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グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウで勝利をあげたライダーは誰か?

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Photo credit: Metalbrother on VisualHunt
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グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ(Grosser Preis des Kantons Aargau)が、スイスのアールガウ州で開催された。

ワンデイレースで、UCIヨーロッパツアーの1クラスのレース。

デス・カントン・アールガウとは、アールガウ州を指している。クリテリウム・ドーフィネと同時に放送されていたので、チラ見していたレースの模様を紹介。

 

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グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ

コースプロフィール photo procyclingstats

 

コースは、19kmの周回コースを7周回、そして20kmの周回を2周するコース。最後のゴールも少し登りスプリントとなっている。

最初の7周回には、2.2kmで6.8%の急こう配の上り坂があり、7回も上がれば自然に集団は小さくなっていく。

最後の2周回には6.8kmで3.8%の登りが待ち構えている。

 

参加チームは、ワールドチームが6チーム、プロチームが16チーム。

  •  UAE-Team Emirates ルイ・コスタ、ダビ、デラクルス
  •  BORA – hansgrohe  パスカル・アッカーマン、イデ・シュリング
  •  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 
  •  Team BikeExchange エスデバン・チャベス・マイケル・マシューズ
  •  Team Qhubeka ASSOS ジャコモ・ニッツォーロ、サイモン・クラーク
  •  AG2R Citroën Team 

 

歴代優勝者では、アレクサンダー・クリストフが3回優勝。2016ジャコモ・ニッツォーロ、2014サイモン・クラークも優勝している。

周回毎に登りはあるが、スプリントで決着のつくことも多いコースだ。

 

最終の逃げは3人

Tiz-cyclingストリーミング スクリーンショット 以下同様

 

最初に逃げていた3人は、スプリントで勝負をつけたいチームが吸収。

次に、集団から逃げだすのに十分な距離を稼ぎ出したのは、BORA-hansgroheのイーデ・シュリング。ラスト15kmからのアタックだ。

 

放送では、タイム差と残り距離の表示も出ないので、ちょっと情報不足。途中見ていないと、何がどうなっているのか良くわかない(^^:

 

イーデ・シュリングのアタックにジョインしたのは、ルイ・コスタとTeam Vorarlbergのアレクシス・グランの二人。

  1.  イーデ・シュリング BORA – hansgrohe
  2. ルイ・コスタ  UAE-Team Emirates
  3. アレクシス・グラン Team Vorarlberg

BORAにはパスカル・アッカーマンがいるが、登りで遅れている。

 

集団は、Team BikeExchangeが先頭を引いている。その後ろはUAEだ。Team BikeExchangeは、マイケル・マシューズのために引いているのだろう。

後ろは、ルイ・コスタのための抑えでUAEが陣取っている。

 

当然、最後の登りでは逃げに乗っていないチームが先頭で活性化する。

 

逃げていた、アレクシス・グラン Team Vorarlbergが切れてしまう。先頭は2人になった。

 

ルイ・コスタとイーデ・シュリングは逃げ切れるのか?

 

後続からエスデバン・チャベスが追いついた。これで先頭は3人。エスデバン・チャベスは明日からのスイスツアーも参加するのに足を使っていていいのかな。

 

  1.  イーデ・シュリング BORA – hansgrohe
  2. ルイ・コスタ  UAE-Team Emirates
  3. エスデバン・チャベス Team BikeExchange

 

後ろの集団とは300mくらいしか離れていない。タイム差は15秒くらいしかない。エスデバン・チャベスは、後ろのマイケル・マシューズを待っているので引かない。

 

3人は集団からなんとか逃げ切り、登りスプリントへ。ゴールまで150mだ。

 

ルイ・コスタとイーデ・シュリングのスプリント勝負だ。ルイ・コスタが少し前に出たがどうか?

エスデバン・チャベスは少し遅れた。

 

 

最後は、イーデ・シュリングが勝利だ~。ルイ・コスタはあきらめて後ろのエスデバン・チャベスとの距離を見ている。

イーデ・シュリングはこれがプロ初勝利。昨年からチームに所属し、ブエルタも走った23歳。

 

スーパーな脚が、これを可能にした。チェイスはマイケル・マシューズで勝ちを狙うエスデバン・チャベスがいたので、実際には機能していなかった。

だから、コスタと自分で出来る限りハードに走り続けた。スプリントでは、コスタが僕に早めのアタックをさせようとしていたが、すぐにそれがわかったよ。

その後、アタックしたが、マンツーマンでスプリントしたかったので、まだすべてを出し切らなかった。これは完璧に成功した。私のプロとしての初勝利です!

見事な作戦だ。距離を測って全力を出し切るタイミングもはかっていたとは~。

イーデ・シュリングは、この後ベルギーのワンデイレースに出場する。グランツアーの予定は入っていないけど、この勝利で声がかかるかもしれないですね。

 

こちらは最後のゴールシーン

 

ゴール後の、イーデ・シュリングの喜び方が凄い。ゴリラのようにドラミングしている(笑)

 

リザルト

nkRiderTeamUCIPntTime
1 SCHELLING IdeBORA – hansgrohe125754:05:45
2 COSTA RuiUAE-Team Emirates8555,,
3 CHAVES EstebanTeam BikeExchange7040,,
4 NIZZOLO GiacomoTeam Qhubeka ASSOS60320:15
5 ACKERMANN PascalBORA – hansgrohe5028,,
6 MATTHEWS MichaelTeam BikeExchange4024,,
7 TIZZA MarcoAmore & Vita – Prodir3520,,
8 PASQUALON AndreaIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux3018,,
9 VAN HOECKE GijsAG2R Citroën Team2516,,
10 SIMON JulienTeam Total Direct Energie2014,,

集団トッブは、ジャコモ・ニッツォーロ。パスカル・アッカーマンも5位に入ってますね。3人が追いつかれていたら、集団スプリントになっていた。

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