ロードバイクの情報を発信しています!

ローハン・デニスが世界選手権個人タイムトライヤルで乗ったバイク

海外情報
Photo uci twiteer
この記事は約5分で読めます。

圧倒的な走りで、2位のレムコに対して1分以上のタイム差をつけて世界選手権タイムトライヤル2連覇したローハン・デニス。

ツール・ド・フランスでは、個人タイムトライヤルを前にして突然のレース途中でのリタイヤ。

 

これにより、バーレーン・メリダとは確執が生まれており、ローハン・デニスが優勝してもチームからは何のコメントもない。

ローハン・デニスが乗ったバイクは昨年も使用したBMCのTimemachine TTをメーカー名を塗りつぶして乗っていた。

写真を拡大すると、お世辞にも綺麗な塗装ではない。ムラだらけで汚い。塗装をしたのではなくて、塗装をはがしたようでカーボン生地が出ている。

 

スポンサーリンク

スペアバイクにはBMCのメーカー名が

スペアバイクはBMC  Photo Josh Croxton

サポートカーに乗せられているローハン・デニスのスペアバイクはBMCであり、メーカーのロゴを全く隠していない。

もし、バイク交換をしなければならなかった場合にはローハン・デニスはどうしていたんだろうか?  

素直に乗ったとは思えないけど。

バーレーン・メリダが使用するバイクは、あくまでMerida Time Warpのタイムトライヤルバイクだ。

 

だが、このバイクとスキンスーツで走りたくないローハン・デニスは世界選手権でも使用しなかった。

 

ルール上は、チーム提供の機器以外を使用しても規則違反ではない。UCIワールドチャンピオンシップで全国代表になると、ライダーは自由に装備を選択することが出来る。

 

Photo Josh Croxton

ローハン・デニスは、ヘルメットもKASKをかぶっている。

バーレーン・メリダはルディプロジェクトからヘルメットとアイウェアのスポンサーも受けているのに、ヘルメットもスポンサー以外の物を使用していることになる。

 

Photo Josh Croxton

前後輪とも、PROホイールで昨年と同様。タイヤはピットリアコルサのチューブラータイヤ25mm。

 

Photo Josh Croxton

上の写真は、UCIの検査をうけている所。CeramicSpeedのビックプーリーが装着されている。

 

Photo Josh Croxton

UCIのステーカーは、バイクが BMC Timemachine TTであることを確認している。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 

We congratulate @rohandennis on his second Time Trial World Champion title! 🌈 #Ride_BMC #BMCTimemachine

BMC Switzerlandさん(@ride_bmc)がシェアした投稿 –

今回、BMCはローハン・デニスがTimemachine TTを使って優勝したことをインスタグラムで祝っている。

そりゃあ、そうですよね~。

わざわざBMCのバイクを使って2連覇してくれたんだから、BMCにしてはこんな美味しい話はないはず。

しかも、ライバル他社のTTバイクに対して1分以上のアドバンテージとなると嬉しい悲鳴かも。

 

今後の予定は

ローハン・デニスは7月以来、全くレースに出ていなかった。だが、トレーニングを重ねていた彼は、調子が良いという予感があったと語っている。

9月15日に行われたトレーニングキャンプで、素晴らしい数値が出たのでこの時点で予感は確認に変わった。

昨年のトレーニングセッションを模倣して、快適に改善されタイムトライヤルの前に自信を深めていた。

自信を持って臨んだタイムトライヤルでは、ラップタイムで2位との差を徐々に広げて最終的には、1分9秒もの圧倒的な差をつけて優勝した。

エリートロードには、オーストラリア代表として出場するが、2019年のシーズン終了までバーレーン・メリダでレースに出ることはない。

ローハン・デニスは2020年の東京オリンピックでの金メダルを目指すというが、所属チームはどうなるのだろうか?

2020年まで、バーレーン・メリダと契約が残っているがチームとは大きな溝が出来たままだ。

しかも、この世界選手権でチームスポンサーの機材を使わないことで決定的となったかもしれない。

今後のローハン・デニスの処遇についてどうなるのか見守っていきたい。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました