第4ステージは、最後の登りの厳しさもあったけれど、40℃という暑さもライダーを苦しめた。
最後の、1級山岳 ピコ・ビリュエルカスの20%を越えるコンクリ舗装の斜面では、多くのライダーが苦しめられている。
最初の山岳ステージを終えて、総合争いから大きく遅れたライダーは誰だろうか。
リチャル・カラパス EF Education-EasyPost
Carapaz and Adam Yates among those losing time today pic.twitter.com/Dix12I1gWj
— the Inner Ring (@inrng) August 20, 2024
リチャル・カラパスは初日の個人タイムトライヤルで40秒のハンディがあったけれど、第4ステージでは、プリモッシュ・ログリッチから1分29秒遅れてゴール。
総合では、2分2秒差の26位となってしまった。流石に2分のタイム差をつけられては、総合優勝争いからは脱落だ。
リチャル・カラパスがいうには、耐えがたい暑さにやられたと。
ここからは、ステージ優勝狙いに切り替えるかもしれない。調子が上がれば2022年のように山岳賞獲得という目標も見えてくる。
アダム・イェーツ UAE Team Emirates
Adam Yates forventer lidt af et festfyrværkeri på dagens etape i Vueltaen🤩
Du kan se med fra kl. 14:30 på Max📺#cyklingdkhttps://t.co/MpbmhSoFI5
— Eurosport Cykling (@ES_Cykling) August 20, 2024
UAE Team Emiratesでは、ジョアン・アルメイダと並んでエースと考えられていたアダム・イェーツ。
初のグランドツアー制覇の夢は、消えてなくなったようだ。リチャル・カラパスに次いでステージ26位。
総合では、1分56秒遅れの22位となり、ここからはチームのジョアン・アルメイダのアシストに回ることになる。
テイメン・アレンスマン INEOS Grenadiers
Thymen Arensman kent dramatische start van etappe 4 Vuelta en valt met De Plus en Rodriguez https://t.co/RmF07dYfBX
— In de Leiderstrui (@IndeLeiderstrui) August 20, 2024
テイメン・アレンスマンは、今回 INEOS Grenadiersのエースナンバーをつけているけれど、ステージ39位でトップから2分35秒遅れ。
総合では2分57秒遅れの33位に後退。ここからは、総合18位となったカルロス・ロドリゲスのアシストに回ることになる。
なお、序盤に落車したローレンス・デプルスとオスカル・ロドリゲスはレース続行可能となっている。
テイオ・ゲイガンハート Lidl – Trek
Tao Geoghegan Hart missede Tour de France grundet et styrt i Critérium du Dauphiné🚴
Hør ham sætte ord på det før 3. etape af Vuelta a España👇#cyklingdk #LaVuelta24 https://t.co/mmbbpjDaCt
— Eurosport Cykling (@ES_Cykling) August 19, 2024
テイオ・ゲイガンハートにとって、このブエルタは厳しそうだ。ブルゴスでの転倒で出場も危ぶまれていたが、やはりベストには程遠いようだ。
2020 ジロ・デ・イタリアの覇者は、ステージ66位。総合24位から、総合60位の8分44秒差と急降下。
これからはチームのマティアス・スケルモースイェンセン(総合8位)をアシストする役目に回りそうだ。
ここからもスペインは40℃近い気温が予想されており、ライダーにとっては灼熱の暑さとの戦いが待っている。
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