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ヨナス・ヴィンゲゴーは準備レースがなくても大丈夫なのか?

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Photo credit: jim.choate59 on VisualHunt
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タデイ・ポガチャルが北のクラシックから、アルデンヌクラシックまで走り続け大活躍をしている中、ツール・ド・フランスで最大のライバルとなりそうなヨナス・ヴィンゲゴーはレース出場も少ない。

これはパリ~ニースで落車して脳震盪の症状も出たこともあるが、それでもステージレース以外でヨナス・ヴィンゲゴーが活躍する場面は中々ない。

クライミングではタデイ・ポガチャルに匹敵するのは、現在ヨナス・ヴィンゲゴーだけではないかと思われるが、レース出場が少なくても大丈夫なのだろうか?

 

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レースの数は関係ない

 
 
 
 
 
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ティム・ヘムスケルクはヨナス・ヴィンゲゴーのコーチであり、ツール・ド・フランスを控えた彼の現在のポジションについて語った。

 

パリ〜ニースで多くの出場機会を失わせた怪我を負わなければ理想的だったが、レース出場が少ないのは問題がないのですか?

このやり方が彼に合っていることは分かっている。 レースを減らすことはリスクだと言う人もいるが、私たちにはすでに効果があった。

ツール・ド・フランスのためにもっとレースをしてほしいという声もあることは理解しているが、ヨナスと我々全員にとって最も重要な時期に、より大きなチャンスが得られるような計画を立てている。

今のところ、ヴィンゲゴーはリラックスしており、不必要と思われるレースへのプレッシャーもない。 彼はレースの喧騒から離れて家族と過ごしたいのだ。 私たちはそれを尊重する。

ヨナスは現在、この仕事を成功させるのに良い状況にあると我々は考えている。 彼はパリ〜ニースですでに良い状態だったが、まだ高地にいなかったため、ツールの状態にはなっていなかった。

 

1ヵ月半前に脳震盪を起こしたため、5週間にわたってフルレベルのトレーニングができなかったが、予定通り、クリテリウム・デュ・ドーフィネだけがツールに向けたウォームアップで間違いない?

5月にシエラネバダでチームと高地合宿をすれば、高いレベルに達するだろう。 このプログラムは2022年と2023年にも有効だった。

昨年のツールでのヨナスのように、トレーニングだけで好成績を残す選手は増えている。 しかし、トレーニングでは真似のできない集団のスキルが必要で、レースに出場することも重要だ。

 

一方、タデイ・ポガチャルはワンデーレースのためにトレーニングし、勝利してますが?

ポガチャルが何をしようが、私たちのアプローチには影響しない。 彼の資質を分析することはあるかもしれないが、彼はほとんど何でもできる。 コントロールできることをコントロールする。

ドーフィネが終わった後、調整しなければならないかもしれないが、このトレーニング期間とシエラネバダがあれば、ライバルたちよりもフィジカル面で優位に立てる。

あと数週間で、彼は前シーズンのスケジュールを上回るだろう。 彼はレースを休んだが、高地トレーニングキャンプに向けて体重をキープした。

ドーフィネはヨナスとライバルの重要な分析になるだろうが、その後の3週間はまだ時間がある。 高地では小さな一歩を踏み出したい。

 

あくまでヨナス・ヴィンゲゴーは、高地トレーニングによって身体のパフォーマンスをあげる方向で調整をすることになる。昨年のようにイツリア・バスクカントリーで落車して集中治療室に入ったということもない。

脳震盪の症状さえ出なければ、問題なくトレーニングは積むことが出来る。昨年のツール前よりも、集中的に十分な量のトレーニングも可能だ。

ツール・ド・フランスを盛り上げるためにも、ヨナス・ヴィンゲゴーには万全の体制でスタートラインに立てるようにして貰いたい。

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