2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ 20%勾配のコンクリ舗装のゴールでマイヨロホは?

ポルトガルの地を離れて、スペインで最初の山岳ステージが行われる。

Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールトは、マイヨロホを守るつもりはないようで、今後ポイント賞ジャージを狙っていくのか注目となる。

この第4ステージでは、どの選手が調子が良いのかわかるだろう。

 

第4ステージ プラセンシア 〜 ピコ・ビリュエルカス  170.5km

 

獲得標高3,519m。決戦は最後の1級山岳　ピコ・ビリュエルカス。最後の4kmの勾配は10%を越え、路面は粗いコンクリートで構成されている。

最大勾配は20%を超えることもあり、集団はバラバラになるのは間違いない。ここで大きく遅れると総合争いからは脱落してしまう可能性が高い。

 

 

1. 2級山岳　カベサベローサ峠 (9.2 km・5.4%)
2. 1級山岳　ピオナル峠 (13.8 km・5.5%)
3. 3級山岳　ミラベテ峠 (7.9 km・4.3%)
4. スプリントポイント　フルダン
5. 1級山岳　ピコ・ビリュエルカス (14.6 km・6.1%)

 

スタート

ワウト・ファンアールトの昨晩のチームの祝いのコメント

今日は私にとって特別な日だ。私たち全員にとって特別な日。ブエルタの序盤でステージ優勝を果たしたので、良いスタートを切れた。

私たちのチームにとって、今年は挫折に満ちた年だった。しかし、私が自分自身を信じられなくなったときでも、私をサポートし、私を信じてくれるチームが常に私の後ろにあった。

これまで以上に、これは皆さんにとって成功だ。今日は皆さんが100パーセント素晴らしい仕事をしてくれた。これを当然のことと思わずに祝いましょう。

 

セップ・クスのコメント

ワウト・ファンアールトの勝利とリーダージャージが我々に力を与えてくれた。

スタートは難しいものになるだろう。複数のアセットを持っているチームは、ここで何かを試すことができる。そして最後の登りでは、隠れることはできない。

 

プリモッシュ・ログリッチのコメント

2021年の最後の登りを覚えている。しかし、それがメリットになるかどうかはわからない。これほどの険しさでは、何が起こるか分からないほうが良いかもしれない。

結局は足があればいいんだ。私は正しい方向に進んでおり、ますます良くなっている。

まだ少し腰に違和感はあるが、今のところは元気だ。今日は最後の登りで、初めて本当にハードにプッシュしなければならないときに、自分がどのように反応し、どうなるかが分かるだろう。

 

第4ステージのスタート時の4賞ジャージ着用者は

• 総合　ワウト・ファンアールト　Team Visma | Lease a Bike
• ポイント賞　カーデン・グローブス　Alpecin-Deceuninck
• 山岳賞　ルイス・アンヘル・マテ　Euskaltel – Euskadi
• 新人賞　マティアス・ヴァチェク　Lidl – Trek

 

オフィシャルスタート。

 

5人の逃げ

5人が逃げている。

1. ブルーノ・アルミライル　Decathlon AG2R La Mondiale Team
2. シルヴァン・モニケ　Lotto Dstny
3. フィリッポ・ザナ　Team Jayco AlUla
4. パブロ・カスティーリョ　Equipo Kern Pharma
5. ミケル・ビスカラ　Euskaltel – Euskadi

 

2級山岳　カベサベローサ峠 (9.2 km・5.4%)

ポイント獲得順位は

1. シルヴァン・モニケ　Lotto Dstny　5ポイント
2. フィリッポ・ザナ　Team Jayco AlUla　3ポイント
3. ミケル・ビスカラ　Euskaltel – Euskadi　1ポイント

 

1級山岳　ピオナル峠 (13.8 km・5.5%)

ポイント獲得順位は

1. シルヴァン・モニケ　Lotto Soudal　10ポイント
2. フィリッポ・ザナ　Team Jayco AlUla　6ポイント

 

残り105.5km。先頭は2分51秒差に。

 

シルヴァン・モニケの水のかけ方。相当暑そう。

 

フィリッポ・ザナも頭から水を。

 

残り84.8km。集団はRed Bull-BORA-hansgroheが引いている。先頭はニコ・デンツ。

 

