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世界チャンピオンのフィリッポ・ガンナがまたも敗れる 東京オリンピックの個人TTは大丈夫なのか?

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Photo credit: Sum_of_Marc on Visualhunt.com
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2020世界選手権個人タイムトライヤルチャンピオンのフィリッポ・ガンナは、タイムトライヤルでは8連勝を飾っていた。

だが、その記録も今年になって途切れてしまう。ガンナも人間であることを証明したと言ってもよいかも。

ジロ・デ・イタリアでは、見事に復活して二つのタイムトライヤルを全て勝利。ガンナのTT連勝記録はまた、これから始まると思われていたのだが…..。

これまで2年連続で優勝していたイタリア選手権でまさかの結果となってしまう。

 

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イタリア選手権タイムトライヤル

photo federciclismo

 

東京オリンピックのタイムトライヤルの最後のテストだったイタリア選手権。

45.7kmのコースで登りを含む厳しいコース。2回目の中間タイムチェックでは、

  1.  マッテオ・ソブレロ 
  2. フィリッポ・ガンナ +0:01
  3. エドアルド・アッフィニ  +0:05
  4. マティア・カッタネオ  +0:12

 

前日のインスタ報告ではフィリッポ・ガンナは、100%イタリア産のトマトを使用したベベロンチーノを食べて望んだ。

登りは2kmだが、暑さに翻弄されたフィリッポ・ガンナは、徐々にペースを落としてしまう。

 

photo federciclismo

 

結局、優勝したのは、アスタナのマッテオ・ソブレロ。

今年NTT Pro cyclingから移籍。確かにTTは速くなっている。今年のジロ最終ステージでは、サポートカーに邪魔されて表彰台を逃していたけれど。

 

2位には、ジロ第1ステージ2位、最終ステージ3位だった、ユンボ・ヴィズマのエドアルド・アッフィニ。これは実力通り。

第3位には、マティア・カッタネオが入っている。

 

ガンナが敗因を語る

 

ガンナは後半にかけて力が抜けていくような走り。結局ゴールでは46秒も遅れてしまった。

原因は、登りと暑さだったと言う。夏場のTTでは暑さに強くない選手が軒並みタイムを落としている。レムコ・エヴェネプールも暑さにやられたといっているし。

レミ・カヴァニャもメカトラと暑さにまいったと。

ガンナは、東京ではトラックのほうに重点を置くと言っているけど、個人タイムライヤルの優勝の行方は本当にわからなくなってきた。

東京の夏の暑さを知るライダーは少ないだろうし。フィリッポ・ガンナが東京オリンピックで絶対に金メダルを取れるという確証はなさそうだ。

東京で勝つのは、暑さに強く、湿度が高くでも実力を発揮できるライダーとなりそうだ。

 

リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time Avg
1
 SOBRERO Matteo
Astana – Premier Tech 50 15 0:58:40 0.000
2
 AFFINI Edoardo
Team Jumbo-Visma 30 7 0:26 0.000
3
 CATTANEO Mattia
Deceuninck – Quick Step 20 2 0:41 0.000
4
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers 15   0:53 0.000
5
 FELLINE Fabio
Astana – Premier Tech 10   2:20 0.000
6
 RIVI Samuele
EOLO-Kometa 5   3:26 0.000
7
 TIBERI Antonio
Trek – Segafredo 3   3:47 0.000
8
 COLLEONI Kevin
Team BikeExchange 3   4:16 0.000
9
 BEVILACQUA Simone
Vini Zabù 1   5:27 0.000
10
 BAIS Davide
EOLO-Kometa 1   5:50 0.000

 

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