2024 ツアー・オブ・広西 第5ステージ クイーンステージで総合トップは誰に?

第5ステージの登りゴールで総合トップは決まってくる。

総合勢にとっては、一発勝負だ。

 

第5ステージ　Yizhou～Nongla　165.8km

 

決勝までは平坦基調なので逃げがポイントを奪っていくはず。昨年ここで優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのミラン・ファーダーは落車でリタイヤ。

今年は誰がトップで駆け上がるのか。

 

1. スプリントポイント　Xincheng County People’s Court
2. 3級山岳　KOM (1.9 km・4.8%)
3. スプリントポイント　G355 National Rd.
4. 1級山岳　Nongla Scenic Area Parking Lot (3.3 km・6.7%)

 

スタート

リーダーはMovistar Teamのマックス・カンター。

 

ペナルティがなければリーダーだったイーサン・バーノンは、ポイント賞ジャージに。

 

Soudal – Quick Stepのペパイン・ラインデリンクは山岳賞。

 

新人賞はRed Bull-BORA-hansgroheのフィリップ・マチエユク。

 

ニュートラルスタート。

 

4人の逃げ

4人が逃げている。

1. クーン・ボウマン　Team Visma | Lease a Bike
2. シュテファン・ビッセガー　EF Education-EasyPost
3. ヨナス・ルッチ　EF Education-EasyPost
4. ワレ・ヴァンヘルヴェ　Soudal – Quick Step

 

スプリントポイント　Xincheng County People’s Court

ポイント獲得順位は

1. ワレ・ヴァンヘルヴェ　Soudal – Quick Step　6ポイント・3秒
2. ヨナス・ルッチ　EF Education-EasyPost　4ポイント・2秒
3. クーン・ボウマン　Team Visma | Lease a Bike　2ポイント・1秒

 

3級山岳　KOM (1.9 km・4.8%)

ポイント獲得順位は

1. ヨナス・ルッチ　EF Education-EasyPost　3ポイント
2. クーン・ボウマン　Team Visma | Lease a Bike　2ポイント
3. シュテファン・ビッセガー　EF Education-EasyPost　1ポイント

 

残り46.1km。Lidl – Trek、Team dsm-firmenich PostNLが引く集団は2分10秒差。

 

クーン・ボウマンは、2022ジロ・デ・イタリア第7ステージと第19ステージで優勝。山岳賞も獲得している。ミラン・ファーダーがリタイヤしたので、チームはクーン・ボウマンが最後の登りを狙うのかと思っていた。

今年はコッピ・エ・バルタリ第3ステージを制して総合優勝している。

 

残り32.1kmで2分差に。

 

Cofidisのピート・アレハールトがパンクから復帰中。今回エースナンバー。

 

スプリントポイント　G355 National Rd.

ポイント獲得順位は

1. ワレ・ヴァンヘルヴェ　Soudal – Quick Step　6ポイント・3秒
2. ヨナス・ルッチ　EF Education-EasyPost　4ポイント・2秒
3. クーン・ボウマン　Team Visma | Lease a Bike　2ポイント・1秒

 

残り20km。Team dsm-firmenich PostNLはオスカー・オンリーで狙う。

 

クリス・フルームは昨日は前半に集団けん引。

 

ヨナス・ルッチは集団に戻った。

 

残り8.3km。先頭は3人でタイム差1分10秒に。

 

残り6.3km。まだ1分10秒ある。

 

残り4.4km。クーン・ボウマンがアタック!

 

シュテファン・ビッセガーとペパイン・ラインデリンクが捕まる。

 

クーン・ボウマンの脚が重い。

 

クリス・フルームは切れている。

 

残り3.5km。もうクーン・ボウマンは捕まっている。

 

1級山岳　Nongla Scenic Area Parking Lot (3.3 km・6.7%)

残り1.7km。UAE Team Emiratesのティム・ウェレンスがアタック!

 

これは独走となるのか。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのヴィクトル・ラフェがティム・ウェレンスに追い付き、追い越した。

 

ヴィクトル・ラフェがティム・ウェレンスを置き去りに。

 

ティム・ウェレンスは追いつかない。

 

これはヴィクトル・ラフェが独走だ。

 

残り150mで後ろから二人が追いついてきた。

 

ヴィクトル・ラフェが疲れている。Team dsm-firmenich PostNLのオスカー・オンリーとLotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルトが追い込んでくる。

 

ヴィクトル・ラフェが抜かれた。

 

オスカー・オンリーが先頭に。

 

残り25mでオスカー・オンリーをレナート・ヴァン・エトヴェルトが抜く。

 

クイーンステージの勝者はレナート・ヴァン・エトヴェルトだ。

 

下馬評では優勝候補の筆頭だったけれど、見事に勝利となった。

 

レナート・ヴァン・エトヴェルトは、今シーズン、2024 トロフェオ セラ・トラムンタナの勝利に続いて、2024 UAEツアー総合優勝。

だが、その後がいけなかった。膝を痛めて手術。そして交通事故に。

 

復帰は6月になってから。期待された2024 ブエルタ・ア・エスパーニャは途中リタイヤ。今回ようやくシーズン最後で勝利となった。

2位のTeam dsm-firmenich PostNLのオスカー・オンリーとは4秒差だが、明日はスプリンターステージなので、まず順位がかわることはないだろう。

 

リザルト

ステージ優勝したLotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルト

欧州から中国にきて時差ぼけは治りましたか?

時差ぼけは1日1時間調整する必要があるといつも言われる。時差は6時間あり、ここに来て6日目になる。ようやく乗り越えられた感じがするよ。

ここ数日、自分も気分が良くなかった。しかし、最後の2晩は、ここで初めていい夜を過ごせた。 走っている最中は、まだトップだとは感じていなかったが、このチームは僕を信頼してくれていた。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージでは、勝ったと思ったらプリモッシュ・ログリッチに抜かれてましたね。さらに体調を崩してリタイヤまで。

おそらく、肺にウイルスが感染したんだと思う。 しばらく苦労したよ。 コロナの後、みんなと一緒になったから、ウイルス感染が増えた。 そして、次から次へとウイルス感染に見舞われた。

自分はさらに1カ月ほどそれに悩まされた。 でも、チームから1ヶ月の休養をもらって、それが助けになったよ。

では、フラストレーションの溜まるシーズンではなかったのだろうか？

膝の怪我は、少し難しい時期だった。 スタートは良かったのに、すぐに落ち込んでしまったのは残念。 でもその後は、自分の走りに満足できた。

挫折を味わうのは精神的にきついかもしれないけれど、怪我をしてベッドに横たわっていようが、どこかのレースで30位に入ろうが、そんなことはどうでもいいことなんだ。 最高の結果さえ出せば、自分のパフォーマンスに満足できるんだ。

プロになってまだ2年目なんだ。あのブエルタはとてもダブルにきつかった。第4ステージでプリモッシュ・ログリッチに抜かれたのも痛かった。あそこで初めてクラス別を走りたかった。 序盤でリタイアしたのも痛い。

でも多くのことを学んだし、最終的には自分が望んでいたステップを踏むことができた。 プロ2年目も、必ずしもそれ以上を期待してはいけないと思う。

2024年シーズンから何を得たのだろうか？

私にとっては奇妙なシーズンだったけれど、10月まではまだレースへのモチベーションが高かった。 そして、まだ平常心でいられた。 今日は今まででベストの脚だった。

レベルに乗っているときは、とてもいいものを見せることができる。 来年はもう少しコンスタントにやっていきたい。

 

第5ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