2023 アークティック・レース・オブ・ノルウェー第2ステージ　復帰レースで結果を!

第1ステージでは、久しぶりのレースだったTeam dsm – firmenichのアルベルト・ダイネーゼが勝利した。

第2ステージは、見た目は第1ステージより優しそうだけど、ゴールは登っているので難しい。アルベルト・ダイネーゼのリーダージャージのキープは難しそうだ。

第2ステージ    アルタ～ハンメルフェスト 153.4km

コースプロフィール photo arctic-race-of-norway.com

序盤は45km弱で3回の登りがありかなり厳しい。だが、その後はほぼ平坦。しかし、ゴール手前には、残り1kmからゴールまでの 500mまでの間では、7%上昇している。

パンチャー有利のゴールとなっている。

1. 2級山岳　Raipas 　1.2km・4%
2. スプリントポイント　Midtstrand
3. 1級山岳　Sarves 4.8km・4.7%
4. 2級山岳　Stokkedalen  4.5km・4.1%
5. スプリントポイント　Kvalsund

6人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング　スクリーンショット以下同様

6人が逃げている。残り114.4kmで4分36秒差。

1. Peder Antoni Gravås　デンマーク
2. ジャンマルコ・ガロフォリ　Astana Qazaqstan Team
3. ヴィンセント・ヴァン・ヘメレン　Team Flanders – Baloise
4. Johan Ravnøy(Team Coop – Repsol)
5. Camilo Andres Gomez(Trinity Racing)
6. Ronan Augé(Equipe continentale Groupama-FDJ)

集団はTeam dsm – firmenichが引いている。残り105.7kmで4分6秒差。雨が降っており、かなり寒そう。

集団は攻撃しており、分断されている。

凄い分断の仕方。もう先頭まで25秒しかない。再編成されそう。

集団は先頭を吸収。約40人が前に出ている。

先頭の全開モードは変わらない。後ろの集団を追いつかせないつもりだ。

残り51.7km。リーダーのアルベルト・ダイネーゼは42秒後ろの集団に。

残り45.7km。タイム差は33秒に。これは合流しそう。

集団は再編成。合流した。

残り22.1km。集団はかなり人数が減っている。

雨はなんとか止んだみたいだ。かなり寒そうで、ネックウォーマーにタイツを履いているライダーもいる。

残り9.8km。勾配7%と厳しい。

残り4km。濡れた路面で69km/hとか凄いスピードで走っている。

登りでも大きくはばらけない。

残り2.6km。ゴールに向けて下っている。

残り2kmから登り始めた。

残り1.4km。ヘリからの映像で誰だか良くわからない。

残り1.2km。誰が飛び出してくるのか。

Team Jayco AlUlaが先頭に立っている。

これは登りスプリントとなる。

先頭はAstana Qazaqstan Team のクリスチャン・スカローニ。

クリスチャン・スカローニをミケーレ・ガッゾーリが抜いた。後ろにはIsrael – Premier Techのディラン・トゥーンスの姿も見える。

ミケーレ・ガッゾーリがリードを奪う。

この差だ。

チームメイトのクリスチャン・スカローニが2番手。

ミケーレ・ガッゾーリが見事に復帰レースを飾ってみせた。しかも、これがプロ初勝利という嬉しい結果に。

ミケーレ・ガッゾーリは、鼻スプレーでドーピングの疑いをかけられてレースに出られていなかった。

 

ミケーレ・ガッゾーリが鼻スプレーのドーピング違反から無事に復帰

薬局で購入したリノフルイムシル (鼻炎治療用の鼻スプレー) から意図せず体内に入った禁止物質ツアミノヘプタンがドーピングとなってしまったAstana Qazaqstan Team のミケーレ・ガッゾーリ。 Astana Qazaqstan ...

chan-bike.com

2023.08.14

復帰したレースで初優勝とは、これは本当に嬉しいニュースだ。

ミケーレ・ガッゾーリはゴール後に泣き崩れる。

リザルト

ミケーレ・ガッゾーリのコメント(チーム公式サイトより)

この瞬間、そしてこの勝利にたどり着くまで1年かかった。僕にとっては大きな意味がある。出場停止処分を受けたあの愚かなミスの後、私は困難な1年を過ごした。

しかし、私はあきらめず、ハードワークを続け、今生きているこの瞬間のために毎日トレーニングを続けることに全エネルギーを注いだ。素晴らしいチャンスを与えてくれたアレクサンドル・ヴィノクロフとアスタナ、そしてこの辛い時期にそばにいてくれた家族とすべての人に感謝したい。

ステージ2位のクリスチャン・スカローニのコメント

日中の横風とエシュロンは予想していた。フィニッシュまで行けると思ったんだけど、残り25kmのところで第2集団に抜かれてしまった。

でも、チームメイトと一緒に懸命にプッシュし続けたよ。このレースはとてもいい雰囲気で、全員が成功のために全力を尽くしている。僕と一緒に働いてくれているマッサージ師のアンドレアと、大きなサポートをしてくれたすべてのスタッフに感謝したい。

これ以上のことはできなかった。チームにとって大きな成功だ。決勝では、残り400mくらいからスプリントを開始したんだけど、ゴールまではまだ少し距離があった。

ミケーレは今、絶好調で、彼のスプリントは完璧だった。

第2ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