2018年UCI世界ロードタイムトライヤルチャンピオンであるローハン・デニス。
彼がツール・ド・フランス第12ステージで突然のリタイヤ。
リタイヤしたのは、ゴールまで80kmの地点。山を登る前のことだった。
明日の第13ステージでは、優勝を狙う個人タイムトライヤルがあるというのに。
チームによると、何故リタイヤしたのかわからないのという??
チームも困惑
🇫🇷 #TDF2019
🚴🏻♂️💨 A large breakaway went clear.
➡️ Our @sonnycolbrelli, @dylan_teuns and @ivan_cortina are at the front.
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— Team Bahrain Merida (@Bahrain_Merida) 2019年7月18日
ローハン・デニスはフィードゾーンで止まり、チームカーに向かった。
バーレーン – メリダのスポーツディレクターGorazdŠtangeljは、デニスのリタイヤを説明する健康上の理由はないと説明した。
彼は今は話したくないと語っている。
確かに彼の体調とは無関係だという。このステージでもアタック合戦に参加しているだから。
フランスのテレビがローハン・デニスがチームカーと議論していたのを目撃している。
バーレーン – メリダは、ライダーに何が起こったのかを確定するまでコメントしないと声明を発表した。
@RohanDennis abandons @LeTour #sbstdf more news to follow @SophieSmith86 pic.twitter.com/fT9Ia5Pa1r
— CyclingCentral (@CyclingCentral) 2019年7月18日
ケガをしている訳ではないので、スタスタと歩いてますね。
チームとの確執?
ローハン・デニスは、東京オリンピックのあとに2度目のアワーレコードに挑戦すると発表したぱかり。
Rohan Dennis hopes to attempt the UCI hour record following the Tokyo Olympics: https://t.co/iq7g9CgzHK
— VeloNews (@velonews) 2019年7月17日
これまでも、1度挑戦して見事に当時のアワーレコードを持っていた。
2014.9.18 | イェンス・フォイクト | トレック ファクトリーレーシング 51.110km |
2014.10.30 | マティアス・ブランドレ | イアム サイクリング 51.852km |
2015.1.31 | ジャック・ボブリッジ | チーム バジェットフォークリフツ 51.3km |
2015.2.8 | ローハン・デニス | BMCレーシングチーム 52.491km |
2015.2.25 | トーマス・デッケル | 当時所属なし 52.221km |
2015.3.14 | グスタフ・ラーション | クルトエナジー プロサイクリング50.016km |
2015.5.2 | アレックス・ドーセット | モビスター チーム 52.937km |
2015.6.7 | ブラッドリー・ウィギンス | チーム ウィギンス 54.526km |
2018.10.4 |
Young Dane Mikkel Berg | Hagen Berman Axeon 53.730km |
2019.4.16 |
ヴィクトール・カンペナールツ |
Lotto Soudal 55.089km |
2018世界TTチャンピオンのローハン・デニスとしては第3位だったヴィクトール・カンペナールツに世界記録を作られたのが悔しかったのではないだろうか?
彼が出来るのならば、自分ならばもっと速く走れると。
しかし、実際に挑戦するとなると、準備期間が必要でロードレースには出れなくなる。
チームとしては、世界チャンピオンがレースから離脱するのは困る。ここでローハン・デニスとチームとが揉めていたのではないだろうか?
ただ、ここで勝手にレースを放棄したことでチームとの確執は更に高まると考えられる。
勝手な推測ですけどね。
自分自身に失望か?
🇫🇷 #TDF2019
💬 Caption this 💬#RideAsOne
📸 @bettiniphoto pic.twitter.com/BHOhU13sNf
— Team Bahrain Merida (@Bahrain_Merida) 2019年7月14日
ローハン・デニスは直前のツール・ド・スイスではエガン・ベルナルに続いて総合2位になっている。
しかし、今回のツール・ド・フランスでは第11ステージ終了時点で総合102位。
こんなはずではなかったと思っているのではないのだろうか?
不完全な調子で期待されているタイムトライヤルに向けて走るのは自分自身が許せなかったのかもしれない。
何事も100%を目指すと難しいものがある。
ローハン・デニスのレースを放棄した理由がわかれば、また追記します。
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