すでに昨日、チームから報告されていたが、ここまで絶好調のワウト・ファンアールトがロンド・ファン・フラーンデレンに出れない可能性が高いようだ。
現在、自宅におり、ロンド・ファン・フラーンデレンの試走もチームとは一緒にしていない。
状況が変わるかと思っていたけど、ワウト・ファンアールトの出場はない可能性が非常に高いようだ。
代走はいない
🇧🇪 #RVV22
Wout van Aert is not feeling well, so he will not join the Tour of Flanders recon. His participation in the Tour of Flanders is unlikely. pic.twitter.com/dxsZvPrWSh
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) March 31, 2022
チームのツイートでは
ワウト・ファンアールトは体調不良のため、ツアー・オブ・フランダースのリコンに参加しない。彼のツアー・オブ・フランダースへの参加は難しいでしょう。
と書かれている。
100%ないとは言っていないけど、逆に100%の状態でスタートすることもないということだ。
現在発表されているJumbo-Vismaのロンド・ファン・フラーンデレンのメンバーは
- ワウト・ファンアールト
- ティシュ・ベノート
- クリストフ・ラポルト
- エドアルド・アッフィニ
- マイク・テウニッセン
- ティモ・ローセン
- ネイサン・ファンフーイドンク
チームは、ギリギリまでワウト・ファンアールトの出場の可能性を探るので、メンバーの代替えはない。
ワウト・ファンアールトの病状については全く情報はない。トップフォームのライダーは、体重管理もギリギリで、マスクをしていない観客が多い中、ウイルス感染した可能性は高いと言えるだろう。
多分、アムステルゴールドレースを目指すことになるのではないかと。
チームは、クリストフ・ラポルトとティシュ・ベノートの二人がエースとなりロンド・ファン・フラーンデレンを戦う。
ここまで、ワウトを加えた3人が効果的にレース展開していただけに、二人となるとチームは戦術を変えないといけない。
他チームのマークも二人で良いとなると見方も変わってくるだろう。それでも、エース二人を揃えたJumbo-Vismaの優位は変わらない。
ただ、個々の強さで言えば、マチュー・ファンデルプール、タデイ・ポガチャル、トム・ビドコックが優勝候補として上がってくる。
しかしながら、距離が272.5kmなので、背中に不安のあるマチュー。胃の問題のあるトム・ビドコック。初めて経験するタデイ・ポガチャル。
それぞれに、ベストと言える状態ではないので、これでワウトがいない場合、誰が勝つのか本当にわからない状態になったのは間違いない。
あと二日あるが、Jumbo-Vismaは6人で、スタートラインに立つ可能性は高い。
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