2022サウジツアー第3ステージ　スプリントを制したのは復活のライダーだ!

サウジツアーは中盤で平坦ステージの登場。平坦と言ってもなだらかに上がっている。

だが、最後は下っていくのでスプリンターのためのステージだ。

リーダージャージは、サンティアゴ・ブイトラゴ(Bahrain Victorious)に移ったけど、スプリントならばまたカレブ・ユアンが活躍しそうだがどうだろう。

 

第3ステージ　テイマ・ハダジウェル～アルーア旧市街　181.2km

 

ゴールレイアウトはやや登っているのだけど、スプリンターでも全く問題ないレベル。逃げを捕まえて、集団スプリントとなりそうだ。

 

1. スプリントポイント　Aradah
2. スプリントポイント　sprint
3. ボーナススプリント　Elephant Rock
   

 

今日はコース上に危ない箇所がないと良いのだけど。

CPA(プロサイクリスト協会)は第1ステージのグラベル区間で大きな石が3か所あったことを指摘している。

グラベル区間では、アンドリア・バジオーリと数人が落車。

「主催者は標識を用いて、すべての障害物を十分に可視化する必要がある」というUCI規則の第2.2.015条に反しているとCPAは言う。

さらに、2.2.017条の「400メートルの障壁は連続しており、各障壁は互いにしっかりと取り付けられている必要がある。中断は許可されていません」という条項が守られていなかった。

先頭を走るBahrain Victoriousは、あやうく迂回路に入るところで減速している。運営面で少し安全に対する処置がおろそかになっている。

 

スタート

スタートではBahrain Victoriousがリーダーのサンティアゴ・ブイトラゴを囲んで前方に固まっている。

 

集団でなだらかな登りを上がっていく。

 

ファン攻撃

今日は風が強く、集団は一列棒状に。

 

風によって集団は分断。前方に50人が抜け出した。

 

先頭には、カレブ・ユアン、フェルナンド・ガビリア、ディラン・フルーネウェーヘン、シモーネ・コンソンニ、ダニー・ファンボッペルなどスプリンターは前の集団にいる。

Quick-Step Alpha Vinyl Teamが6人乗っており、見事に風を利用した。恐るべしウルフパック!

 

こちらはリーダーのサンティアゴ・ブイトラゴのいる集団。第2集団となっている。

 

カレブ・ユアンは2回目の停止。メカトラらしいけど、何が悪いのかな。

 

40秒ほど離れていた集団は、残り90kmで一塊に戻った。

 

集団から3人のプロチームのメンバーが飛び出す。

1. エドワード・プランカールト(Alpecin-Fenix)
2. アントニー・テュルジス(TotalEnergies)
3. ベンジャミン・デクレルク(Team Arkéa Samsic)

 

スプリントポイント　sprint

120km地点のスプリントポイントを争うことなく通過。残り65kmでタイム差は3分となっている。

1. エドワード・プランカールト(Alpecin-Fenix)
2. アントニー・テュルジス(TotalEnergies)
3. ベンジャミン・デクレルク(Team Arkéa Samsic)

 

だが、ここからアントニー・テュルジスだけが単独となる。

 

前方には、砂嵐が～。上空からの映像では何も見えなくなるほど。

 

後方から二人が追走していていたけど捕まった。

1. イーリョ・ケイセ(Quick-Step Alpha Vinyl Team)
2. ニッコロ・ポニファツォ(TotalEnergies)

 

集団は残り48kmで4分52秒遅れ。

 

横風が吹いているのが良くわかる形ですね。

 

アントニー・テュルジスはキャリアで6勝している。2019年から勝利はないけど、目だっておかないとね。

 

タイム差が縮まらないので、ロットもジャラド・ドりズナーを先頭交代に送る。

 

ディラン・フルーネウェーヘンは前輪のパンク。

 

この5kmで一気にタイム差が2分近く縮まった。これは残り20kmまで持たないかも。

 

残り26.1km。タイム差が1分30秒程度になって集団はまったり。すでにコースは下りだしており、いつでも捕まえられる。

 

Quick-Step Alpha Vinyl Teamも集団前方に上がっている。先頭は、ティム・デクレル。

 

ボーナススプリント　Elephant Rock

ボーナススプリントの2位争いを3人が頑張る。2位は、ヤッシャ・ズッタリン、ルイ・コスタは3位通過。

 

アントニー・テュルジスの後ろに集団が見えてきた。

 

この後、残り13.9kmで捕まってしまった。

 

残るはスプリントに向けて位置取りだけだ。

 

Quick-Step Alpha Vinyl Teamがまたも、ファン攻撃だ!

 

と思ったからすぐに終わった。

 

 

Quick-Step Alpha Vinyl Teamが結構動いてかき回している。

 

後方では、集団に復帰しようとするグループが。

 

スプリンターチームが前に固まってきた。

 

集団から単独アタックがかかるけど、これは無理だろう。

 

各チームがトレインを組む。

 

Quick-Step Alpha Vinyl Teamが先頭。

 

カレブ・ユアンは前方にいる。

 

残り1.1kmだ。

 

Bahrain Victoriousが、先頭を固めてリーダーのサンティアゴ・ブイトラゴを守る。

 

Team BikeExchange – Jaycoが先頭だ。

 

ディラン・フルーネウェーヘンがいい位置につけている。ルカ・メズゲッツにひかれている。

 

ディラン・フルーネウェーヘンが前に出る。後ろは、ダニー・ファンボッペルだ。さらに後ろからカレブ・ユアンが遅いかかる。

 

ディラン・フルーネウェーヘンは、ルカ・メズゲッツの見事なリードアウトから一歩抜け出した。

 

ディラン・フルーネウェーヘンが、そのまま駆け抜けた。移籍後の初勝利だ～!

今回は、見事なまでのチームのアシストがあり、最後にルス・メズゲッツにリリースされて、足を見せるだけで勝利することが出来た。

チームにも待望のシーズン初勝利のプレゼントだ

ゴール後のインタビューで

今日、みんなとても強かった。一緒に仕事を始めたばかりだが、今日は3年間一緒にレースをしているように見えた。

火曜日のステージから多くのことを学んだ。これは私の士気に良いです。私とチームにとって素晴らしいスタートだ。

 

 

リザルト

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

 

新人賞