今シーズン、クラシックではバツグンの走りを見せてくれたヤコブ・フルサン。
UCI獲得ポイントも堂々の3位とチームに大きく貢献している。
かれは来シーズン、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスのダブルツールを走るというが、チームにはミゲルアンヘル・ロペスという若いエースがいる。
2019キャリアハイの成績
34歳のヤコブ・フルサンは今シーズン文句なしのキャリアハイの成績をおさめた。特に春先のクラシックではジュリアン・アラフィリップとの二人逃げは何度も見た光景だった。
あらためて彼の今シーズンの成績を見てみよう。
ツール・ド・フランスの前哨戦である クリテリウム・デュ・ドーフィネでは総合優勝。期待されたツールだったが、2度のクラッシュによってリタイヤとなってしまう。
ブエルタ・ア・エスバーニャではミゲルアンヘル・ロペスのアシストとして走ったが自身初のグランツールステージ優勝に総合でも13位と好成績を収めた。
そんな、ヤコブ・フルサンが来年の目標をデンマークのテレビチャンネルTV 2 Sportで語っている。
来シーズンは、ダブルツールを走るかもしれないが自分はジロ・デ・イタリアでリーダーとして走るそうだ。
来シーズンのレーススケジュールを見ると
- 3月8日:ストラーデビアンケ
- 4月19日:アムステルゴールド
- 4月22日:フレッシュ・ワロンヌ
- 4月26日:リエージュ~バストーニュ~リエージュ
- 5月9日:ジロ・デ・イタリア
物凄く、ざっくりとしたスケジュールだがクラシックとジロが目標となる。
ツール・ド・フランスについては、ミゲルアンヘル・ロペスのアシストとして走るかどうかは決定的ではないようだ。
ヤコブ・フルサンは2016年のリオデジャネイロオリンピックでは銀メダルを獲得しており、東京ではゴールドのメダルを当然目指している。
前回リオでは、ツールでファビオ・アルーをアシストしてオリンピックに出場しており同様な展開で目指すようになるかもしれない。だが、その場合100%の状態では望めないだろう。
厳しいレースになるほど真価を発揮するヤコブ・フルサンには東京のコースはうってつけだ。
今シーズン、食生活の改善でキャリアハイの成績をおさめたヤコブ・フルサン。来シーズン更なる活躍が出来るのか注目しておきたい。
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