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2021 ツール・ド・フランスで山岳賞ジャージも着用したイーデ・シェリングが27歳で引退してしまう理由とは?

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Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt.com
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XDS Astana Teamのイーデ・シェリングが2026年シーズンをもって引退する。

まだ27歳。逃げて勝つタイプの選手でキャリア3勝をあげている。何故、引退するのか。

 

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27歳で引退

 
 
 
 
 
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イーデ・シェリングは、2020年にBORA-hansgroheでプロキャリアをスタート。プロ初勝利は、2021 グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウで3人のスプリントを制した。

 

2021 ツール・ド・フランスでは第1ステージから第6ステージまで山岳賞ジャージを着用。

2勝目は、2023 イツリア・バスクカントリー第2ステージ。リーダージャージも着用した。

 

3勝目は、2023 ツアー・オブ・スロベニア第3ステージでは、一流スプリンターのディラン・フルーネウェーヘンを破って勝利している。

 

だが、2024年にバラ色粃糠疹という害のない皮膚ウイルスが、予想以上にバイクライディングに大きな影響を及ぼしていたことが判明した。その後、逃げに乗るこもと少なくなり、勝利はなくなっている。

 

イーデ・シェリングのInstagramの投稿

何か新しいことをする時間

この数年間、私は美しい国々を見、素晴らしい人々に出会い、信じられないような場所を訪れた。

レースとプロであることは私に想像以上のものをもたらしてくれたが、時代は変わる。

プロサイクリストとしての生活や最高レベルのレースから徐々に遠ざかっていくのを感じた。そこで私は一歩引いて、人生の新たな局面を探ることにした。

今でも自転車に乗ること、トレーニングすること、新しい場所を発見すること、そしてレースをすることが大好きだ。未来に何が待ち受けているかはまだわからないが、新しい章を迎える準備はできていると確信している。

自分のキャリアで成し遂げてきたことをとても誇りに思い感謝しているし、関係者の皆さんに心からお礼を言いたい。

ポッドキャスト『De Grote Plaat』でのトークでは、私の決断についてもう少し詳しく話している。

 

ポットキャストの内容では、コロナ以降集団のレベルが著しくあがり自分のようなパワーのない選手は最初から最後までフルで戦うことができなくなったこと。

最後に逃げて勝つというスタイルもできなくなった。17世紀の家を購入しており、ガーデニングや菜園、料理の腕も磨きたいと。

引退ではなく、1年に6か月くらい自転車に乗りたいので固定ギアか、グラベルでレースを続けると言っている。趣味の時間など人生を豊かに生きたいのだ。残念だけど、これもまた人生だ。

 

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