2022世界シクロクロス王者であり、東京オリンピックMTB金メダリストのトム・ピドコックがINEOS Grenadiersと2027年までの延長契約を発表した。
実に一気に5年もの延長だ。やはり、才能ある英国の天才ライダーをチームは離すはずはなかった。
5年契約
2⃣0⃣2⃣7⃣@Tompid 🤝 @INEOSGrenadiers pic.twitter.com/IPDQ9nzHXi
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) March 31, 2022
これまで2026年まで契約しているエガン・ベルナルが最も長くチームに所属する選手となるはずだった。
トム・ビドコックは、これを越えて2027年までチームに滞在する。
チームは、将来的にエースとしてチームを引っ張るライダーとして、ピドコックに期待しているということだ
トム・ビドコックは、チーム公式サイトで以下のようにコメント。
INEOSGrenadiersは私にとって適切なチームだ。過去1年間で私の家になり、参加することを夢見て育ったチームだと思うと信じられないほどだ。
チームとINEOSの信頼を得ることは素晴らしい気持ちだ。
私が出会って一緒にレースをしたスタッフとライダーの質の高さから、私のキャリアの次の5年間を過ごすのにこれ以上のチームはないことは、明らかだった。
INEOSGrenadiersは、私がレースに参加したすべての分野で、私をずっと支えてくれた。
マウンテンバイクのオリンピックゴールドとシクロクロスの世界タイトルに至るまで、これ以上のサポートを求めることはできない。
モニュメント、世界タイトル、そしてある日グランドツアーを追いかけるという私の将来の目標にとって、これは間違いなく最高の場所だ。
ビドコックは、ドワルス・ドール・フラーンデレンで3位に入り表彰台を獲得。胃の調子が悪く、原因がわからないと言われていたが、調子は良くなったようだ。
次のロンド・ファン・フラーンデレンでも、チームの主役として活躍出来れば問題ないと言ってよいだろう。
現在、ジロとツールの両方のロングリストに乗っている。
どちらを走るのかは決定していないが、将来を睨んで経験を積んでおく舞台となるだろう。もしくは、ステージ優勝を勝ち取るかもしれない。
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