaptiveを使っているようだ。
こちらも2024年に発売されている。
コメント