ワウト・ファンアールトは、補給。

 

残り66.4km。ニコ・デンツが引いて2分7秒差とタイム差変わらず。

 

Bahrain Victoriousのヤシャ・ズッタリンがパンク。

 

3級山岳　ミラベテ峠 (7.9 km・4.3%)

Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクがアタックか。

 

と、思ったら単なる補給だった。

 

ワウト・ファンアールトは、笑いながら会話して上がっている。ここでマイヨロホを手放しても、まだステージ優勝できるチャンスは多い。ポイント賞は狙うのだろうか。

 

残り48.5kmで2分58秒と開いている。

 

ブルーノ・アルミライルが猛烈に引く。

 

ブルーノ・アルミライル先頭で通過。シルヴァン・モニケが16ポイントで山岳賞トップに。

1. ブルーノ・アルミライル　Decathlon AG2R La Mondiale Team　3ポイント・6秒
2. フィリッポ・ザナ　Team Jayco AlUla　2ポイント・4秒
3. シルヴァン・モニケ　Lotto Soudal　1ポイント・2秒

 

ブルーノ・アルミライルが先頭からアタック。

 

ブルーノ・アルミライルが、早く来て回せとジャスチャー。

 

Equipo Kern Pharmaのパブロ・カスティーリョだけが、追いついてきた。

 

残り35.1kmで2分14秒。Red Bull-BORA-hansgroheのパトリック・コンラットが引いている。

 

ブルーノ・アルミライルは、31秒遅れの総合8位なので現在バーチャルリーダーだ。

 

スプリントポイント　フルダン

先頭はEquipo Kern Pharmaのパブロ・カスティーリョがトップ通過。

 

カーデン・グローブスが、ギリギリでワウト・ファンアールトをかわして集団トップ通過。

 

集団も通過。

1. パブロ・カスティーリョ　Equipo Kern Pharma　20ポイント
2. ブルーノ・アルミライル　Decathlon AG2R La Mondiale Team　17ポイント
3. カーデン・グローブス　Alpecin-Deceuninck　15ポイント
4. ワウト・ファンアールト　Team Visma | Lease a Bike　13ポイント

 

1級山岳　ピコ・ビリュエルカス (14.6 km・6.1%)

ワウト・ファンアールトは、集団から切れている。これで明日も狙えるか。

 

残り12km。1分25秒差に。

 

残り11.5km。Red Bull-BORA-hansgroheが引くパターンに変わりなし。

 

残り8kmで40秒差に。

 

今年引退となるリゴベルト・ウランは切れてしまった。

 

残り6.5kmで28秒差。

 

UAE Team Emiratesは、パヴェル・シヴァコフからジェイ・ヴァインにスイッチ。

 

残り5.5km。勾配がきつくなる4kmまでに先頭を捕まるのか。

 

残り5.1km。まだ16秒ある。

 

先頭が捕まった。パヴェル・シヴァコフが抜いていく。

 

さあ、プリモッシュ・ログリッチが先頭に立つ。早くないか。

 

おっと、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのフェリックス・ガルがアタック。

 

残り3.5km。フェリックス・ガルがリードして、プリモッシュ・ログリッチが先頭で追ってくる。

 

残り2.9km。プリモッシュ・ログリッチが、エンリク・マスとレナート・ヴァン・エトヴェルトを連れて上がってくる。

 

さあ追いついた。

 

フェリックス・ガルが遅れた。3人に絞られる。

 

20%勾配を越えた。

 

残り2.3km。路面はコンクリート。

 

残り2km。エンリク・マスが先頭に。

 

追走は3人。

1. ジョアン・アルメイダ　UAE Team Emirates
2. マシュー・リシテーロ　Israel – Premier Tech
3. フェリックス・ガル　Decathlon AG2R La Mondiale Team

 

UAE Team Emiratesのジョアン・アルメイダ先頭で追い付いてきた。

 

セップ・クスは遅れている。UAE Team Emiratesのパヴェル・シヴァコフの後ろについている。

 

残り1kmを切った。これはスプリントだ。

 

Israel – Premier Techのマシュー・リシテーロがアタック。

 

Soudal – Quick Stepのミケル・ランダが追いついてきた。

 

マシュー・リシテーロをプリモッシュ・ログリッチがマーク。

 

ミケル・ランダが遅れる。

 

残り400m。

 

牽制となったところでミケル・ランダが追いつき、アタック!

