今回のクリテリウム・デュ・ドーフィネでは、Lidl – Trekの共同リーダーとして、ジュリオ・チッコーネと共に臨んでいたテイオ・ゲイガンハート。
個人タイムトライヤルでは10位と良いタイムを出していた。だが、テイオ・ゲイガンハートも第5ステージの落車でひどい目にあった一人だ。
第6ステージをスタートしたが、山岳では一気に遅れていった。スタート前のインタビューで衝撃的な落車の様子を語っている。
電信柱に激突
テイオ・ゲイガンハートは、スタート前に落車の時の様子を語った。
実際、自分は比較的上手にスピードを落とすことができた。僕の前方で何人かのライダーが地面に倒れ込んだが、僕はそのライダーをうまく避け、芝生にハンドルを切ってバイクから降りることができた。
でも、後ろから誰かがぶつかってきて、その人もブレーキをかけたくなかったんだと思う。その結果、電柱に激突したんだ。
擦り傷や傷はゼロだけど、時速45キロくらいのスピードで上腕二頭筋と脇腹の残りをマストにぶつけたんだ。
どこか痛みは残ってないの?
肋骨が痛い。でもそれはいつも複雑なんだ。骨折していなくても、呼吸が苦しくなることもある。だから今日は様子を見るよ。
他の選手が骨折しているのは知っている。まだ何も断定はしていないが、動いたりずれたりしたものはないようだ。
今日がうまくいかなければ、新しいプランを立てなければならない。でも、最初の部分を待つことにしよう。
Tao Geoghegan Hart is the first GC victim but just like he said, his ribs were injured in yesterday’s crash. I hope he can finish the stage/race.#Dauphine pic.twitter.com/K7vXVvCmmX
— Mihai Simion (@faustocoppi60) June 7, 2024
結局、テイオ・ゲイガンハートは第6ステージを23分22秒遅れの116位でゴール。Lidl – Trekはマッズ・ピーダスンが渾身の引きで、逃げ集団を追い詰めた。
最終的に、ジュリオ・チッコーネが2位に食い込んだが、二人そろっていれば結果は少し違っていたかもしれない。
テイオ・ゲイガンハートは、第7ステージをスタートすることない。
コメント