ベルギーのセミクラシックレースであるノケレ・コールス。来年は3月16日水曜日に開催される。
男女のレースが行われるが、2022年から女性の賞金額が大幅にアップされる。なんと、これまでの3倍という金額になる。
女性の賞金額
💥Equal prize money for men & women! From 2022 onwards, we triple the prize money of our women’s race from 5.130 to 18.800 euros. This makes us the one-day race with the largest prize pool in women’s cycling!
More info: https://t.co/tKNrXeWmV1 pic.twitter.com/Kdxb7RJ6Q5
— Danilith Nokere Koerse (@NokereKoerse) November 24, 2021
これまでのノケレ・コールスの賞金額は
- 男子 18,800ユーロ(約240万円)
- 女子 5,130ユーロ(約66万円)
と約3.5倍の開きがあった。これを来年は男女同額に設定する。
レースには、PurNaturmountain Prize(山岳賞)もあり、これは男女同額で1500ユーロ(約20万円)。レース全体では、20,300ユーロ(約260万円)となる。
女性のサイクリングはますます重要になっており、賞金に関しても、男性とのギャップを埋める必要があるという考えだ。
これまでも今年のパリ~ルーベでは男子で優勝したソンニ・コルブレッリは3万ユーロ(約390万円)だったが、女子優勝のリジー・ディグニャンは、わずか1,535ユーロ(約20万円)だった。
20倍に近い開きというのは納得がいかないだろう。
一方、来年から開催される女性版のツール・ド・フランス(Tour des France Feminins)では25万ユーロ(約3200万円)と女性では最高の賞金額となっている。
これからも、格差が徐々に縮まっていくと思われる。
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