 

ミケル・ランダをレナート・ヴァン・エトヴェルトが追い込む。

 

レナート・ヴァン・エトヴェルトが、ミケル・ランダをかわして先頭でゴールへ。

 

しかし、プリモッシュ・ログリッチが追い込んでくる。

 

ゴール手前でプリモッシュ・ログリッチが追いつく。

 

レナート・ヴァン・エトヴェルトが勝利の手をあげようとしたが～。

 

プリモッシュ・ログリッチがゴール手前で交わした!

 

レナート・ヴァン・エトヴェルトの、上げたその手は、悔しさの手に代わってしまった。少し手をあげるのが早かった。

 

この差だ。プリモッシュ・ログリッチが、前評判通り最初の山岳ステージを制した。これで、プリモッシュ・ログリッチの不調説は打ち消された。

はやくも第4ステージでプリモッシュ・ログリッチがマイヨロホ着用だ。

 

リザルト

ステージ優勝となったRed Bull-BORA-hansgroheのプリモッシュ・ログリッチ

特にチームには感心したよ。このステージでの勝利は、今日のメインゴールではなかったけれど、この暑さの中、みんなが一生懸命走っているのを見ると、勝利で終われたことを嬉しく思う。

ステージ優勝を確認する必要はないと言っていたけれど、他に選択肢がなかったんだ（笑）。

最後の上りはとてもタフで急だった。

数時間後に背中の調子が悪くなった。まだ経過を見ないといけないけど、これ以上悪化しないことを祈るよ。目標は変わらない。

今回のステージ優勝で、ブエルタで13勝目ですね。勝利に慣れましたか?

最後がいつになるかわからない。それが人生だから、これからも楽しみ続けるよ。今日のチームワークの後、完走できたことをとても嬉しく思っている。

 

2位となったLotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルト

そうだね……ルーキーのうちは、スプリントしてラインを越えて、その手前で止まってはいけないということを学ぶんだ。ダブルだよ。この調子で優勝争いができることにとても満足している。

ここ数ヶ月は決して楽なものではなかった。まだ日はたくさん残っている。春からの自分のレベルに戻れたことにとても満足している。あとで、満足できるようになるんだ。

これが最初のテストだったし、みんなの立ち位置もよく分かっているはず。自分の立ち位置には、これ以上ないほど満足している。

 

4位　Movistar Teamのエンリク・マス

本当にものすごく暑かった。普通じゃなかった。幸いなことに、マヨルカでは慣れているんだ。

 

5位　Decathlon AG2R La Mondiale Teamのフェリックス・ガル

この気温でペースを上げるのは本当に難しい。誰もが今日の暑さに苦しんだ。ジロとブエルタは気温が違うから、まったく違うんだ。今日は本当に暑かった。

 

7位　Soudal – Quick Stepのミケル・ランダ

 

 

11位となったTeam Visma | Lease a Bikeのセップ・クス

このブエルタ最初の山岳対決を、どう振り返っているのだろうか？

とてもタフだった。暑さで大変だったし、まだ大きな集団だったから、出走するのも難しかった。

かなり緊張したし、時間もかかった。最高のフィーリングではなかった。20～30秒は譲歩しなければならなかったと思う。それでもまだ満足できる。

 

第4ステージ　リザルト

プリモッシュ・ログリッチは、いつものテレマークポーズ。

総合

ポイント賞

ワウト・ファンアールトのコメント

今日は特に暑かった。みんな苦しんだと思う。そのおかげで、レースコースはコントロールされた。Red Bull-BORA-hansgroheはレースをコントロールするために本当に準備していた。

最後の上り坂の頂上に着いたとき、彼らがステージ優勝しているのが見えた。それ以外は、最後の上りで何が起こったのかまったくわからない。

正直言って、とてもいい日だった。多くのライダーがステージ優勝を祝福してくれた。ロードのフィーリングもとても良かった。昨日の勝利の後だから、今日はキロを重ねるのが楽だった！

 

山岳賞

新人賞

Extended Highlights - Stage 4 - La Vuelta 2024

Discover the Stage 4 highlights WEB: h...

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