Team Total Direct Energieのロマン・シカールは33歳の若さで引退しなければいけなくなった。
ロマン・シカール(Romain Sicard)は、過去3年間チームによって監視されていた。それは心臓の問題があるためだった。
心臓と言えば、今シーズンはディエゴ・ウリッシ、エリア・ヴィヴィアーニ、ゼネク・スティバルなども心臓の問題で一時活動を停止したが、ディエゴ・ウリッシ、エリア・ヴィヴィアーニは既にレース復帰している。
だが、ロマン・シカールの場合には今シーズン走っておらず、2月にレースを止めるように言われていた。
サイクリングとの繋がりを維持したい
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ロマン・シカールはインスタグラムで以下のように述べている。
もう乗る気になれません。
実際、私は心臓に異常があると診断されており、高いレベルでスポーツを実践することができないため、プロのサイクリストとしてのキャリアを継続することができません。
この20年間、このスポーツが私に与えてくれたものは多く、人生のページをめくらざるを得ませんでした。
最近では仕事にもなっていますが、何よりも情熱を持ち続けています。人生の学校を象徴するものとして、私の教育に貢献していると言ってもいいでしょう。
私の第二の家族となったTeam Total Direct Energieチームのように、感情、そして何よりも出会いに満ちた、2輪の長い旅のようでした。彼らに感謝します。
パートナー、家族、親戚、そしてこの山道を一緒に歩いてくれた多くの人たちには感謝してもしきれません。
また、このバイクを吊るすのは、一抹の誇りでもあります。
もちろん、すべてが完璧で簡単だったわけではありませんが、自分の価値観を尊重し、喜びをメインエンジンとしながら、自分の好きなバイクをやってきたことを誇りに思っています。悔いのないように帰ります。
また、長年にわたって最高のレースに参加させていただきました。
だからこそ、このスポーツを愛する若い人たちにメッセージを残したいと思います。私のキャリアは、十分な努力と自己否定があれば、多くの夢が可能であるという例です。
この情熱は消えることはなく、私は何らかの形で自転車の世界とのつながりを持ち続けるでしょう。
幸運なことに、FFCが設定したモニタリングと、最高の心臓専門医の専門知識の恩恵を受けて、私の健康を守ることができました。
新しい特別な経験が私を待っています、新しい挑戦です。
自分を再構築するために
フランスのバスク地方バヨンヌ出身のロマン・シカールは、2010年にEuskaltel – Euskadiでプロに転向し、4年在籍の後、Team Europcarに移籍。
2014年と2015年は新城幸也とチームメイトだった。ロマン・シカールは2020年にはツール・ド・フランス総合31位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合45位でゴール。
2014ブエルタ・ア・エスパーニャでは総合13位という成績を残しており、チームの中心選手の一人だった。
もう走れないというのはとても悲しいことだろう。自転車との繋がりを持ちたいということなのでチームのスポーツディレクターなどの道を目指すのではないだろうか?
第2の人生の目標を発見して貰いたい。
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