アスタナプロチームはチームプレゼンテーションで来シーズンのメンバーと新しいチームジャージの公開を行った。
アスタナは、チームバイクをArgon18からWilier Triestinaに変更する発表もしている。
チームジャージも変わったというんだけれども、これがわかりにくい。ただ、背中のデザインはチームの歴史を表していて中々カッコイイかも。
ジャージの比較
2019年シーズンのカラーはブルーだ。袖とエリには黄色が入ってアクセントとなっている。
こちらが新しい2020年のジャージなんだけれども~。
パッと見はどこが違うかわからない(^^;
セカンドスポンサーとして、Premier Techが投資を強化し、さらに3年間契約することになったので、前後にスボンサー名が追加されているのが変わった所。
背中のデザインがチームの歴史を飾る
アスタナ2020年ジャージの最大の特徴はチームの歴史を表している背中のデザインにあるだろう。
イタリア・フランス・スペインのマップの横にグランドツアー制覇した年が刻まれている。
優勝したライダーはニバリが3回。コンタドールも2回制覇している。
マップと優勝した年だけがジャージには刻まれている。
15年というチームの歴史の中で、8回のグランツール制覇とオリンピック金メダルを獲得しているのは素晴らしい記録だ。
来年以降さらに、勝利の年が刻まれていくのだろうか?
アスタナのグランドツアーのリーダー
🗣️”We have to try to get back on the podium of the Grand Tours”
— Astana Pro Team (@AstanaTeam) December 15, 2019
🎥Relive the 15th team presentation of Astana Pro Team!#AstanaProTeam #TeamPresentation pic.twitter.com/jJtsUPr3Tt
アスタナは、今シーズンキャリア最大の活躍をしたヤコブ・フルサンがジロ・デ・イタリアをリーダーとして狙う。
今シーズン同様の調子の良さならば、総合上位も狙えるはずだ。
25歳となったミゲルアンヘル・ロペスがついにツール・ド・フランスに出場となる。彼をサポートするのは、アレクセイ・ルチェンコだ。
2度目のカザフスタンチャンピオンを獲得したアレクセイ・ルチェンコはアルデンヌクラシックを狙うと共に、ツールではステージ優勝も狙う。
そして、アレクセイ・ルチェンコの最大のターゲットはオリンピック金メダルだ。
大きな戦力補強のなかったアスタナは、37勝をあげチームランキング4位をあげた今シーズンの活躍が出来るだろうか?
カタルド、コルトニールセン、ビルバオ、ゼイツ、ヤン・ヒルトなど山岳クラマーがチームを去っている。
ミゲルアンヘル・ロペスの山岳でのアシストは手薄になることが予想され、若きエースは孤軍奮闘のアタックを繰り出すことになるかもしれない。
Astana’s 2020 roster
2020年のメンバーは28人だ。このメンバーでランキング上位死守をしなければならない。
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