現在、Team Arkéa Samsicの総合エースとして活躍しているワレン・バルギルが移籍となった。
移籍先はTeam dsm – firmenichだ。元々、2017年までこちらのチームで走っていたが、7年振りにチーム復帰となる。
3年契約
— Team dsm-firmenich (@TDSM_Firmenich) August 14, 2023
“I have great memories here so I know what it takes to be a part of the team, and I strongly believe this is a great environment for me to get the most out of myself in.” – @WarrenBarguil#WelcomeWarren as he joins us next year through 2026!✍
ワレン・バルギルの主な成績を見てみると
Sunwebで走っていた時、バルギルは2017ツール・ド・フランスで山岳賞を獲得。
2つのステージで勝利し、総合では10位。チームには、トム・デュムランがいるためバルギルは、2018年にArkéa Samsicに移籍した。
Arkéa Samsicは、バルギルがエースのチームだったが彼の成績は低迷。そして、二回も骨折をしてしまう。
2019年にフランス選手権ロードを獲得して、ようやく復活。低迷期には引退しようかと思ったと語っている。
2022年シーズンは、ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージで勝利。
さらに、ミゲル・インドゥラインにちなんで行われるワンデーレース、グラン・プレミオ・ミゲル・インドゥラインでも勝利している。
ただ、今シーズンは勝利なし。Team Arkéa Samsicは、ナイロ・キンタナを解雇したために、総合はワレン・バルギルのみが狙う体制に。
ジロ・デ・イタリア総合17位。ツール・ド・フランス総合22位。総合順位が狙えなくなってからは、ジロでもツールでも何度も逃げを続けていた。
31歳で、古巣に戻る訳だけど、どのような立場で走るのかはわからない。
ワレン・バルギルのコメントは
その機会が再び訪れようとしていたとき、私たちはこれからの季節にお互いに何を得たいかについて、本当に素晴らしい会話をした。
もちろん、私にはここでの経験と素晴らしい思い出があるので、チームの一員になるために何が必要かを知っている。
そして、これが私にとって自分自身を最大限に発揮できる素晴らしい環境であると強く信じている。
この決断の主な要因は次のとおりです。最高の自分になるために数年を全力で捧げたいと思っている。
それを念頭に置いて、Team dsm – firmenichに戻ることは非常に迅速かつ簡単な決断だった。来年、懐かしい顔ぶれや、新しい顔ぶれに会えることを楽しみにしている。
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