2023 ブークル・ド・ロルヌ シャトーラン　　フランスのワンデーレースを制したのは大ベテラン!

フランスのブルターニュ地方シャトーランで行われる1クラスのワンデイレース。Boucles de l’Aulne – Châteaulin(1.1)

1931年から開催されており、今回で83回目となる。

 

過去の優勝者は

 

シャトーラン～シャトーラン　181.1km

 

フランス、ブルターニュ地方のフィニステール県シャトーランで行われる。

17.3kmの周回コースを3周、次にMenez Quelerc’hの坂道を20.4kmを3周回した後、8.5kmのサーキットを8周、合計181.1km。

 

注目のライダーは

 

5人の逃げ

5人が逃げている。

 

Cofidisのヘスス・エラダが先頭。しかし、タイム差は、24秒しかない。

 

一人切れてしまった。残り98km。メンバーは逃げ屋が揃っている。

1. ヘスス・エラダ Cofidis
2. ヤーコ・ハンニネン　AG2R Citroën Team
3. アレクシス・ゲラン　 Bingoal  WB
4. フレドリック・ドゥパーネス　Uno-X Pro Cycling Team

 

Bingoal  WBのアレクシス・ゲランはコッピ・エ・バルタリ第4ステージで100kmを逃げ切っている。

 

 

更に3人が追いついて7人となる。

 

だけど、登りで集団が繋がってしまった。仕切り直しだ。

 

ずっとアタック合戦が続いたが、少し休憩か。やはり、登りでないと決まらないのでは。

 

登りでTeam Arkéa Samsicがダンシングで攻める。

 

7人が少し抜け出したが、すぐに捕まる。

 

単独でUno-X Pro Cycling Teamのフレドリック・ドゥパーネスがアタック!

 

フレドリック・ドゥパーネスは、単独で登りに。

 

後方からAG2R Citroën Teamのバスティアン・トロンションが追走に。

 

上手く集団から抜け出している。

 

バスティアン・トロンションが追いついて先頭は二人に。

1. バスティアン・トロンション　AG2R Citroën Team
2. フレドリック・ドゥパーネス　Uno-X Pro Cycling Team

 

一人が単独で集団から抜け出した。

 

CIC U Nantes Atlantiqueのモラン・エマニュエル。

 

二人は56秒を稼ぎだす。

 

登りでは、フレドリック・ドゥパーネスが引く場面が多い。

 

追走は集団に捕まってしまう。

 

集団は、TotalEnergiesが引く。後ろは、Uno-X Pro Cycling Team、AG2R Citroën Teamが先頭交代させない。

 

フレドリック・ドゥパーネスは、2021年にGazprom – RusVeloのtrainee(研修生)。2022年にUno-X Pro Cycling Teamに移籍。

2023ルート・アデリ・ド・ヴィトレで逃げ切り勝利している。

 

TotalEnergiesは、一人で引いていた。前に来てくれたチームメイトに盛んに、もっと早く来いよと言っている。すでに2分31秒まで開いた。

 

先頭は残り34.4kmで2分6秒差に。

 

残り4周

集団はCofidisも牽引に加わる。

 

先頭を走るバスティアン・トロンションは、2022ブエルタ・ア・ブルゴス第3ステージで逃げ切り勝利している。

 

残り3周

残り3周回で1分45秒差に。

 

登りでフレドリック・ドゥパーネスがスパート!

 

フレドリック・ドゥパーネスが猛烈なアタック!

 

これには、バスティアン・トロンションも切れてしまう。

 

残り11.2kmで24秒差に。

 

単独だと厳しい。

 

残り8.1kmでフレドリック・ドゥパーネスは捕まってしまう。

 

残り7km。Uno-X Pro Cycling Team、Lotto-Dstnyが激しく先頭でやり合う。

 

登りで集団を絞ろうとする。

 

二人が抜け出したが。

 

すぐに捕まってしまう。

 

残り3.3km。誰の抜け出しも出来ない。先頭のペースは上がり続ける。

 

残り2.1km。左からはAG2R Citroën Team、右からはLotto-Dstnyが攻める。ここからカメラは登りを捕らえることなくゴールに切り替わってしまう。なんでだ～。

 

先頭はLotto-Dstnyのフロリアン・フェルメルシュだ。

 

ゴールに飛び込んできたのは、AG2R Citroën Teamのグレッグ・ファンアーベルマートとLotto-Dstnyのフロリアン・フェルメルシュの二人。

 

わずかにグレッグ・ファンアーベルマートが前にでたか。

 

   

フロリアン・フェルメルシュが追いつかない。

 

グレッグ・ファンアーベルマートがもがく。

 

行った～!。

なんと、今年引退を表明したグレッグ・ファンアーベルマートが、4年間の干ばつを経て、ついに勝利を掴んだ。

リオデジャネイロオリンピックチャンピンの本当に久々の勝利だ。

 

リザルト

グレッグ・ファンアーベルマートのコメント(公式サイトより)

私はとても幸せだ。感情もある。勝つということは本当に特別な感覚だし、腕を上げるのは久しぶりだ（最後の勝利は2019年のモントリオールGP）。それが、レースを始めるときにみんなが求めていることなんだ。

フランス杯のラウンドは簡単には読めないが、今日はチームで完璧に管理できた。バスティアン・トロンションは長い間、前にいた。

最終集団でクレマン・ヴァントゥリーニが激しくアタックしたことで、全員がトップに立つことができ、僕にとっては完璧だった。このような、ちょっとパンチの効いたフィニッシュでも、私は素晴らしい結果を残すことができる。そして、なんとか勝つことができた。

プロとしてのキャリアをスタートさせたときから、私は常に自分の仕事を100％こなしてきた。ここ数年は決して楽ではなかったが、常にモチベーションを保ち続けてきた。AG2R CITROËNのチームジャージを着て、初めて腕を上げることができたのは、とてもうれしいことだ。

私のキャリアの終わりまでには、まだいくつかのレースが残っているので、まだまだ結果を出したいと思っている。

これは僕の自信になる。来週は、ダンケルクの4日間に出場する予定だ。私に合いそうなフィニッシュが2つある。どうなるかは見てのお楽しみだ。もうこの成功した週末を楽しみたい！